
今週は小潮まわりで、
ミル・チャネルなど風下側の水路はすごい濁りになっている。上げ潮にかけて潜っても透明度は変わらず、1ダイブ目では
マンタに出会えなかった。運良く
マンタを見たグループによると、きょうは水路の深いほうを行きかっているみたい。
小潮のときの良い面は、朝もゆっくり出航で、お昼もボートでまったり取れること。そんな休憩のあと、ゲストのリクエストは、
ミル・チャネルの透明度が変わらないようなら、少しでも透明度が良くてスノーケルも楽しめるポイント!となると、やはり
ナマコベフンがお薦めですね^^
ま、きょうのところは
マンタはあきらめて、最近またよく見かけるようになった
エリザベスウミウシ(
Chromodoris elisabethina)や共生ハゼどんを堪能しながら、

願わくば
ナマコヘブンのアイドル、
タイマイくんにも会えるといいな、と思っていると、しっかり出てきてくれて...(ほっ)。

しかも無我夢中でカイメンを食べている最中で、どんなに近寄っても、みんなで取り囲んで写真を撮っても、いっこうに気にする気配なし。そして、やっとカイメンを貪るためにサンゴの隙間に突っこんでいた首を上げてあたりを見回したかと思うと、フラフラフラ~と息をするために浮上していっちゃった。

わたしたちは水深12mくらいのところに残って見上げながら、水面で息をついでまた潜ってくる
タイマイを見ていたら、さっきまでカイメンを貪っていた場所には戻らないで(というか見失った風情で)、また違うところに首を突っ込み始めた。カメさんたちって、けっこう行き当たりばったり
人生亀生をやってる?(笑)
そして、
タイマイくんとの濃厚なひと時を堪能し、満足いっぱい笑みいっぱいでボートの下に戻って5mの安全停止をしているとき、
事件は起こった!
ゲストがみんなわたしのほうに向いてボーッとしていた瞬間、そのすぐ後ろを
マンタが1匹、スーッと通り過ぎたのだ。
ベルを鳴らす手ももどかしく、もう一方の手で後ろを向くように指示しながら、レギュレーターの中で声にならない声を限りにわめいていた:
マンタ、マンタ、マンタ!

ゲストその1:うっうっそ~、あら、ホントだわ!

ゲストその2:あれえ~、初めてのマンタ、す て き !

一度後ろを通り過ぎた
マンタは、 先の根まで行くと反転して戻ってきて、わたしたちを確認するかのように、ゆっくりと目の下を通りすぎていったのだった。
最近の
ミル・チャネルで
マンタを見ることのできる確率が75%とすると、この
ナマコヘブンで見られる確率は...2%くらいだろうか。そんなラッキーな2%に当たって、きょうのゲストはほんとうに運が良い。うちの桟橋から3分のこのポイントで、もっと
マンタが見られると楽なんだけどなあ。
PS:ちなみに、
マンタの標準ポイント、
ミル・チャネルや
ゴフヌー・チャネルへも、波のない水路やリーフの中を走って20~30分の距離です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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