ブログの更新がのんびりなりがちなのはわたしだけかと思っていたら、ここにリンクさせていただいているブログの中にも、なんとなくのんびり更新モードに入っておられるところが多いようだ。思いおこせば、このブログは2005年の今月が誕生日だった。この2005年というのは、ブログを始めた人がなぜだかとても多い年だ。それらがいま、また一緒に「ホッ」とモードに入ってるというのもおもしろい。世界情勢はこれからもっと激しく変わっていく気配で、そんなホッとしている場合じゃないんだけど...。このような全く関係ない人たちや遠く離れている人たちが、無意識のうちに、同じ時期に同じようなことをする-こういうシンクロにシティの意味を、ちょっと考えちゃったりしているマス。
それでもって、きょうも緩~く、ヤップで売られているカップ麺のお話をば...
←は先月末のコンテナ船で到着した「ヤップに初めてお目見え」商品のひとつで、これがドドーッと商店に並んだとき、思わず(笑)衝動買いしてしまった。1コ$1.95ナリという値段が、安いのか高いのかさえ見当もつかない。こんなカップ麺など身体に入れるのは毒だとわかっているのに、40%の旺盛な好奇心と50%の食い気と10%の知性で出来上がっているわたしとしては、「ガーリックと黒胡椒の香り」の文字は知性を黙らせるに十分な殺し文句だった。
それでも、一応、レジに持っていく前にチェキしてみたわけだけど、案の定...
賞味期限09.09.10
それがわかっても買ってしまうこの好奇心+食い気(笑)。それでもまあ、賞味期限を見るまでは「ガーリックと黒胡椒」が頭をチラチラよぎって「味は味は」と騒いでいた脳内は、期限切れを発見したあとは、好奇心とブログネタにするという下心のみに沈静化していった(笑)。
というわけで、やっぱりすぐには口に運ぶ気になれず、ぐずぐずと今まで放っておいたんだけど、きょう、ついに空腹に負けてお湯を注いでみた。思ったよりガーリックがたくさん入ってたけど、やっぱり古~いのは開けてすぐわかり...それなら食べなきゃ良いのだけど、食べ物を捨てるというのは、やっぱり罪悪感が...というより、やっぱり食い気かな(爆)。
実はカップ麺に限らず、こういう古い食品の入荷ってミクロネシアの島々では日常茶飯事なのだ。ツーリストの皆さん、お気をつけくださいませ!
一説では、日本から直ではなく、一度アジアのどっかの国(この辺ではフィリピンでしょう)に行ってから、ギリギリのところでミクロネシアにまわされるのだとか。日本のあちこちの販売ルートから、賞味期限が2~3ヶ月とかになった商品を回収してきて、さっさと輸出にまわす商売人がいるんだろうなあ...
今回のように賞味期限切れまで行かなくとも、また日本に限らず韓国からも他の東南アジア諸国からも、入荷の時点でギリギリのものが、フツーの顔して入ってくる。
←こっちは、甘くなくてサクサクしている、わたしのお気に入りフィリピン製クラッカー。1箱5ドルちょっとするけど、かなりの量が入ってるし、箱はしっかり密閉できるので開封後も湿気ず、箱もあとで有効利用できるし、非常食にもなるし、これが1箱家にあるとなかなか重宝なのだが...
えっ、フィリピン市場で限定販売?なんじゃこれ?フィリピン限定販売品がどうしてミクロネシアの島で買えるの?という不思議な表示はさておいて、
この前の船で来たばっかりのものを買っても、やっぱりギリギリ(今回は残り3ヶ月)なんですねえ賞味期限...(ため息)。
こんな商品はふつう少量で輸入したりしないので、あとから買った人はもっとギリギリになってるだろう。容器はきっちりとした密閉タイプなので、工場出荷後の賞味期限が1年未満てこともないだろうから、やはり工場出荷直後に輸出にまわされたものではなさそうだ。
その気になれば地産の食べ物が十分に調達できる島に住むわたしたちは、外から来る食品には古いものが多いことを前提に買い物をして、そういうものを買って食べるのはあくまでも「気分転換」程度とし、それをメインに生活しないことにすれば良いわけだけど、そういう情報を持たずに、
外から来るものはみな良いものだ、それらが安ければ、簡単であれば、なお良いとばかりに、店から買ったもの中心に生きている層が、ヤップでも確実に増えているところが、問題なのだなあ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら
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