あまりデスクに貼りつく時間がなく、写真ばかりの記事が続いててすみません。きょうは
マンタをたっぷりどうぞ。
フィリピンの東で台風6号となった熱帯低気圧の雲の塊りがヤップの近海に発生してから、ずっと曇って雨がちだったにもかかわらず、また小潮まわりで水路が濁りがちにもかかわらず、ここ数日の
マンタの出具合は悪くなかった。
その日の
マンタの気分、いや、いろんな海況や
マンタなりの事情があるのだろうが、彼らが行動する水深が日々違う。きょう(7月17日)スクーバで潜ってるときの
マンタたちは、水底近くを泳ぎたい気分?幸い、
ゴフヌー・チャネルはあまり深くないので、海底に根っころがって、↑こんな↑ご対面もOK。
でも困ったことに、こんな低い出方をされると、お腹の写真を撮りづらいので、個体識別するのが難しい。きょうは3匹は確実にいたのだけど...
かろうじてわかったのは、↑この子だけ↑、お腹の模様は半分しか映ってないけど、オスの若者
マンタ、M-94みたい。
エントリーしてすぐから、行く先々のクリーニングステーションで
マンタがあらわれ、目の前を行ったり来たりしてくれたのだけど、なんとなく3匹ともよそよそしい雰囲気が漂っていて、あまり長く留まってくれなかったので、?な感じをもったまま、浮上した。きのう潜った誰かが、
マンタを脅かしたりしたのかしらねー?とゲストと話ていると、水路の入り口のほうで、なにやら水面に動くものが...
なんと、
マンタのヒレ先がときどき水面にのぞいていて、どうやら水路から流れ出るプランクトンを捕食しているようだ。急いで(それでもできるだけそっと)ボートを近づけて、マスクとスノーケル、フィンだけつけて水に入って待つことしばし、来た来た来た!口を大きく開けたM-70アルビノ君が、水面すれすれをやってきた!
その後に、個体は識別できなかったけれど、別のオスが続いていた。水面から見えたヒレ先は、こんな状況(赤い矢印)だったわけ。
マンタの大きな身体を支えるには、始終大量のプランクトンを食べなきゃやってられないだろうから、彼らの主な食事場所は深い海だと思う。でも、こうして浅い島の近くで、水路などからプランクトンをたくさん含んだ水が流れ出してくると、おやつ的にツマミ食いするのかなあ...と、勝手に想像したりしている。
そして、
マンタたちが、おやつのツマミ食いモードに入ってしまうと、いくら水路の中のクリーニング・ステーションで待ってても、なかなか来てくれない。こういうときは、水面にいてスノーケリングしながら待っているほうが、いいチャンスに出会えるかも。でも、
マンタのモードは潮の動きでまたすぐ変わる。だから、ラッキーな瞬間に出会えたら、素直にラッキー!と喜んで、そのときどきの
マンタを楽しめば良いと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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