ミクロネシアの小さな島・ヤップより:ヤップで頑張る日本製品
2015-05-29T21:07:50+09:00
suyap
太平洋に浮かぶ小さな島・ヤップから、島の暮らしや海・陸の自然、日々思うことなどを書いてます。
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日本経由のイタリアン・スパゲティ
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2015-05-29T20:40:00+09:00
2015-05-29T21:07:50+09:00
2015-05-29T20:40:04+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
ヤップで頑張る日本製品、久しぶりのエントリーです。いまお気に入りのスパゲッティCASALE DORATO、かなり長いこと、実はこれが日本からの輸入品とは気づかずに買っていました^^
ヤップには日清フーズさんのマ・マー スパゲティなど日本製スパゲティも入っているのですが、いまいちコシが...それに(まさか国産粉ではないでしょうけど)ベクレてるかもしれないし。いっぽうで安いアメリカ産イタリアン・スパゲティは、いまいちコクが...ない。その両方をそこそこ満たしてくれたのが、このCASALE DORATO $2.55(500g)でした。
ゆで時間はしっかり8分、それでも日本製のようにクニャクニャにはならず、アメリカ製の安物のように太りすぎもせず、調理後に時間が経ってもコシが残っています。ヨシヨシ、品薄になるまえに買い占めておこう...(これって、ヤップで輸入品を買う場合には必須のテクニック。万一、品切れになると、いつその商品が入るかわかったものじゃないですから)。
そう決心するやいなや、財布の残金を確かめ勇んでBlue Lagoon商店に出向き、棚のスパゲティをショッピング・バスケに入れながら、ふと、初めてウラ書きをしっかり読んでみたのでした。うぎゃ~~~日本語が!
イタリア製には違いなさそうですが、富山県の日本製麻株式会社が日本国内で輸入販売しているもののようです。それにしても、なんで「製麻」、つまり麻製のロープや袋を作っている会社がスパゲティを???経営者の中にイタリア大好き人がおられるのでしょうか?興味はつきません...そこでWiki先生にお伺いしてみると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%BA%BB食品事業も主力事業の一つで、1928年に、日本で初めての国産スパゲッティを製造した「ボルカノ」が、現在の日本製麻株式会社ボルカノ食品事業部である。なななんと!?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A31928年、日本で初めての国産スパゲッティ「ボルカノ」は兵庫県尼崎市南塚口町(現在のピッコロシアター)にあった高橋マカロニ(髙橋胖氏)によって製造された。この商品名は彼がイタリアでスパゲティに出会い、その時見たヴェスヴィオ火山からネーミングした。当時は「スパゲッチ」と称した。(現在は日本製麻株式会社ボルカノ食品事業部)へえ~!!!
ところでこのCASALE DORATO、なんと日本国内では100円前後で売られているとか...円安のおかげか、ヤップに入って来る日本製品がやや値下がり気味で喜んでいましたが、実は決してお安くはないようですね。
最後に心配でしようがないヌッポン政治状況...本日は、わたしのツボにハマりまくった内田樹せんせの記事をご紹介しておきます。読みながら、パソコンの前で思わず「よお~し!」「そだそだ~」とひとり気炎を上げてました:
国旗国歌について
http://blog.tatsuru.com/2015/05/28_1617.php
全文を下にコピペさせてもらいました(いいよね?内田樹せんせ)
http://suyap.exblog.jp/21287926/#21287926_1
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ヤップ島あれこれ
ヤップのマンタ 国立大学での国旗掲揚国歌斉唱を求める文科省の要請に対して、大学人として反対している。その理由が「わからない」という人が散見される(散見どころじゃないけど)。
同じことを何度もいうのも面倒なので、国旗国歌についての私の基本的な見解をまた掲げておく。
今から16年前、1999年に書かれたものである。私の意見はそのときと変わっていない。国旗国歌法案が参院を通過した。
このような法的規制によって現代の若者たちに決定的に欠落している公共心を再建できるとは私はまったく思わない。すでに繰り返し指摘しているように、「公」という観念こそは戦後日本社会が半世紀かけて全力を尽くして破壊してきたものである。半世紀かけて国全体が壊してきたものをいまさら一編の法律条文でどうにかしようとするのはどだい無理なことだ。
ともあれ、遠からず、この立法化で勢いを得て騒ぎ出すお調子者が出てくるだろう。式典などで君が代に唱和しないものを指さして「出ていけ」とよばわったり、「声が小さい」と会衆をどなりつけたり、国旗への礼の角度が浅いと小学生をいたぶったりする愚か者が続々と出てくるだろう。
こういう頭の悪い人間に「他人をどなりつける大義名分」を与えるという一点で、私はこの法案は希代の悪法になる可能性があると思う。
一世代上の人々ならよく覚えているだろうが、戦時中にまわりの人間の「愛国心」の度合いを自分勝手なものさしで計測して、おのれの意に添わない隣人を「非国民」よばわりしていたひとたちは、8月15日を境にして、一転「民主主義」の旗持ちになって、こんどはまわりの人間の「民主化」の度合いをあれこれを言い立てて、おのれの意に添わない隣人を「軍国主義者」よばわりした。こういうひとたちのやることは昔も今も変わらない。
私たちの世代には全共闘の「マルクス主義者」がいた。私はその渦中にいたのでよく覚えているが、他人の「革命的忠誠心」やら「革命的戦闘性」についてがたがたうるさいことを言って、自分勝手なものさしでひとを「プチブル急進主義者」よばわりしてこづきまわしたひとたちは、だいたいが中学高校生のころは生徒会長などしていて、校則違反の同級生をつかまえて「髪が肩に掛かっている」だの「ハイソックスの折り返しが少ない」だのとがたがた言っていた連中であった。その連中の多くは卒業前になると、彼らの恫喝に屈してこつこつと「プロレタリア的人格改造」に励んでいたうすのろの学友を置き去りにして、きれいに髪を切りそろえて、雪崩打つように官庁や大企業に就職してしまった。バブル経済のころ、やぐらの上で踊り回っていたのはこの世代のひとたちである。こういうひとたちのやることはいつでも変わらない。
