台風14号が引きずっているとみられる雲のため、きのうの夕方から今朝の明け方まで、ときおり強い雨が降っていた。うちのトタン屋根を打つ音に、
ひゃ~早朝出航なのに(涙)と心配だったが、ダイビングの準備を始めるころになると、薄日が差してきた。
南西の風が強いので、もちろんポイントは、今いちばん穏やかな
ゴフヌー・チャネル。しかし台風は真北にあるので、やはりアウト・リーフはやや波だっており、そのせいか到着の時点で潮もすでに流れ出していた。幸い透明度はまあまあで、水温もちょっと低めの27-28度、
マンタは1ダイブ目ではちょっと遅刻してきたけれど(笑)、2回のダイビングとも、オスのM-055を確認することができた。
ところで、最近のマイ・ブームは、
マンタ待ちのとき、この
トラフジャコと遊ぶこと
(オイオイ、遊ばれるほうは良い迷惑なんですけど by トラフジャコ)。
上の
マンタに気をとられ、ほとんどのダイバーは
トラフジャコの存在に気づいてないから、彼らに巣穴の真上に乗っかられることも多いだろうに、クリーニング・ステーションのすぐ下にいるなんて、なかなか辛抱強い子だね(笑)。
その他にも、きょうは2種のウミウシの収穫があった。まず→は
シロウネイボウミウシ。
この子もクリーニング・ステーションのそばで、ひっそり静かに生きていた。ウミウシの移動速度は意外に速いけど、こんなところにぺロッと貼りついているとダイバーに踏んづけられてしまう。はやく岩陰に隠れたほうが良いよ。
こっち→はおなじみの
コイボウミウシ。まだ2センチくらいのベイビーサイズだったけど、小さな岩にとりついて、パクパクと藻を食べていた。
そういえば、最近、
ゴフヌー・チャネルの水底が、ノリ状の海藻に覆われているんだよね。陸をいじると海中も変わる、自然ってほんとうに正直だから。
そして最後、ボートの下で安全停止しているとき、なにげにガレ場を見下ろしていたら、小さなサンゴの瓦礫が動いた。
ん?
よく目を凝らしてみると...はは~ん、キミは
セムシカサゴニライカサゴ(
Scorpaenopsis diabolus)くんではないか?改名して数年になるのに、いまだに新しい名前がスーッと出てこない(笑)。
というわけで、5センチ未満の小さな小さな
ニライカサゴのベイビーちゃんに、あらためて何度もポーズをとっていただきました!なかなかカワユイお顔でしょ?(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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