いや~、ブログの更新をまたちょっと怠ってました。別に台風や津波にやられてたわけじゃありませんから、ご安心ください。記事を更新しないのに、わりとアクセスいただいてるのはどうして?と思っていると、なななななんと!
こわれたおもちゃをだきしめての高田さん、ありがとうございました!
オリンピックはリオで
これで築地市場の移転もなくなると思うと、現代オリンピックへの賛否は別にして、ホッとしてます。あとは
早く石原シンダタロー爺さんに森キエローしていただきたいものでして(笑)。
さて、いろんなことが重なってバタついていた9月中旬、待望の
Bank of Guam(グアム銀行)の
ヤップ支店がオープンした。
もともとヤップには、まだ信託統治領時代にオープンした
Bank of Hawaii(ハワイ銀行)の支店があったのだが、1990年代後半から始まった一般銀行の証券会社化(こんな表現であってるかな?)の流れの中で、おそらく
もうからんとこに支店おかんわ...となって、撤退されてしまった。
以後、ヤップにある金融機関は
Bank of the FSM(ミクロネシア銀行)と、ミクロネシア連邦内の起業者(会社)に中長期融資や基金を提供する
The FSM Development Bank(ミクロネシア開発銀行)、それにヤップ州内だけで小規模のローンや積み立てを提供する
Ayuw Credit Union(信用組合みたいなものか?)だけとなり、外貨両替どころか、クレジットカードの支払いを受けることすら、一時不可能になってしまった。
外貨両替もできずクレジットカードが受けられないのでは、ツーリストを扱うホテルやツアー会社はお手上げなので、うちも含めて島の多くの企業は、
Bank of Guam(グアム銀行)のパラオ支店やグアム本店に口座を開いて、なんとかクレジットカード・サービスが受けられるように対処した。しかし...
いくら電子取引ができる時代とはいえ、島にない外国の金融機関に売り上げを置いておくのは不安だし、カードを電子的に処理する端末が壊れてもすぐに対応できないし...けっこう綱渡り的な商い(笑)が続いていたわけだ。
ところで
Bank of Hawaii(ハワイ銀行)の時代から、島にある金融機関ではどこも、支店長以下ほとんどをローカル・スタッフでまわしているのにたいして、現在の
Bank of Guam(グアム銀行)ヤップ支店は、支店長を含めて3分の2以上(たぶん)が、チャモロ(グアム島ローカル)などの島外者で占められている。店内の雰囲気もまったくグアムのようで、思わず、
グアムに来たみたいだわと口走ってしまうと、目の前にいたチャモロのスーパー・バイザーは素直に嬉しそうな笑みを浮かべ、わたしの皮肉を敏感に察知したヤップ人スタッフは、フフッと、静かな同意の笑みを浮かべたのだった。
そうそう、ヤップに来るツーリストに朗報(?)です。
Bank of Guam(グアム銀行)ヤップ支店には、ヤップで初めてのATMが設置され、24時間アクセス可能(とのこと)です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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