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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道

また突飛なタイトルですんません。
まずはびっくりしているヤップはナマコヘブンのウミウシたちをご紹介しておきます。上から順にシライトウミウシChromodoris magnifica)、アンナウミウシChromodoris annae)、キヘリクロスジウミウシChromodoris elisabethina)です。

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道_a0043520_14371747.jpgナニゴトにもマジメなヤップの病院スタッフは、5月に入って、空港の入国審査の手前で、豚インフル検査を始めたようだ。飛行機から降り立つなり、白装束のマスク姿がずらりと勢ぞろいしているのを見た観光客は、けっこうギョッとするらしい。

「国内」側にいるわたしたちには、イミグレの外の状況はわからないのだけど、やってることはSARSのときと同じく耳検温器を使った体温測定のみのようで、税関を通過してゲストが出てくるのを待っているホテル送迎員たちは、こんな会話で憂さを晴らしている:
A: たとえ高熱の人がいても、その人が豚インフルにかかってるのか、他のインフルなのか、ただの風邪なのか、体温測定だけでとうしてわかるのよ?それ以上の検査キットがヤップにあるの?

B: その方面の世界の技術レベルは日々上がってるんだよ。心配はいらないさ、簡単に調べる方法があるのさ。

A: へえ~?どんな方法で?

B: まず高熱の人はな、ひとりずつ別室に入れられるんだ。

A: ...(まじめに聴いている)

B: それでな、ドクターがおごそかに命じるわけさ、豚の鳴き声を真似てみろって。
興味深々で聞いていたまわりの連中も、もちろん、このオチには大爆笑。ほんとうに、こんな胡散臭い「インフル騒動」に世界中が巻き込まれるなんて、まったくどうかしていると思うよ。

世界の環境ホット・ニュース:
豚インフルエンザ報道を検証する【第2回】

http://archive.mag2.com/0000083496/20090513070000000.html

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道_a0043520_14383615.jpg以下抜粋です:
まず、(枡添厚労)大臣が「弱毒性の可能性」を認識しておきながら、「感染症法第6条第7号」を適用するのは不適切でしょう。「当該 疾病にかかつた場合の 病状の程度が重篤」かどうかは、4月29日深夜のWHO電話会議で早くも否定されています。

~~中略~~

世界保健機関(WHO)も4月30日、新型インフルエンザの呼称を「インフルエンザA(H1N1)」に改める、と発表しました。(5.1 J-Cast ニュース)

~~中略~~

タミフルが効かないウイルスがどんどん広がっているのに、タミフルの備蓄を増やすという政策のどこに合理性があるというのでしょう。タミフルのメーカーを儲けさせているだけです。それでなくても日本はタミフルの最大、最高の顧客なのです。

~~中略~~

このように、今回の豚インフルエンザ騒動は、治療薬タミフルが世界中でインフルエンザの主流である(H1N1)に対して まったく効果がなくなってしまった、特に大口顧客である日本でも効果がないことが確認された直後に、にわかに持ち上がったという胡散臭さがあるのです。テポドンが発射されるとの情報が流れると、とても命中するとは思えないほど射程の短い迎撃ミサイルを大量に配備しようとするのと同じ構図といえるでしょうか。

~~中略~~

今回騒動になっているインフルエンザA(H1N1)は いくら探しても、タミフルが治療薬として有効だとの科学的知見が見つかりません。でてくるのは「WHOと米国CDCが有効だと言っている」との伝聞情報だけです。(抜粋おわり)

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道_a0043520_1440831.jpg連休明けに、(いかにも国内に感染者は皆無のように)海外からの帰国者から出た「感染者」で大騒ぎしていた日本のメディアは、今度は「国内感染」で大騒ぎしている。

ところで、この豚インフルエンザは、4月半ばになっていきなり世界にデビューしたわけだけど、豚インフルエンザ報道を検証する【第2回】がやっているように、世に出た報道を落ち着いて検証すると、よーするに豚インフルと騒いでいるモノは、タミフルが効かないタイプのA型インフルエンザで、いまんとこ症状もマイナーってことで、そんなん、こんな騒ぎになる前から日本で静かに流行ってた可能性だってあるわけだ。だから4月に日本に行ったとき、わたしがもらってきた原因不明の高熱も、ぜったい豚インフルだったに違いない-と信じることにしている^^
パンデミック前のプロトタイプのインフルエンザに早いうちに接触し、免疫をつけておくのがよいかも
と、生物学に詳しい友人はいう。彼はさらに、
インフルエンザもヒトや豚、鳥などと共存してきたわけで、人類史において何回もパンデミックを引き起こしてきたインフルエンザを、今ここで押さえ込むというのは、政治としては重要なパフォーマンスかもしれないが、科学的には意味のないこと
ともいう。わかってる人にはわかってるんですネ、この騒ぎの空空しさ & いかがわしさを。したがって、
日本メディアの豚インフル空騒ぎは、対米従属の自公政権がアメリカ政府「筋」に脅され握らされ買い続け、いまや備蓄率世界一にまでなった効かないタミフルの在庫処分と、更なる無駄遣い的購入、さらに自公政権の総選挙を視野に入れた格好つけ, etc. のために他ならない!
と、わたしは考える。日本にお住まいのみなさん、メディアに載せられず、いたずらに恐がらず、フツーの生活を送りましょうね~♪

