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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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♪♪ 小沢一郎-国策捜査の効果 ♪♪

♪♪ 小沢一郎-国策捜査の効果 ♪♪_a0043520_19523156.jpgべつに小沢サンがこのカニのようだっていうわけじゃありません。茹であげたマングローブガニが、あまりにも見事で威厳があったので、ちょっとだけ写真でおすそ分け~です^^

さて、晴天とら日和のとらちゃんの記事やカナダde日本語の美爾依さんの記事から、小沢一郎サンへ激励の手紙を集めた書簡集が出来ていることを知った。まだネットだけみたいだけど、こちらで読めます:


拝啓、小沢一郎様

http://issuu.com/irohoney/docs/letterstoozawa2?mode=a_p
ネットから生まれた小沢への激励の手紙76通が書簡集に政治問題を討論するインターネット掲示板「平成海援隊」と「TOKYOCALLING 行動へ向けての準備室」が、西松献金事件の影響で劣勢に立たされている小沢一郎氏を激励する手紙を募集したところ、4月19日からわずか5日間で76通もの手紙が届き、それが一冊の本となったことが話題となっている。

この激励書簡集のタイトルは、「拝啓、小沢一郎様」。総ページ数は101ページにおよび、小沢ファンだけではなく、無党派層からも多数の手紙が寄せられていることが特徴だ。
(The Journal/ニュース・スパイラル)
この激励文を書いた人たちは、必ずしもみんな民主党を応援しているとは限らないみたい。中にはかつて自民党に票を入れた人もいるようだし、自民党とたいして変らないし未熟だと思って、民主党にあまり賛同してなかった人もいる。わたしもその口だけど。

それが、2005年の総選挙のときとは質的に違う何かすごい変化が、いま日本中の有権者の間で起きているような気がする。やはり美爾依さんの記事から知った下のブログ記事も、そんな変化の中から出てきたものだ。読んでいるうちに、なんかこう、感動しちゃいました:

植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省(1)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10245172618.html
植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省(2)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10246907471.html
植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省(3)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10248090184.html
植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省(4)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10248911818.html
植草一秀事件も国策逮捕だったことを知らなかった個人的反省(5)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10249047377.html

4年前の総選挙ではコイズミ改革に期待して自民党に投票したとか、新宿のラーメン屋ですっごく臭いホームレスのおじさんと隣り合わせたときには閉口したとか、このブログ主さんはすごく正直。そんな人が、小沢一郎氏に対するメディアの総攻撃を目にしてすごく感じるところがあり、初めて植草さんの「知られざる真実-勾留地にて-」を手にとって読んだ。その体験が、たちまちこんなに素敵な書評になるなんて...

2005年の総選挙でコイズミを圧勝させたのはB層だ-なんてことを、アンチ・コイズミ・カイカク派でもよく使うけれど、どれだけその中身を感じようとし、理解したうえで表現していたか?そこに己の驕りはなかったか?それはわたしの個人的反省でもある。

タケナカ・ヘイゾー氏が雇った調査会社に、B層(B層のバカのBだという)と分類され馬鹿にされた人々の主体は、実は、一生懸命に働いて日本経済を支えていたマジメなサラリーマンとその家族、そして忙しい生産者たちだった。みんな日々の暮らしで忙しいから、家に帰ってテレビをつけると「自然に」流れてくる映像や音声、朝のあわただしい時間にチラッと目を通す新聞だけがニュース・ソース、たまに手に取る本も、店頭で平積みされるようなものにしか目が届かない。毎日がそういう調子で回っていれば、とりあえず疑問に思うこともなく時は過ぎ...

それが、誰がどう見てもより怪し気な自民党の政治家は放置され、メディアが総力を挙げて小沢一郎ばかりを叩く、その不自然なさまを見せつけられた今回ばかりは、さすがに何かおかしいぞ-と思う人が増えてきた。これって、すごいことだ。

あと、もうひと押し、せ~のっ(笑)

シンキローと不思議な因縁で結ばれたおかげで、かなり前から気づくことのできたわたしのような人間も、ここにきてやっと気づき始めた人たちも、誰が先だの後だの、右だの左だの、この先がどーなるこーなるじゃなく、ニンゲンみんな変わるんだし、変わっていかなきゃそれこそオカシいし、もう火の手のあがっている家=日本社会&地球全体も=を前にしたら、ともかく、みんなでバケツ・リレーでも始めなけりゃ、ホントに全焼しちゃうじゃん...

燃えあがる家を目の前に見ながら、いやバケツの持ち方はこうじゃないとか、焼けた家の建て直しはこれが良いとか、しまいにゃ屋根の上で火に囲まれているマトイ持ちを引きずり下ろそうなんていう輩なんざ、ぜ~ったいに信用しちゃいけねえ。火事場ドロボーにも気をつけろ!

というわけで、小沢サン、屋根の上は熱いし煙くて大変でしょうけど、もう少し目をしょぼしょぼさせながら留まっていてくださいませ。そうすりゃ、否が応でも火事に気づいてバケツを持つ手も増えるでしょう。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2009-05-11 00:05 | 新聞捨ててテレビを消そう
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