ウォネダイ・チャネルの入り口近くで、久しぶりに
セミホウボウ(
Dactyloptena orientalis)に出会った。むこうは
チッ、見つかっちまった!と、ちょっとあせり気味、大きな胸びれをわ~っと広げて、さっそく逃走モードだ。
まるで「翼で飛ぶ」ように遠ざかりながらも、赤い目はしっかりこっちを見ている。何もしないから、ちょっとだけ写真を撮らせてよ...
セミホウボウは
ホウボウ(
Chelidonichthys spinosus)の近い親戚だと長いこと思いこんでいたけれど、同じカサゴ目ながら、
セミホウボウはセミホウボウ科セミホウボウ属で、
ホウボウはホウボウ科ホウボウ属と、けっこう遠い関係なんだね。
わたしがまだ小さかった頃、サカナはサカナ屋さんか行商のおばさんから買う時代だったし、瀬戸内の町ではサカナはそんなに高いものでもなかったのだろう。
カワハギや
キュウセンの煮付けなどが夕食のおかずの常連だったが、
ホウボウもときどき食卓に登場した。ホウボウという名を子供ながらに「方々」と解釈して、「あっちこっち」と呼んでいたのを、このサカナを見るたびに思い出す。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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