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道_a0043520_1442331.jpgところでもうひとつ、そのタイミング的なマッチで、わたしには見捨ておけないニュース(?)がある。

先ほど紹介した豚インフルエンザ報道を検証する【第2回】の記事を再び引用させていただくと:
メキシコでの死亡者数が大幅に下方修正される直前の4月28日朝、舛添・厚生労働相はメキシコ、米国、カナダで、感染症予防法に基づく新型インフルエンザが発生したと宣言しました。(朝日新聞 2009.4.28 13:29)(太線・下線の強調はsuyap)
ということになったわけだが、実はこのマスゾエ声明が出るちょっと前(アメリカ東海岸時間で4月27日の朝)、ニューヨーク市の上空で、こんな事件があった:

OBAMA PLANE PHOTO OP STARTLES NEW YORKERS

White House Apologizes For NYC Military Fly-By

つまり、2機のファントム16を従えた(?)オバマ大統領専用機エアフォースワンが、自由の女神のまわりで急降下・上昇を繰り返して、ニューヨーカーを震え上がらせたと。わたしもニュースの端っこで目にして、なんだこりゃと思ったのを覚えている。

ホワイトハウスでは、それは軍が行ったと撮影飛行であり、オバマは乗っていなかった-という説明をして詫び、このニュースはそのまま消えてしまったが、その後、ネットゲリラさんち経由で、こんな記事にたどりついた:

Obama’s Air Force One In Shootdown Scare Over New York City
http://www.whatdoesitmean.com/index1228.htm

米大統領専用機が「グラウンド・ゼロ」を低空飛行・NY市民ら一時パニック
http://www.y-asakawa.com/message2009-1/09-message30.htm
(上記の完全日本語訳が載ってます)

ネットゲリラ:暗殺寸前だったオバマ大統領
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/05/post_8941.html

要するに、アメリカ政府の公式発表とは異なり、エアーフォースワンには、国連、ロシア、中国の代表者と豚インフルの対策を協議するためにニューヨークに向かうオバマ大統領が乗っており、それに反対する米国政府内の勢力により戦闘機が発動され、そのうちの一機はなんと空対空ミサイルを「ロック・オン」していたというのだ。それで、エアーフォースワンのパイロットは咄嗟に(まさかニューヨーク市民の見守る中で撃墜はできまいと)、機首をマンハッタンに向けた...と。

ソースのWhat does it meanというサイトは、旧KGB(あるいは現ロシアの諜報機関?)と繋がっているという情報もあるが、それを踏まえたうえでも、この記事の内容は頭のどこかに入れておいたほうが良いような気がする。

ヤップのウミウシもびっくり、怪しい「新型」インフルエンザ報道_a0043520_144335100.jpgアメリカ大統領の移動する際の乗り物は、エアーフォースワン(BO747ジャンボ)かエアーフォースツー(ヘリ)に限られているという。ホワイトハウスから連邦議会に行くにもエアーフォースツーが使われるのだそうだ。ワシントンDCからニューヨークまで行くのに、エアフォースツーのヘリでなく、エアーフォースワンが使われても不思議ではない。

そして、この事件の直後、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日深夜(日本時間30日早朝)に緊急記者会見を開き、警戒レベルをこれまでの「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたと発表し豚インフルエンザ報道を検証する【第1回】)、【4月29日 AFP】メキシコのホセ・アンヘル・コルドバ保健相は28日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)による死者数を20人から7人に引き下げた)...というハチャメチャな動きを見せ、WHOや世界のインフルエンザの権威のおかしな発言や対応とともに今に繋がっているわけだ。少なくとも、4月25日から28日早朝(日本時間)の間に、WHOやメキシコ政府の決定を左右するほどの何かがあったと想像できる。

そういや、WHOのマーガレット・チャン事務局長も、中国系だった?


最後にオザワン小沢一郎への素敵なエールを見つけたので、(本日のお題と直接には関係ないけれど、メディア・コントロールつながりということで)、ここに貼っておきます:

小沢落語:「剛腕・小沢」は≪公共財≫だ
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2009/05/post_272.html
あるいは、
http://www.asyura2.com/09/senkyo63/msg/433.html

あと、とらちゃん、いつもリンクで紹介くださってありがとう!
晴天とら日和:鳩山新体制:執行部人事決まる!
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51378405.html

このブログでは、管理人の表現力の及ばぬところを大幅にリンク先記事に依存しておりますので、それぞれのリンクをクリックして、ぜひ読みにいってくださいまし。


<おまけ>
効かないし、危ないし、怪しい、タミフル情報サイト:
中外製薬:緊急安全性情報:タミフル服用後の異常行動について
http://www.chugai-pharm.co.jp/html/info/070321.html
薬害タミフル脳症被害者の会
http://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/
JanJan:インフルエンザ「タミフル」が効かない!!
http://www.news.janjan.jp/living/0811/0811111293/1.php
タミフルはインフルエンザを治さない
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1251548
ラムズフェルド(元)米国防長官のタミフル利権疑惑!?
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col6015.html
マスコミに載らない海外記事:空飛ぶブタ、タミフル、そして工場方式飼育場
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2009/05/post-aea0.html
アセンション:ラムズフェルドとタミフル
http://ishidanaoki.cocolog-wbs.com/blog/2009/04/post-11d2.html



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by suyap | 2009-05-17 12:38 | 新聞捨ててテレビを消そう
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