いつでもなんらかの大義名分をかかげてひとを査定し、論争をふきかけ、こづきまわし、怒鳴りつけることが好きなひとたちがいる。彼らがいちばん好きなのは「公共性」という大義名分である。「公共性」という大義名分を掲げて騒ぐ人たちが(おそらくは本人たちも知らぬままに)ほんとうにしたがっているのは他人に対して圧倒的優位に立ち、反論のできない立場にいる人間に恫喝を加えることである。ねずみをいたぶる猫の立場になりたいのである。
私は絶対王政も軍国主義もスターリン主義もフェミニズムも全部嫌いだが、それはその「イズム」そのものの論理的不整合をとがめてそう言うのではない。それらの「イズム」が、その構造的必然として、小ずるい人間であればあるほど権力にアクセスしやすい体制を生み出すことが嫌いなのである。
正直に言って、日本が中国や太平洋で戦争をしたことについて、私はそれなりの歴史的必然があったと思う。その当時の国際関係のなかで、他に効果的な外交的なオプションがあったかどうか、私には分からない。たぶん生まれたばかりの近代国民国家が生き延びるためには戦争という手だてしかなかったのだろう。
しかし、それでも戦争遂行の過程で、国論を統一するために、国威を高めるために、お調子者のイデオローグたちが「滅私奉公」のイデオロギーをふりまわして、静かに暮らしているひとびとの私的領域に踏み込んで騒ぎ回ったことに対しては、私は嫌悪感以外のものを感じない。
小津安二郎の『秋刀魚の味』の中に、戦時中駆逐艦の艦長だった初老のサラリーマン(笠智衆)が、街で昔の乗組員だった修理工(加東大介)に出会って、トリスバーで一献傾ける場面がある。元水兵はバーの女の子に「軍艦マーチ」をリクエストして、雄壮なマーチをBGMに昔を懐かしむ。そして「あの戦争に勝っていたら、いまごろ艦長も私もニューヨークですよ」という酔客のSF的想像を語る。すると元艦長はにこやかに微笑みながら「いやあ、あれは負けてよかったよ」とつぶやく。それを聞いてきょとんとした元水兵はこう言う。「そうですかね。そういやそうですね。くだらない奴がえばらなくなっただけでも負けてよかったか。」
私はこの映画をはじめてみたとき、この言葉に衝撃を覚えた。戦争はときに不可避である。戦わなければ座して死ぬだけというときもあるだろう。それは、こどもにも分かる。けれども、その不可避の戦いの時運に乗じて、愛国の旗印を振り回し、国難の急なるを口実に、他人をどなりつけ、脅し、いたぶった人間がいたということ、それも非常にたくさんいたということ、その害悪は「敗戦」の悲惨よりもさらに大きいものだったという一人の戦中派のつぶやきは少年の私には意外だった。
その後、半世紀生きてきて、私はこの言葉の正しさを骨身にしみて知った。
国難に直面した国家のためであれ、搾取された階級のためであれ、踏みにじられた民族の誇りのためであれ、抑圧されたジェンダーの解放のためであれ、それらの戦いのすべては、それを口実に他人をどなりつけ、脅し、いたぶる人間を大量に生み出した。そしてそのことがもたらす人心の荒廃は、国難そのもの、搾取そのもの、抑圧そのものよりもときに有害である。
現代の若い人たちに「公」への配慮が欠如していることを私は認める。彼らに公共性の重要であることを教えるのは急務であるとも思う。しかし、おのれの私的な欲望充足のために、「公」の旗を振り回す者たち(戦後日本社会で声高に発言してきたのはほぼ全員がその種類の人間たちである)から若者たちが学ぶのは、そういう小ずるい生き方をすれば、他人をどなりつける側に回れるという最悪の教訓だけだと私は思う。
国旗国歌法によって日本社会はより悪くなるだろうと私は思う。だが、それは国旗や国歌のせいではない。
引用元:国旗国歌について
http://blog.tatsuru.com/2015/05/28_1617.php]]>
ゴールデン・マッカレル
http://suyap.exblog.jp/20445065/
2014-11-30T20:10:00+09:00
2014-12-21T22:11:36+09:00
2014-11-29T18:04:08+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
し・か・も…1缶(190g)が$3.15という高値。ラベルにはPremium、The Seasonal Harvestとあるものの、同じサイズの赤や緑のラベルだと1缶$1.75だから、ほぼ8割り増しの値段設定だ。これを売っていたBlue Lagoon Storeによると、それでもパラオよりもヤップのほうが安いので、パラオ人がヤップに来ると、みんな大量に買い占めていくという。知らなかったなあ(笑)。
良いブログ・ネタにはなるけれど、サバ缶に3ドルオーバーは高いよね、どうしようかな…と散々悩んだあげく、ついに買っちまいました。たった一個のゴールデン・マッカレルを手にして逡巡するわたしを哀れんだか、レジのおばちゃんが、「これ、おまけ」とタオルをくれた。わ~い!
そうか、京和商事さんも創立40周年になったのか…。
ミクロネシアではあまりにも見慣れた存在なので(ヤップにも営業員が毎月御用聞きに来ておられる)、今までウエブサイトの存在すら気づかなかったけれど、京和商事さんとサンフラワー・ブランドとは、こういう関係だったんですね。
ところで、このゴールデン・マッカレル、いったい中身の正体は?
伊藤食品のウエブサイトによれば、
http://www.ito-foods.jp/lineup.php
旬鯖限定 鯖水煮◎青森~銚子沖で、8月~12月に漁獲された脂乗りのいい旬鯖を使用した商品です。一度も冷凍していない生鯖なので、鯖本来の旨みが余すことなく詰まっています。とのこと。ふつうの水煮缶との違いは、脂乗りのいい旬鯖で冷凍してない生鯖を使用というところがミソのようだ。それにしても、青森~銚子沖で、8月~12月に漁獲されたとは…ちょっと かなりコワイなあ。
そこで念のために製造者と製造所を調べてみたら、
製造所固有記号検索サイトhttp://tosymsoft.com/prosrch/index.cgiを駆使して調べても、ITO3もMKNも出てこないかわり、TKGはマルハニチロ茨城工場ということがわかった。MKN:サバの水煮のこと?
