海の中は驚きがいっぱい、不思議がいっぱい、どんなに透明度が低くつまらなく見えるときでも、毎回ワクワクさせられることが起きる。この写真の
イソマグロの子供たちの登場もそうだった。外海がどこも時化てて、内湾のどんよりした視程の低い海で潜ってたら、いきなり、
サ、サ、サ~と現れた。キミたち、ここにも来るの?って感じ。
でも、そんな驚きの瞬間のやや前にはいつも、なんとなく前兆というか、予感みたいなものがある。それまでの、のんべんダラリとした雰囲気にちょっと動きが出てきたり、水が引き締まってきたり...ね。その予感の感覚を伝えるうまい表現は、なかなかにムズカシイ。エ~イ、これは「感」ですよ、「感」、わかるヒトにわかってれば良い話しだっつーの(笑)。
それで、
イソマグロのお子さんたちが、中学生の集団のようにワ~ッと通り過ぎるのを見送りながら、わたしは
sense of wonderという言葉を思い出していた。センス・オブグ・ワンダーといえば、レイチェル・カーソン女史の同名エッセーが有名だけど、直訳すると「不思議さに驚嘆する感性」とかになるのかな。でも、wonderとくると、すぐに、I wonder whyと結びついてしまう我が脳内では、「なぜだろう?」「どうしてこうなるの?」と問いかけつづける感性-という風にも理解している。そして、この
「なぜだろう?」「どうしてこうなるの?」という問いかけを、自問自答し続けるように訓練されていない今どきの若いモンらとの対話は、まったくオモシロクねーんだよなあ...というふうに、オバサンは感じているのである。「どーしてですか?なんでですか?」と、「外」にだけお仕着せの答えを求めるのは、sense of wonderの道から外れてるんだよ、プンプン。
まあ、それはさておき、最近
Twitterなるものにハマッてしまって、ついズルズルと閲覧し続けているのだけど、天下の首相や大臣のつぶやきが、わずか140文字の中で同時に生で聞けるというのは、なかなかワクワクするものがある。それにブログや掲示板と違って、下心を隠し持ったプロパガンダなんかは、すぐに底が割れるというオモシロ味もあるかもしれない。
Twitterをうまく使えば、sense of wonderを磨く道具にもなるかもね。
ところで
気弱な地上げ屋さんによると、原口総務相は、
「アレ(Twitterでの発言-注suyap)は公式発言ですか!?」 なんて聞かれ・・しどろもどろになっちゃってたらしいけど、原口さんはすごく正直につぶやいておられると思うよ。でも、みなさん忙しいのに、よく処理してるよなあ...
kharaguchi クロスオーナーシップ規制の話は、やはり書きにくいのでしょうか。言論の多様性と自由を保障するために大事な議論だと私は考えます。 from Keitai Web
ハイ、同感です。そのうちまた書きますから、待っててね。でも、クロスオーナーシップなんて舌噛みそうなカタカナじゃなくて、すっと伝わり易い言葉が他にないかなあ?
メディアにおけるクロスオーナーシップとは、新聞社が放送業に資本参加するなど、特定資本が多数のメディアを傘下にして影響を及ぼすことをいう(wikipedia)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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