ヨットで旅を続ける知り合いの女性から、
暑いところに長いこと滞在すると肌が荒れて困ってる...というメイルをもらって、はるか昔に、わたしも同じような心配をしたことを思い出した。そう、ず~っと暖かい(暑い)ところにいると、お肌の毛穴が全開状態になり、水分がどんどん奪われていくので、自慢のきめ細かいもち肌も、あれよあれよという間に荒れてしまうのだ。
ショックのあまり、様々な化粧水だの乳液だの高いスクワランだのまで取り寄せて試してみたけれど、たいして効果はなかった。ところがまわりのヤップ人の肌は、誰もそんなにスキンケアをしているようには見えないのに、みんなモチモチ・スベスベしているではないか。どうやらその秘訣は、男も女も、自家製のココナッツオイルを、いつもふんだんに身体につけていることのようだった。それも頭の先(髪)からつま先までという感じでね。
それでわたしも真似してみると、な~んだ、今までの悩みが嘘みたい(笑)。それ以来、ココナッツオイル以外のコスメティクスは一切使わなくなって、お肌は快適だしお金はかからなくなったしで、とにかく一石二鳥でルンルンだ。とはいっても、いつも自分でコプラを削ってココナッツオイルを作るのは大変なので、オイルは誰かが作ったのを分けてもらったり買ったりしている。それでも500ミリリットルのウォッカのポケット瓶入りが5ドル前後だから安いものだ。
上手に作ったココナッツオイルは、甘く香ばしい匂いがして、それだけでも十分に気持ちが良いのだけど、最近はそれに自分流の香りをつけることをに凝っている。
写真を上から説明すると、①ココナッツオイルをお箸がジューっとなる程度に温めて、②ヤップでは
ランギランとか
マラマルとか呼ばれる
イランイランノキ(Cananga odorata)の花と、③同じくヤップでは
マガルウェグと呼ばれるノニの葉の刻んだものを、④火から下ろした油に入れる。
一瞬すごく泡立つけれど、そのまま落ち着くのを待って、油が完全に冷めてから再びボトルに入れて出来上がり。花や葉の一部をボトルに入れても良い。そのあと残ったに油まみれの葉や花は、そのままヘアコンディショナーとしても使える。
こんな香油の作り方はいろいろあって、冷めた油にそのまま生の花や葉を入れる人もいるけれど、わたしはなんとなく加熱するほうが好きだ。やり方は何を入れるか、何のために入れるかによっても変わってくるだろう。期待するものが香りだけではなく、薬効がメインの場合もあるからね。
この
イランイランの花+ノニの葉オイルが今のマイブームだけど、これから、もっといろんなオイルを試してみようと思っている。もちろん、お肌はすべすべですわよん(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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