140110:製造年月日
TKG:マルハニチロ茨城工場サンフラワー・ブランドのサバ缶には、ITO3と、TKGと、少なくとも2種類の刻印があって、ITO3のほうが、圧倒的に新鮮で美味しく、あたりはずれがほとんどない。TKGの中には、オイルがすっかり干からびていたり、味が変質していたりするものがたまにある。うーむ、TKGはマルハニチロだったか…(別に深い意味はありませんが-笑)
それで…このサバ缶の製造者は伊藤食品さん、それともマルハニチロさん、どっちなんですかね?
ここでもう一度、↓グリーンピース食品放射能調査;魚介類缶詰↓ 貼っておきまっしょ:
○http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20120402_5th_tinnedfish.pdf
それでは最後にゴールデン・マッカレルのお味は…?
たしかに赤缶や緑缶よりもやや大きな切り身が2切れ入っておりまして、それをチョメさんと分けあって味見したところ、わたし:なるほど、ちょっと脂が乗ってて、少しだけ美味しいかも!
チョメさん:安いのとなんも変わらん!という結果となりました。
まあ、こんなにお高いサバ缶を買うことはもう二度とないだろうけれど、これからサンフラワー・ブランドを手にするたびに、製造工場がTKGなら避けるかも…という感想だけは残ったのでありました。
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マッカレル
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2014-11-15T23:30:00+09:00
2014-12-21T22:11:36+09:00
2014-11-15T15:55:30+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
「へえ、今年はまだマッカレルがとれてるんだね…」と、うれしくいただいた。これで今夜のおかずは決まり^^ 両面を軽く油でソテーして、トマトソースで煮こむとおいしかった!
ところでマッカレルというと、ヤップ語でパシュイとも呼ばれるムロアジのことを指すが、一方、缶詰にもマッカレルがあって、こっちはサバ缶のことを指す。
その缶詰のマッカレルでもっともポピュラーなのが、SUN FLOWERブランドだ。なぜか緑ラベルと赤ラベルがあるけれど、食べ比べてみてもまったく同じ。どういう理由で色分けされているのか、さっぱりわからない。
そしてSUN FLOWERブランドといえば輸出元は京和商事さん、太平洋の島々に日本やアジアからの物品を卸している日本の商事会社だが、しかし輸出元が日本の会社だからとって、その製品が日本製とは限らない。事実、ツナ缶もサバ缶も、たいていは東南アジア製である。
ところが…
最近出まわるようになったSUN FLOWERブランドのサバ缶が、缶きりのいらない↓こういう↓形になっていて、開け方の説明も日本語!「あれれ?」と思って、正面のラベルをよく見ると、なんとPRODUCT OF JAPANの文字が!
この発見が2011年3月11日以前だったら、とても喜ばしく思えたのだが…
ふと缶の形から、ネットゲリラさんが、最近豆州楽市でさかんに売り出しているサバ缶のことが思い浮かんで、
バーコード番号とMKN ITO3という記号から、やっぱり静岡の伊藤食品のものだとわかった。
しかし会社は静岡でも、つくっているのは青森らしい。そして気になるのは、どこでとれたサバで、どれだけベクレているかってこと。ちょっと古いけれど、グリーンピースが2012年に調査したものによると、三陸沖で取れたサバらしく、セシウムさんがけっこう出ちゃってます…。
○http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20120402_5th_tinnedfish.pdf
フクイチがばら撒いている放射能が、こうしてヤップの食卓にもフツーに到達する時代、すごいなー。ちなみに、アベッチがいまの時期に解散するっきゃないのは、消費増税で落ちこんだ景気はともかく、どうやら」来年あたりから、放射能の被害の甚大さが隠しきれなくなるからみたいですよ。
そんなヌッポンや世界や…ましてヤップがどうなろうとも、まず「生残り」を賭けて、毎日、発酵生活(米とぎ汁乳酸菌づくり、玄米豆乳ヨーグルトづくり、あらびき茶のがぶ飲み etc. それにお日様をしっかり直視するなど、免疫力を養う生き方をまずは実践!
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「日本の技術」で作られた中国製インスタントラーメン(笑)
http://suyap.exblog.jp/20264123/
2014-10-06T23:54:00+09:00
2014-12-21T22:11:36+09:00
2014-10-06T23:54:59+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
ところで本日の話題は、ヤップで頑張る日本製品カテゴリーの番外編です。
小腹の空いた状態でYCAストア店内をぶらついていたら、見慣れないインスタント・ラーメンが、なんと40セントで売られていた。内容量は65グラムとなっているから、ふつうサイズのサッポロ一番よりも4割減というところかな。どうせ得体の知れない東南アジア製のロークウォリティ品だろうとなにげに手に取って見たら、
右端に位置する紫色の花丸の中、金字で鮮やかに書かれたるは、
MADE WITH JAPANESE TECHNOLOGY
ヌッポンの技術で作りました~~~!
とはいっても、パッケージ裏には小さな文字で、
PRODUCT OF CHINA
中国製どぇ~す。
まあ、そりゃ~仕方なかろう…んだけど気になるな、MADE WITH JAPANESE TECHNOLOGY…
というわけで、買ってしまいましたよ、とほほ。
それで中身は、ヌッポンや韓国以外のアジア製によくありがちな、「なんとなく湿気てます」風ではあるけれど、スープのパッケージだけはMADE WITH JAPANESE TECHNOLOGYを感じさせる作りで、サクッと切れたし、中身もサラサラだった(笑)。
裏面には、お湯を差して3分待ってね、電子レンジは1分ね、ゆでる場合も1分よと、画付で3通りの調理法が載っており、しかも説明文は英語、フランス語、中国語(簡体字)。ふ~ん、フランス語圏でも売れ筋なんだ?
