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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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ヤップのインフルエンザ・ワクチン接種状況

ヤップのインフルエンザ・ワクチン接種状況_a0043520_7443029.jpg今年は早々とクリスマス・イルミネーションをしている家が目立ってて、どうして?とその理由をあれこれ考えてみたりしているのだが...

ところで、ヤップでのH1N1(豚)インフルエンザ・ワクチン接種の状況を、離島接種ツアー(笑)関係者から聞く機会があったので、忘れないうちに書き留めておきたい。

離島の場合、まず接種対象者は2歳から24歳までの全員。ワクチン接種は、鼻から吸引(両方の鼻の穴に注射器みたいなのを差し込んで注入)する生ワクチンと、注射する熱処理したワクチンの両方が行われ、人々は好きなほうを選べた。ほとんどの人が「生」ワクチンを鼻から入れるほうを選んだ。

ヤップのインフルエンザ・ワクチン接種状況_a0043520_746271.jpg当初は「生」ワクチンの場合も、1回に1/4ccずつを2回接種という話だったが、1回で1/2ccを入れて終わりというように変わった。

台風発生で、サタワルとラモトレックには寄れなかったが、他の島の住民で対象年齢の者は全員接種した。

一方、ヤップ島にもワクチンが届いた。現在はコロニアにある病院と、4箇所にある地域クリニック、ついで学校でも接種を始める予定。ただし未成年者の接種には親権者の同意書を取ってから行うこと。ワクチン接種については、いちおう任意の建前を取っている。

選挙でも何でも、みんな一斉に右へならえになってしまう離島と違って、インフル・ワクチンのインチキ性の情報を知ってる人がかなりいるヤップの場合、どれくらい接種率が上がるだろうか?副作用が出ないことを祈る...ったって、ギランバレー症候群の発症は数年後でもあるそうだし、統計的に子供の出生率が落ちる30年後まで、なんともいえないのがコワイ。

もう一方、あれほどタミフルはH1N1インフルエンザには効かないってのに、まだ使っている医者や受け入れている人が多いようだが、これを読んでも、まだ続けますか?

反戦な家づくり:これでもまだタミフルを続けますか?
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-805.html


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2009-12-12 22:22 | ヤップな日々
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