
満月が過ぎて、朝の満潮時間も8時代になった。
これで少し透明度の良い時間が稼げる!と、今朝もめげずに早朝ダイビングに繰り出した。風は相変わらず南西で10ノット以上吹いていたので、快適に潜れる場所としては北東側の
ゴフヌー・チャネル以外に選択の余地なし。
ポイントに着いて、
きょうこそ出てね、マンタ!とおまじないしていると、ボート・ドライバーのJがくんくんと鼻を鳴らし、
アイ・キャン・スメル・マンタ!だって。で、そのお陰かどうかわからないけれど、ホントに出ました、1週間ぶりの↑
マンタ↓

まだうら若いメス・マンタの
F-081。1匹が、ちょっとオズオズとクリーニング・ステーションで旋回し始めた。どのサービスのゲストもしばらく
マンタを見ていなかったので、クリーニング・ステーションに入ってしまったり、
マンタを追いかけようとしたりしたりするダイバーが続出したけれど、結局、じっと静かにしているダイバーのほうへ、
マンタは安心して近寄ってくるものだ。結局、2ダイブを通して出てきたのは
F-081だけだった。

水路にはブルーに抜けた外洋の海水が流れこんでいたし、サカナにとっては朝ごはんどきだったので、いろいろな大きいの小さいのに出会えたけれど、クリーニングを受けていた1m級の
オニカマスには、びっくりするほど近寄れた。

そして、きょうのヒット小物は、↑これ↑、
トラフシャコ。みんなが
マンタを見上げて興奮しているその真下で、ダイバーたちがいなくなるのを、じっと息をひそめて待っている様子だった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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