9月の末から3週間も学校が休校になったりするほどだったヤップのH1N1(新型)インフルエンザ流行も、なんとか峠を越したようで、まだわたしのまわりにもポツリ・ポツリと罹る人はいるけれど、もうみんなで罹れば恐くない!っていう雰囲気だ(笑)。H1N1に罹っても、ひどくなければ病院なんかに行く必要はない、というのが常識になりつつある。
つい最近、インフルエンザでぶっ倒れてた友人Dとの会話:
わたし:ずいぶん顔を見なかったけれど、インフルエンザやったんだって?
D:そうなのよ、ひどい症状だったわよ。ひたすら水とタイラノール(非ピリン系の解熱剤)飲んで寝ていたの。1週間以上も調子悪かったわ。もう、こりごり...
わたし:病院には行ったの?
D:行かないわよ。ヘンな薬もらうとヤバイからね。
わたし:このあいだ離島にH1N1のワクチンを配りに、連邦政府の連絡船が出てたわね。ワクチンで病気になる人が出るのが心配だよ。
D:そうそう、その話をわたしもCから聞いたばかりよ。ヨーロッパではワクチンで死んだ人が出てるんだってね。
わたし:日本でも何人も亡くなってるらしいよ。表向きはワクチンのせいにしてないけれど、多いに疑わしいらしいって。でも、あなたもわたしも、もう免疫あるから、ワクチンの心配はいらないね。
どこから金が出ているのかわからないけれど、ヤップにもH1N1(新型)のワクチンが鳴り物入りで「良いものだ」と宣伝されている。先週は連邦政府の連絡船
カロライン・ボヤジャーが、ヤップ州の各離島にワクチンを配るために、すでに退職している保健師まで動員して船出していった。ヤップ島向けのワクチンも、そろそろに来るそうだ。
インターネットにアクセスできるヤップ人なら、このワクチンの恐さをニュースを知っている人もいるが、離島の住民には、そういう情報は全く伝わってないだろう。まして、外からもたらされるものは何でも良いものだと受け取りがちな人々のことだから、ワクチン接種を拒否する人はいないのではないか。わたしがボソボソと知っていることをまわりに伝えたって、それで思いとどまる人がいるかどうか...ほんとうに心配だ。
もっとも、いまどき世界でもめずらしいほど情報から隔離された離れ島である日本だって、そんなに違いはしないだろう。幸い「強制」ではなくなったようだけど、
インフルエンザになるよりも、ワクチンのほうが恐いということを、たくさんの人に知ってもらいたい。先日、ギランバレー症候群を長いこと患った末に亡くなった大原麗子さんも、ある時点でインフルエンザのワクチン接種を受けておられたのではないかという思いが、わたしの頭から離れないでいる。
えっ、そんなこと初めて聞いた!という人は、以下の記事をお薦めします;
〇
きっこのブログ:輸入ワクチンの危険性が露呈
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/11/post-d21f.html
〇
反戦な家づくり:インフルエンザ“症候群”
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-791.html
〇
反戦な家づくり:インフルワクチンで死亡例
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-795.html
20世紀初め、第1次世界大戦のあとで流行したスペイン風邪(A型インフルエンザ)でたくさんの死者が出たのだって、実はインフルエンザによるものでなく、当時インフルエンザの特効薬として使われたアスピリンの大量接種によるものではないかという疑いが出てきている:
〇
世界の環境ホットニュース:第23回 スペインかぜの正体(2)
http://archive.mag2.com/0000083496/20091031050000000.html
〇
世界の環境ホットニュース:第24回 スペインかぜの正体(3)
http://archive.mag2.com/0000083496/20091113112000000.html
今も昔も、インフルエンザが流行ると(流行らせると)、儲かってウハウハなのは、大手製薬会社なのだ。こんなので病気になったり、死んだりしたのではたまらない。
(追記)
日本でワクチンによる死者が急増中のようです:
〇
世界の環境ホットニュース:第25回 続出する「新型」感染者の突然死
http://archive.mag2.com/0000083496/20091120050000000.html
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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