ここで問題発生!
説明には粉末スープと油を入れよと書いてあるのに、「油」のパッケージが見あたらない。たまたま入れ忘れたのかと思い、もうひとつのパッケージを開けても、こっちにも入っていなかった…。ふ~ん、やっぱり…MADE WITH CHINESE STANDARDだったか。えっ、お味の感想?聞かないでください(笑)。
販売元は、船へのケータリングがメインのシンガポール華僑(たぶん)がやってる会社のようです:
Teo Soon Seng Pte Ltd
http://www.teoss.com/
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つっぱり棒
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2014-07-05T21:32:00+09:00
2014-12-21T22:13:58+09:00
2014-07-05T21:32:37+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
ひさびさのヤップで頑張る日本製品エントリー、今回は「つっぱり棒」、そう、あの日本では超ポピュラーな便利グッズです。
実はまだ90年代にYCAで日本製のが売られているのを見つけ、すぐに飛びついて買った4本が、いまだにいろんな用途で大活躍しているのだけれど(たしか、当時で1本$15.00くらいしたような…)、今回は他にもカーテンをつるしたいところができたし、それに我が借家が新装なったあかつきには…と、いろいろ考えが及び…ひさしぶりの「つっぱり棒」捜索に繰り出してみた。
それにしても、あれって、英語でなんと言えば良いのだろう?A curtain rod that extends to support itself...長いな、self-supporting rodか?なんか変…。YCAジェネラル・ストアには無かったので、ハードウエアのほうに行って、わーわーと探しモノの説明をしていたら、ある店員が、「あっ、クローゼット・ポールのことかい?」と言って、他の店員に売り場を指示した。「な~んだ、クローゼット・ポールと呼んでいるのか…」とついて行くと、その店員は「いや、これはカーテン・ロッドだよ」と言う。ま、モノが見つかれば、呼び名なんて、なんでも良いや(笑)。
で、ありました!お値段も10ウン年前よりもお安い$10.95!手に取ると、ちょっと「ちゃっちい」感がしたけれど、ヤップは、モノがあるときに買い占めておかないと次にいつ入荷するかわからない世界ですから、やっちまいましたよ、3本まとめ買い!
難なく探しモノが見つかって上機嫌で店にもどり、G嬢が手縫いしてくれたカーテンを取りつけるため、さっそくパッケージを開けようとして…ギャ~~~、ひゃっひゃくごじゅうななえん???(いや、輸出品には消費税がかからないから、実際は150円)
がっくりと肩を落とし、うちひしがれてカーテンをつるすわたしを、G嬢は、「さっきまであんなにニコニコ・ルンルンしていたのに、いったいどったの?まったくうちのボスはお天気屋なんだから…」という顔で見ていたのでありました。とほほ。
しかし…
〇こんなに便利!つっぱり棒のアイデア活用術
http://matome.naver.jp/odai/2132972812182570501
こんなサイトを見ればなおさら、「ああ、百均のつっぱり棒、欲しい、欲しい、欲しいよぉ~~~」と夢にまでみちゃうけど、ヌッポンには来年の春まで行かないし、行けないし、いや来年までヌッポンが今のままである保障はないし …それでもまあ、なんとか気を取りなおして、「次のヌッポン行きで買う物リスト」に、「つっぱり棒」と、しっかりメモしたのでありました。
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ネズもゴキも…台風も、みんな元気で^^
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2013-10-08T20:41:00+09:00
2014-12-21T22:13:58+09:00
2013-10-08T20:38:34+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
そんなお天気にもかかわらず、我が家のネズ公やゴキどもは、異様に元気(!)に駆け回っている。長雨と一緒で、ある程度はこらえられるけど、う・ざ・い…なあ。
そこで以前はヤップでも売られていたゴキブリ・ホイホイを捜したけれど、やっぱりどこにも無くて、かわりに↓こんなもの↓が見つかった:
アースゴキブリホウ酸ダンゴ コンクゴキンジャム、32g(16コ)入り$5.10なり~♪(高っ)
玉ねぎ、ゴマ入りやわらかダンゴ
うっうまそ~~~
(ゴキブリかっ!)
いや…高くなった(輸入)玉ねぎや、ヤップでは手に入らないゴマ入りジャムをゴキにやるなんて…抵抗あるわ~(爆)
ホウ酸ダンゴを食べたゴキブリは、巣の中でホウ酸を多く含んだフンをする。
⇩
そのフンを食べた仲間のゴキブリも次々と死に、巣の中のゴキブリも駆除。
なんだそうだが…上の説明、ぜんぶ日本語!いったいヤップの誰が、この商品がゴキ退治に効くってわかるつーの?
そういうわたしも、B商店の一番上の棚の墨っこで埃をかぶって山積みになってたのを、よく見つけたよなあ。きっと昔のゴキブリホイホイのあの赤い箱、アース製薬のトレード・カラーの赤、あれがあったから見つけ出せたんだろうね。やっぱり商品デザインや、イメージ・カラーは大切なんだなあ。
ところでヤップに大雨を降らせ続けていた雲が、どうやらまた熱低に発達中のようだ。明日あたり、また台風になるかも。ヤップ島のお天気も、もうしばらく、グズつき模様です。
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sushiの紙
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2013-08-11T08:07:00+09:00
2013-08-12T23:15:43+09:00
2013-08-11T08:04:22+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
10枚入り$2.35なり。色は茶色っぽく、しかも薄くて、エ~これどこ産の海苔?ベクレてないかしら?と心配になちゃうけれど、いちおう販売元は山口商店、東京の会社らしい。以前入っていた味噌も有名ブランドの添加物たんまり入った醗酵「停止」味噌(大豆もどんなものを使っていたやら)だったし、海苔だって身元不明のミックスだろうから、わたしはめったに買うことはなく、年1回の日本行きのときに持ち帰った良品を、ほんのたまに、ちびちび大事に味わっている。
ところで味噌のほうは、それらを輸入してくれていた唯一の店の日本人マネージャーさんがリタイアされたので、もしかしたら永久に復活しないかもしれない。しかし海苔には、ヤップでもじわじわと需要が発生していた!
