ゴールデンウィーク後の時差連休組も途絶え、アメリカ・ヨーロッパ方面のバケーション・シーズンも終わって、ヤップの観光産業はいよいよ本格的なオフシーズンに突入、ルンルン by マンタ(笑)。さて日本の豚インフル騒動の影響が、これからヤップにも出てくるかしらん?ルンルン by suyap(笑)。
お隣のグアム島では、日本からの修学旅行は8月まで全てキャンセルとなり、6月の集客数は昨年の半分で、オプショナルツアーの催行も人数が集まらず中止になるところが続出とか。豚インフル・キャンペーンが日本の観光産業に与えた影響は、もしかしたらSARSよりも大きいかもね。
いまのところヤップ関係での豚インフル・キャンセル(略して豚キャン)件数は、ミクロネシア連邦と姉妹都市関係にある某市長様ご一行20名様1件だけのようで、担当旅行会社をさんざん手こずらせ、現地ホテル+政府をかきわまし、おそらく市予算もつけたあげくのコレでしょうからねえ...
(そんな心根でヤップまでお出でにならなくて、かえってよろしゅうございました)
ところで、
今年も7月に予定されているシンキロウ氏のお子様軍団は、どう決断するでしょうかねえ???
さて久しぶりのマンタちゃん掲載ですが、ツーリスト・ダイバーが少ないのはヤップのマンタやサンゴにとっては良いことで、彼らはただいま、ほんとうにルンルンですぅ(笑)。
だいたい、〇〇リゾートなんて洒落た名前の、たいがいが
島(地域)の外からきた大型資本による観光開発に勢いがあり過ぎると、現地の生活や伝統は本来の姿を失い、地元経済も多様な柔軟性を失っていく。これら外資による開発は、自分らの価値観や行動原理を引きずったまま入ってくる観光客を許し、我が物顔の外国人経営者&従業員をのさばらせ、南国では当たりまえな共存生物-ヤモリや蚊やブヨさんたちを、強力な殺虫剤で亡きモノにしてしまう。(自然豊かな「おリゾート」の部屋で、これらの生物に出会えなかったら、あなたのお部屋は強力な殺虫剤まみれです)。
ヤップみたいな場所を観光と共存させる理想モデルは、かつての日本の民宿のようなスタイルだとわたしは思っている。小規模なジモティ(地元)経営のホテルで、客はその日に採れた地の料理を味わいながら亭主ファミリーと語らう。経営者たちも、それぞれ生存的には自立していて(ホテル経営だけに依存しなくても衣食住の確保ができるってことで)、不景気で客の入りが悪いときにも、あわてず騒がず、マイペースで生きていける...
しかし現実のヤップでは、ジモティ経営のホテルといえどもアメリカ流のビジネス・アドバイザーに乗せられてローンを組んでしまったものも多く、これから厳しくなる観光産業に州政府や観光局がまずサポートすべきは、これらジモティ経営者たちであるべきで、決して外資系リゾートであってはならない。というわけで、これからヤップの旅を計画される方々には、ぜひぜひジモディ経営のホテルにお泊りくださることをお薦めします。そして、たっぷりとローカルなヤップを堪能してくださいませ~♪
とまあ、のっけからブッてしまったけれど、この先、世界中の経済どころか価値観も何もかもが大変換を遂げようとしているときに、今までどおりのビジネス・モデルが通用すると思うのは大間違いで、何が起きても大丈夫でいられるためには、やはり衣食住の自立を確保するのが最優先でしょう。それがそんなに大変なことじゃないってことを実感するためにも、ヤップに来る価値はありま~す(と、さりげなく宣伝したり-苦笑)。
それにしても、身近でドンパチなんかがおっぱじまったら旅どころじゃなくなるんで(そういう状況を世界はずーっと中東の人々に押しつけてきていたわけだし)、ヤップのマンタちゃんの不安も、実はそこにあるわけです。なんか、ヤな予感がすると...(
嫌ぁ~な感じ…)
それらがなんなのか考え続けるために、この
なんだか嫌ぁ~な感じをリストアップしておきたい:
1)豚インフル騒動
いろいろ妨害があったみたいだけど、なんとか実現した
木村盛世検疫官の参議院予算委員会への招致、その模様を
晴天とら日記のとらちゃんとこでまずどうぞ:
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「空港検疫は政治的パフォーマンス」:参議院予算委員会参考人の木村盛世検疫官が勇気有る批判。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51382283.html
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参院予算委】鈴木議員、新型インフルエンザ問題で質問
http://www.dpj.or.jp/news/?num=16055
木村盛世さんの「言い切り口調」(その点わたしも同類だね)に不満があっても、厚労省職員の立場でここまで切り込んでくれてる彼女を、
心ある民はどんどんサポートするべきです。
世界の環境ホットニュースさんちでは、ベトナム戦争時に日本国内で製造されていた枯葉剤問題から、これも不可解な毒餃子をへて、いま豚インフルを追ってます:
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豚インフルエンザ報道を検証する【第3回】
http://archive.mag2.com/0000083496/20090528052000000.html
5月18日以降地方に委任された「新型」判定作業はすべて、大阪市の報告にあるように、遺伝子比較解析は無視して行なわれている可能性があります。つまり、通常の季節性インフルエンザを「新型」と公表した例が多数あるということです。あるいは、「新型」がそもそも存在せず、厚労省はパニックを作り出すために杜撰な検査方法を地方に指導して、「幻の」新型患者数を発表する責任だけを地方に押し付けたのかもしれません。厚労省はなぜパニックを作り出す必要があったのでしょうか?(下線部分suyap)
他にも驚愕の事実/疑いが述べられているので、このレポートは要チェック。それにしても、この豚インフル騒動が、去る筋による一億総動員へ向けての予行演習でなかったことを祈りたい。
2)盧武鉉韓国前大統領の不審な死
きょうは国民葬が行われ、遺体は”遺言”どおり荼毘に付されたらしい。だが、彼はほんとうに自殺したのか?
