いったいどうしたの＞ナンヨウツバメウオ

きょうは曇り空のなかのダイビング、なぜだかマンタもダイバーを遠ざけ気味だった。先週のあの饗宴乱舞が嘘みたい。中層をドーッと泳ぐダイバーがあちこちにいたのも、マンタの気に入らなかったのかもね。

そんななか、いつもマンタ待ちのところに寄ってくるナンヨウツバメウオがちょっと変。先週までは色艶もよく元気そうだったのに、体の真ん中に大きくて深い引っかき傷のようなものができている。

落ち着いて静かに手を出せば、こうやってすぐ近くまでやってくるほど慣れている。まあ自然のサカナとしてそれで良いの？と言いたくなっちゃうけど、ツバメウオの仲間は餌づけされやすいのかもしれない。

一度餌づけされると警戒心がなくなるし、身体は肥満になるし（笑）、釣られたり襲われたりしやすくなるのかもしれない。こんなにボロボロになっても、まだダイバーに寄ってくるナンヨウツバメウオを見ていると、なんだか哀れになってきた。



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