ヤップ(+ミクロネシアのほとんどの島々)では、↑これ↑をスシと呼ぶ。そして海苔はスシ・ラッパー、あるいは「スシに巻かれているあの黒い紙のようなもの 」(笑)
今回は、海苔もこの「スシ」もブログ・ネタ用に買ってみた。某店のテイクアウト用の「スシ」は1本$2.95ナリ(けっこうなお値段だ)。
そして中身はスパム...いやランチョン・ミート、きゅうり、薄焼き卵にキムチ。もちろんご飯は寿司飯じゃなくて、ふつうに炊いた白米だ。
もちろん買った以上は...撮影後にパクパク。ヤップ版ジャンクフードを食べちゃったと思うと、あんまり良い気分はしないけれど、ときどき、やっちゃうんですよね、とほほ。
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日本からの輸入食品
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suyap
ヤップで頑張る日本製品
まず上の写真はYCAストアのレジ横に置いてあった森永の「あずきキャラメル」$1.05なり。小豆色をしたクラシックな森永キャラメル風の箱を見て、???という好奇心を抑えきれずに買ってしまったことが、実は今回の記事のきっかけなのだ。ふだんは甘いものを食べない(ようにしている)し、森永という会社の製品もあまり好きではないのだけれど、こと食べ物に関してわたしの旺盛な好奇心はよく冒険を試みる(笑)。
それで...中身はこのとおり怪しい小豆色...お味もそこはかとなくお汁粉っぽく...いったん口にしてみると、ふ~んで納得しておしまい(爆)。それにしても、いったいどれだけのヤップ・ジモッティー(地元の人)がこのキャラメルに手を伸ばすだろうね...?パッケージの表には英語は一切無く、裏に森永さんの手貼りのように見える英語の輸出用内容表示があるだけなのだ。こして海外向けにも出すことで、少しでも売り上げを伸ばそうとしているのかな...輸出すれば消費税も戻ってくるし...。
お次は「缶つま」シリーズの和風サーディン$1.25!
こっちは日本の輸出業者が貼った小さな内容表示があるけれど、表はやはりまったく英語なし。まあ写真を見れば中身が魚だってのはわかるけど。それにしても日本近海の海産品って...ダイジョウブ?と、こわごわ2缶だけ買ってみた。普段は地産の野菜・果物と芋類、たま~にもらう地産のサカナ、それにカリフォルニアから来る米と麺類で、わたしの食生活は十分満ち足りているのだけれど、さきほども書いたとおり、ときどきこうして変わったものを「試食実験」してみたくなる旺盛な「食い意地+好奇心」が本領発揮する(笑)。
そして最後は麺食いのわたしがよくお世話になっている日本製のうどん。このブランドは250gパッケージでただいま$1.90なり。ヤップでもだんだん食品の値段が上がってきていて、うっかり色々と「試食実験」していると、財布はあっという間に軽くなる。幸い、基本がベジタリアンだし100%地産食品でもOKなので、わたしの場合は影響がまだ小さく済んでいるけれど、猫の額菜園をもっと頑張んなきゃ...と思っているきょうこのごろなのだ(笑)。
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アメリカから来た豆腐
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2012-09-30T18:37:00+09:00
2012-09-30T19:33:59+09:00
2012-09-30T18:37:08+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
USドルが流通するミクロネシアでは、ドルの価値が下落につれて物価がうなぎのぼりに上昇している。とくにここ最近は、月に1~2回しかこないコンテナ船が入るたびに物価が上がっているので、お財布がどんどん軽くなっていく。それでもやはり、(ヤップでは)珍しいTofuなんかを見たら、思わず買ってしまうわたしなのだが…。
今まで、たまにヤップに入ってきていた豆腐は、あのMorinyuのロングライフ充填豆腐くらいだったので、「こんなの豆腐じゃないよ」と思って滅多に買わなかったけれど、このちゃんと水に浮かんだお豆腐を見たときには、ちょっと感激した。
エキストラファーム(木綿)とソフト(絹ごし)があって、どちらも1個$2.30なり。賞味期限を見たら10月5日と6日になっていて、ギリギリ大丈夫!で、わくわくしながら買って食べてみると、やっぱり賞味期限10ヶ月のあの有名ブランドよりも、だ~んぜん美味しいわあ♪
で、House Foods America Corporationて、あのハウス食品さんじゃないですか…サイトも軽くて見やすいし、気に入ったので、アメリカ製だけどヤップで頑張る日本製品のカテゴリーに入れてあげよう^^
ところで気になるIngredientsのほうは?Water (水)、Soybeans (大豆)、Calcium chloride (塩化カルシウム)、Calcium sulfate (硫酸カルシウム)、 そして、This tofu is made from soybeans that were not genetically engineered. (この豆腐は遺伝子組み換え大豆を使用しておりません)…お豆腐を食べようっていうアメリカ人は、もともと食と体への意識の高い人たちだから、「遺伝子組み換え大豆じゃない」って必須条件だね。House Foodsでは、こんな認定証まで取得して高らかに宣言してる。
凝固剤に天然にがり(主成分はMagnesium chloride=塩化マグネシウム)を使っていないのは残念だったけれど、お味も内容も、↓こっちの製品↓よりはマシだと思う:Morinaga Silken Firm Tofu
Ingredients:Water, Soybeans, Isolated Soy Protein (分離大豆タンパク), Gluconolactone (グルコノラクトン), Calcium Chloride.あまり違いがないように見えるけれど、分離大豆タンパク粉を加えて、タンパク質成分が増えりゃ良いってもんでもないと思うけど(だから風味が減るのかも)。Morinyuではオルガニックな製品にも分離大豆タンパクやグルコノラクトンを使っているから、もしかしたらそれが充填豆腐の限界なのかもしれない。