<多すぎる不思議のふしぎ>
〇警護員証言の二転三転
(彼ははじめ「前大統領と一緒だった」と言っていたが、後に「寺に行けと言われて現場を離れた」と?)
〇崖からの投身の後、最初の病院には警護の車で担ぎ込まれた
(全身複雑骨折・頭部損傷している人を、普通の車に担ぎこんで運ぶなんて、非常識。それだけで生きる人も死なせてしまうほどの行為。なぜ現場に救急車/医療ヘリを呼ばなかったのか?)
〇パソコンに残された遺書
(説明するまでもなく、誰でも不審に思うでしょう)
〇すべてを仕切った警察、死亡確認から1時間半後にパソコンの「遺書」発見
(あいた口がふさげません)
〇韓日の異常な報道規制
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薫のハムニダ日記:盧武鉉への手紙
http://hamnidak.exblog.jp/d2009-05-29
↑↑を読むと、日本のメディアがいかに韓国の状況をありのままに伝えてないか、そして盧武鉉氏がいかに多くの人々から慕われていたか、悲しみと憤りとともに不思議なエネルギーが伝わってくる。中でもわたしのツボに触れたのはこれ:
「忘れてはならないことを忘れないことが愛であり、許してはならないことを許さないことが正義だ-盧武鉉を忘れない」(徳寿宮大漢門前の市民の手紙から)
3)北朝鮮の核実験祭り
〇北朝鮮はアメリカ政府にも事前通告を行った
(日本へはアメリカ・ルートで「前」か「後」かは置いておき)
〇ちょっと前から安倍晋三が妙にはしゃぎはじめた
(どっかから連絡あったの?4月にはアメリカ詣でしたよね、前原クンと)
〇北朝鮮核実験:異常値検出せず
(はあ?)
北朝鮮の地下核実験が与える影響を調べる放射能水準調査について、県環境保健研究センター(盛岡市飯岡新田、滝川義明所長)は26日、調査状況を報道各社に公開した。同センターは県内で唯一、放射能水準を調べる機器をそろえており、文部科学省の依頼を受け25日午後から調査体制を強化している。異常を示す数値は測定されていないという。
同センターは、通過する放射線量率を測るモニタリングポストと、降水や大気の粉じんから放射性物質を分析するゲルマニウム半導体検出器を装備する。調査期間は未定だが、前回06年の核実験時は16日間行ったという。【山口圭一】(毎日jp)
(要素1)
英国と米国経済は、せっぱ詰まっている
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田中宇の国際政治ニュース:ドル崩壊の夏になる?
http://www.tanakanews.com/090526dollar.htm
(要素2)
イスラエルがイラン攻撃をあきらめる可能性が高くなった>中東安定
(「彼ら」の結論?)
どこかに紛争地域をつくって(軍需景気で)米英経済立て直し?
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平成海援隊BBS:北朝鮮はアメリカの傀儡国家である
http://www2.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?Hkaientai+21032
投稿者---イチロウガンバ!(2009/05/27 08:21:17)
切れ味のいいコメントを掲載します。
この情報を共有しよう。
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「北朝鮮」とアメリカが敵国同士なんてウソです。ホントは大の仲良しです。みんな、騙されないでね~!金正日みたいにアメリカ軍産複合体やウォール街を儲けさせた独裁者はいません。北朝鮮とアメリカがつるんだサル芝居で、日本と韓国が食い物にされ、中国が振り回されてる、というのが東アジアの実情です。断言します、「北朝鮮はアメリカの傀儡国家である!」
投稿 ピョンヤンギャングさん
2009/05/26 23:15
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Re:北朝鮮はアメリカの傀儡国家である
投稿者---イチロウガンバ!(2009/05/27 08:55:33)
北朝鮮を先制攻撃したら、中国が黙っていないのはゆうまでもない。
だとしたら、今回の騒動の目的はやはり日本と中国を戦争モードに突入させる作戦かもしれない。
なぜか、それはアメリカ経済がこの夏にも崩壊予定らしいが、それを軍事産業により持ち直させる狙いがある。
アジア人同士で殺し合いをさせ、自国の経済を守る。こんな非人道的なことを平気で行ってきたアメリカなら充分ありえる話だ。
これに、負けそうな自公が選挙のために乗っているということか。
「なさけないにも程があるぜ、自公政権!」
「自党を守るより、国民を守れ!」
くれぐれも極東を再び紛争地域にしないよう、しっかり見張りつつ、あわてず踊らされず...
長くなったので、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら
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