さて固いお豆腐大好きニンゲンとしては、毎日でもハウスのFirm Tofuを食べたいところだけれど、やはり人工凝固剤なのがためらわれるし、お値段もちときつい。もっとも今回の入荷が売り切れたら、次の入荷がいつになるかわからないので、まあ食べ過ぎの心配はないだろう。
うちの猫の額菜園でも、場所変えしながら枝豆用に大豆を植えている。しかし数ヶ月待ってようやく収穫できる量は、せいぜいビールのおつまみ一回分で終わりだ(笑)。ああ、いつか大々的に大豆を育てて、海水豆腐を作りたい…。
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計量カップ
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2011-09-16T23:37:00+09:00
2011-09-17T09:54:42+09:00
2011-09-17T01:22:39+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
「こんなときにあれがあったら良いのにな」という程度の必要性を感じながら別段とりたてて捜そうともせず、そのままになっているものがよくある。我が家では、日本時代から使い続けてきた200ccのステンレス製計量カップが頑張ってくれていたけれど、小麦粉を計って洗ったすぐそのあとにお米を計ろうとしたときなど、計量カップをいちいち拭かないとお米がくっついちゃうし...いろいろ面倒ではあった。
それが、たまたまヤップで一番フロア面積の大きいYCAストアで買い物をしていたとき、丈夫そうなポリプロピレン製計量カップがふと目に入り、手に取ってみると、なんとこれが日本製で、$1.90だった。
カップの裏に貼られたバーコードタッグには、イノマタ化学、大阪府境市とあったので、すぐに最近話題になっている大阪・モノづくりのイメージが頭に浮かんで、小さな町工場で頑張っている人たちのことを想像してしまった。これは買うっきゃないでしょっ!(笑)
試しに検索してみると、ちゃんとホームページもありました>イノマタ化学株式会社!その製品情報によると、わたしが買った計量カップの希望小売価格は165円相当らしいから、今の円高を考えると、ヤップで$1.95というのは、ちょっと良心的(過ぎる)かも。
ところで、てっきり200cc用だと思っていたら、なんと目盛りは300ccまであった。製造所まで確かめながら、肝心なところを購入前にチェックしていないというのも、いかにもわたしらしい(苦笑)。カップの中ほどには一合(180cc)の表示があるけれど、こんな位置では合単位で計るのは難しく、しかもいちばん出番の多い200ccすら、「すり切り」で計れない。表示はすべて日本語だから、輸出用とも思えないし...。わたしが住んでいたころの日本で、300ccの計量カップなんて売ってたかなあ?
とはいえ、計量単位にちょっと(かなり)不便はあるものの、そのボディの厚み、注ぎ口の角度、取っ手のサイズなどなど、すべてに使い心地が良く、これなら明日、もう少し買い占めちゃおうかなと思っているわたしなのだ。大阪の&日本のモノづくりが、これからもクウォリティ・ディファレンスを維持しながら、世界に向けて元気に活躍していくことを祈りたい。
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日本製焼海苔が半額!
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2011-04-30T08:19:00+09:00
2011-04-30T15:18:59+09:00
2011-04-30T08:19:16+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
メーカーの浦島海苔さんには申し訳ないけれど、フツーの状況だったらわたしはコレを買わなかったと思う。海苔は軽いから、年1回の日本買い出し旅行の際、いつも多量に美味しい海苔を持ち帰ってくるし、同じ理由でお土産でいただくことも多いので、我が家で海苔を切らせたことがないし。でも、海苔にもこれから放射能の影響が出るんだよな~と思っているうちに、これも買っておきたくなってしまった。
90年代初めころにはまだ、せっかく「日本の味」を紹介しようと頑張って作った海苔巻きから、わざわざ海苔だけ剥いで食べる人が多かったヤップだけど、いつの間にか、海苔巻きがテイクアウトとして売られるようになった(中身は太平洋バージョンだけど-笑)。また下の写真左のように、豚のくず肉などをハム風に固めて缶詰にしたものの薄切りと、キムチベースをまぶしたキュウリを巻いたもの(ハム缶の商品名からスパムむすびと呼ばれる)にも海苔が使われる。右は海苔巻きの定番中身(豪華版)で、スパム、キュウリ、タクワン、薄焼き卵入り。
半額になった海苔を見たとき、はじめは「アブナイ日本食品」だからかなと思ったけれど、実はただの賞味期限切れだったみたい。海苔なんて腐るものじゃないし、大丈夫、大丈夫って...でも、湿気の管理が難しい南方の島では、乾燥剤が古くなると、味にだんだん影響してくるだろう。
しかし、海苔巻きやスパムむすびを買うのに、海苔の味にまでこだわっているヤップ人はたぶんいないと思うから、この海苔の使用はまったくセーフ、テイクアウト海苔巻き製造メーカーのみなさん、いまのうちに買占めましょ(笑)。
浦島海苔さんの日本語ウエブサイトには、海苔を使ったいろんなレシピ紹介のほか、海苔のおはなしというページでは、海苔の歴史や各国での普及など、興味深い記事がたくさん載っている:
〇海苔のおはなし
http://www.urashima.co.jp/story/index.html
もちろん輸出に力を入れる会社だから英語のページもあり、MAKI-SUSHIの作り方も写真入りで出ている。
いままで何気なく見過ごしていたヤップで売られている「日本の海苔」、原発人災事故と賞味期限切れの安売りのお陰で手に入れてみて、国内・海外向け日本食品を地道に生産している地方の食品会社を大切にしなきゃなあと、あらためて感じたのだった。
日本産の輸出食品にとってこれから厳しい時代がしばらく続くだろうが、だからこそ、日本政府はまず、国内に対しても海外に対しても、包み隠さず公明正大な情報開示を行い、食品に関しては厳密な放射線検査で合格品のマークを発行して、内外の消費者の信頼を得るような体勢を、早急に作る必要があると思う。
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アルマイト鍋
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2010-08-21T07:37:00+09:00
2010-08-21T06:52:50+09:00
2010-08-20T07:42:23+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
10年以上愛用したアルマイト鍋に穴があいた。そのちょっと前にはヤカンにも穴をあけていたので、ちょこっとお湯を沸かすにもヤカンがわりになる手ごろなサイズだったのだが、これで新しいのを購入しなきゃコーヒーも入れられなくなった。その穴をあける原因は空焚きなんだけど、パソコンに向かって仕事(?)に熱中していると、どうも...ね(苦笑)。
で、あちこちの店をまわりながら試行錯誤の末、新たに購入したのが←これ(左上)。
ほんとうはステンレス製のしっかりしたものが欲しかったけれど、肉厚のしっかりしたのは100ドル近くするし、最近増えた中国製のはやけに薄くてすぐ穴があきそうだし、白いアルミ鍋は身体への影響が心配だし、結局、子供の頃からいつも近辺にあったような気がするツルマル印のアルマイト(酸化アルミ)鍋になった。21ドル65セントなり。
YCAでこれと高いステンレス鍋を比べて悩んでいるとき、あたしはずっとこれ(ツルマル印)をつかってるわよ、すごく丈夫だし...という店員のひと言が、わたしの決心を押してくれた。
そして彼女は白いアルミ鍋を指差して、こっちのは脳に影響する物質が出るっていうから恐いしねとも言った。おお、体内で蓄積したアルミニウムがアルツハイマーの発症とつながっているという説を、ヤップのフツーのおばちゃんですら知ってるわけだ...! とはいっても、酸化アルミ鍋がアルミニウム鍋より安全という確証はわたしにも無いのだけど。
かつて日本でもすごく普及したこのアルマイト鍋は、ヤップの家庭でもごく一般的に愛用されている。上のおばちゃんが言ったように、カマドの直火にもけなげに耐えるし、軽いので持ち運びにも便利だし、すごく丈夫だ。すごいなー、ものづくりの日本の誇りだなーと思ってタグをよくみると... MADE IN CHINA...(脱力)。
とはいっても、鍋の中にはしっかりした日本語Onlyの取り扱い説明書が入っていた。ということは、この商品は本来、日本国内販売向けだったわけだ。そうか、ツルマル印の会社は日本アルミというのか...と検索してみると、
〇2010/4/1 生活用品事業からの撤退についてのお知らせ
えええ~~~!
さらにそれ以前には、
〇2009/10/2 会社分割による新会社設立のお知らせ
ひええ~~、ということは、ヤップにいまあるツルマル印アルマイト鍋が売り切れたら、この長年のヒット商品はもう永久に手に入らなくなるってこと? どうりで最近、ツルマル印のヤカンを見かけなくなったはずだ...
ツルマル印のお鍋を、もうひとつ買っておこうかどうか、いま悩んでいる。
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KIKKOMAN協賛!!
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2010-08-13T22:25:00+09:00
2010-08-14T05:56:56+09:00
2010-08-13T22:25:11+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
20ドル以上の買い物をすると25%の割引がもらえるとあって、この日のために買い控えておいた品々を、銀行からお金を下ろしたりしてでも買いにいく。
そして店の前の空き地では、YCA社員バンドの演奏が景気をつけていたが、店や駐車場の混み具合からすると、かつての賑わいよりずいぶん静かになっているような気がした。やっぱりヤップの消費者も景気良くモノを買う気分じゃなくなっているんだろう...わたしを含めてね^^
だから、わたしも「絶対に必要なもので買い置きできるもの」を中心に、自分自身と会社用の買い物リストをそれぞれ作って(衝動買いしないように)、いざセールへ...出陣してきた(笑)。
そして店に入って気づいたことは、このYCAの創立記念セールは、数年前からしょうゆのキッコーマンに協賛されるようになっていたことだった。
G嬢が、ツアー・ランチに添える醤油を買うの、忘れないでね!と言っていたので、まず1リットル入りの醤油をゲットしに、醤油の棚へ。一瞬ヤマサに手が伸びたけれど、タオルの景品につられて、やはりKIKKOMANに(笑)。
ふと隣の棚を見ると、そこにもKIKKOMANのタオルが景品でついている見慣れないボトルが...
えっえっえ?Bull Dog...ブルドッグ?
自社の名前入りのタオルがブルドッグのウスターソースの景品になっているのを見たら、キッコーマンさんも、さぞかし驚くだろうなあ(笑)。
次に、YCA系列の水屋さんでも割引やってるかなと思って、5ガロン(約18リットル)の飲料水容器を4個も空にして駆けつけてみると、水のリフィルだけでは割引なしだったけれど、かわりに、↓このTシャツがもらえた。
わりとしっかりした生地だったので、ラッキーとおもってサイズを見るとXL。わたしには大きすぎるけど、誰かに上げれば良いし。
そして表を見ると...ガ~ン、またしてもKIKKOMAN。
たしかにKIKKOMANは昔からヤップでもっとも売れ筋の醤油だし、これくらいの宣伝費をかけてもペイするのかもしれないけれど、黄色いタオルは台拭きとしてすごく重宝しています、ありがとう!
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サッポロ!
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2010-08-01T09:43:00+09:00
2010-08-02T14:40:07+09:00
2010-08-01T12:26:49+09:00
suyap
ヤップで頑張る日本製品
1966年の発売以来、パッケージのデザインもほとんど変えずに頑張っているサッポロ一番の製造メイカー、サンヨー食品が、米国にSanyo Foods Corporation of Americaを設立したのは1978年でした。それに先立ち、1972年にNissin(日清食品)、1976年にはMaruchan,Inc.(マルちゃんの東洋水産)と、1970年代は日本の食品製造業もイケイケドンドンだったんですね。ちなみに高杉良の小説『燃ゆるとき』では、日清食品と東洋水産の米国進出における熾烈な戦いが描かれているとか。
わたしがヤップで暮らし始めた20年前には、ラーメンといえばみなアメリカ製のSAPPORO iCHIBANでした。上の写真はオリエント味(しょうゆ味)ですが、他にチキン味、シュリンプ味、ビーフ味、ポーク味とあって、日本では発売されてないそれらの種類に驚いたものです。
他のアジア系のインスタント麺が50セント以下で売られている現在、65セントから75セントもするSAPPOROはちょっと高めですが、まだまだブランドの底力で頑張ってます。その頑強なパッケージのお陰でこんな食べ方も定着してるし(笑)。
1990年代前半まで、タバコもビールもラーメンも(笑)、ヤップ(及びミクロネシア)に入ってくる物品のほとんどはアメリカ製またはアメリカ経由だったような気がしますが、90年代後半から、日本を含めてアジア系の製品がどんどん入ってくるようになりました。そして今では、単価が高いのでどれくらい売れているかは不明ですが、1ドル25セントもするメイド・イン・ジャパンの元祖サッポロ一番も見かけます。しょうゆ味の他に味噌味、塩味があるのは、日本と同じです。
そこで持ち前の好奇心を発揮して、日本製のサッポロ一番と、アメリカ製のSAPPORO iCHIBANを食べ比べてみました。それでわかったのは、今まで日本製と同じだと思っていたSAPPORO iCHIBANのスープには日本製のとはやや違う風味があること、それに気になる油の臭いがあること(使っている油の種類が違うのかな?)。やはり油で揚げたインスタント麺は、一度湯でこぼしてからスープや野菜を入れて調理したほうが良さそうです(そこまでして食べなきゃいいじゃない、というツッコミは置いておいて)。
ところでラーメンを2コも一気に平らげたあと、満腹でボーっとパッケージを見ていると、アレッとおかしなことに気がづきました。日本製サッポロ一番の右上コーナーにはお星様マークがひとつついています(写真右上)。これはたぶん、一番星=金星のことなんでしょうね、形は一筆描きできる五芒星です。
ところが...
アメリカ製のSAPPORO iCHIBANでは、ななななんと、それがコンペイトウ型になっているのです(写真左)。上の写真にあるとおり、ラーメンの製造はMADE IN U.S.A.ですが、パッケージはPRINTED IN JAPANだそうです。
お星様マーク・五芒星では、アメリカ圏での販売上、何か都合の悪いことがあるのでしょうか...?
興味をそそられて、あれこれとその理由を想像してみました...米国、ミクロネシア連邦を初め、たくさんの国旗にお星様マークが使われているから?とか、五芒星は魔術・魔法などのオカルトを連想させるから?とか、日本帝国陸軍の階級章だったから?とか、どっかのヒミツ組織のシンボルである六芒星を連想させるから?とか...いずれもイマイチ、ぴんとこないんですよね。それにしてもこのマークの違い、味の違い以上に気になります(笑)。
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キムチの激突・パート2
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2010-07-04T20:02:00+09:00
2010-07-04T22:48:45+09:00
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suyap
ヤップで頑張る日本製品
しんしん(株式会社新進)の熟辛・きゅうりキムチ、$2.35なり。隣には同じ会社の福神漬も並んでいて、ちょっと不思議な気がした。いったいどんな人が買うんだろう、売れるのかなあ...。
円高で日本の輸出産業もさぞかし大変なことだろう。したがって値段はちょっと高いけれど、ずいぶん長いことヤップで頑張る日本製品のカテゴリーで書いてないし、ブログ・ネタと思って買ってみることにした。
早速、炊きたてご飯に乗せて食べてみると、なるほど熟辛というだけあって、マイルドな辛さに旨みとかすかな甘味があり、お腹が空いてたので、思わずパクパク、あっという間に一袋、食べちゃった(爆)。そして食後の感想は、日本人的な舌にはイケルだろうけど、果たしてこのマイルドさと甘さがローカルに受けるだろうか...?というところ。
実はヤップには、この手の漬物でダントツの売れ行きを誇る日本製品がすでにあるのだ。
それはキュ-ちゃん(東海漬物)の味キムチ、同じくB商店で$1.60なり。ご覧のとおり、パッケージの表・裏とも英語表記であり、自社で完全に輸出向け商品として生産しているようだ。
ヤップ人の間ではラーメンのSAPPORO同様、AJI-KIMCHEEというというとすぐにこの商品を思い浮かべるほどポピュラーとなり、コンビーフやサバの缶詰をカキカキ開けてご飯に乗せて食べるかわりに、味キムチを乗せる-というような食べられ方をされている。なぜか超年配の女性(かろうじて日本語がわかる世代以上)にも愛好者が多く、手土産に持っていくと喜ばれる。中身は主にダイコンでキュウリが少々の組み合わせだけど、日本人好みの甘味は一切ない。そういうところもローカルに受ける所以かもしれない。
そして、その隣にひっそりと遠慮がちに並んでいたのが...
むーひ(竹林)のキムチタクワン、$1.30なり。いちおう袋の表にも裏にも英語表記があるが、この地味なパッケージは、どうやら輸出商社によるものらしい。もうずいぶん長いこと並んでいるのに一向に減っている様子がなく、今回初めてパッケージを手にとって裏返してみて、愕然...。なんと賞味期限は2008年7月25日!
この記事で取り上げたとおり、むーひのキムチベースはわたしも大好きなのだが、さすがに2年も賞味期限が過ぎると...。それでも比較のために1袋買い、こわごわ口にしてみたけれど、味はすっかり変わっていて、さすがに飲み込むのはやめておいた。このままではむーひ竹林がかわいそうなので、B商店に賞味期限のことを言ってあげようかどうしたものか、悩むなあ...。
ヤップで日本食品が売れるかどうかは、第一にローカルの味の好みに合うかどうか、第二にモノが何なのかはっきりとアピールできるか(英語表記とデザイン)、第三に値段的なもの、ではないだろうか。そういう意味でしんしん(株式会社新進)の熟辛・きゅうりキムチや福神漬が、むーひ(竹林)のキムチタクワンのようにならないことを祈っている。
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