今朝は、小沢叩きをする日本共産党の目的は何なのだろう...なんて夢のなかでぐだぐだ考えながら目覚めました。わたし自身もまさかイチロウくんにこんなエールを送ることになるとは、ちょっと前まで夢にも思いませんでしたけど、今の日本の政治状況は、今後の日本の庶民の暮らしを左右する超大事なターニング・ポイントにあります。
そういう状況がすごく心配なので、コピペばかりで恐縮ですが、田中良紹さんの記事をご紹介します。元報道記者として政治の現場を知るものとして、恐るべきことが述べられています。わたしは、これが政治の現実だと思います。
(日本に住む人々がより良い将来に向かって舵きりできますようにと願って、冒頭の写真はカヌーにしました。先々月末のパラオへの船出です):
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記者の資格
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_172.html
要するに地検がやっている事はナチス・ドイツのゲッベルスが得意とした「情報操作」である。かつて警察を取材していた頃、幹部から「検察はゲッベルスのやり方を習得した」と聞かされた事がある。警察の事件はマスコミも取材できる犯罪現場があるから「情報操作」は難しい。しかし検察の現場は「取調室」という密室しかない。誰も検察の発表の裏を取る事が出来ない。それを良い事にマスコミを使って「情報操作」をし、裁判の前に世論を誘導して裁判官が無罪の判決を出しにくい状況を作り出している。そういう話だった。警察と検察は仲間ではあるが、時には対立する事もある。その幹部は検察の捜査に批判的だった。
今回もその情報操作にメディアは振り回されている。だからメディアは事件の本筋を追うよりも早くも「小沢代表の進退」に焦点を移した。それによってそこに権力の狙いがある事がはっきりした。地検もそうなってくれないと困る。小沢代表が辞任してくれれば事件の方も「幕引き」を図る事が出来るが、辞任してくれないと「幕引き」の仕様がなくなる。だから頼みの綱は民主党議員だ。民主党の中から小沢代表の足を引っ張る声が起こらないと困る。そのための「恐喝」と「買収」が水面下で行なわれているはずだ。政治を取材してきた私の経験では、こういうときには必ずそれが起きていた。それも分からないようでは記者として相当のボンクラだ。
私がそう思ってみていると新聞記者出身の民主党議員と社会党出身の民主党議員が「小沢辞任」の旗を振り始めた。私の予想通りである。前者は新聞社のドンの影響下にある。後者は自民党と地下水脈でつながっていた旧社会党議員である。まさに権力の手先とは思わせないようにして利用できる格好の議員である。
~~中略~~
そして権力の狙いは民主党代表に岡田克也氏を当てることだ。なぜなら官房副長官の手によって岡田氏のスキャンダルは既に仕込みが終ったからだ。最近自民党からは「小沢が辞めて岡田に代われば選挙は自民党に不利になる」という話が出ているらしい。誰に聞かせようとしているか。民主党議員に聞かせようとしている。それを聞けば自民党の思惑があからさまに見えてくるではないか。「自民党に不利になる」と言って「小沢おろし」を促進させようと言う事だ。
岡田氏が代表になればスキャンダルは表面化しない。表面化させずに裏で「恐喝」する。「言う事を聞かなければ表に出すぞ」と言って脅す。これで霞が関は民主党に政権交代した後も民主党を手なずける事が出来る。自民党の政権復帰も3年以内には実現する。スキャンダルは岡田氏本人のものでなくても良い。家族、兄弟、親戚のスキャンダルでも「脅し」の効果はある。むしろその方が本人もつらい。権力者を操縦するため家族のスキャンダルが「脅し」の材料に使われた例を私はこれまで数々見てきた。
本人が「脅し」に屈するのがいやで政権を投げ出す例もある。真相は未だに不明だが、細川総理の突然の辞任によって自民党は早期に政権復帰できた。岡田克也代表への流れを自民党も含めて作ろうとしているならば、まともな政治記者は過去の例に照らして想像力を働かせ、事態の推移を見守るものだ。
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更迭できない理由
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_174.html
麻生総理が更迭を決めたら、麻生総理のスキャンダルが暴露される可能性だってないとは言えない。飼い犬に手を噛まれないようにするためには、餌をやり続けるしかない。しかしこれだと日本は警察や検察が最も力のある「警察国家」と言う事にならないか。日本が「警察国家」でない事を証明するためには麻生総理は飼い犬を切らなければならない。そして日本の報道機関がジャーナリズムであるためには、漆間発言をうやむやにしたら命取りになる。それでなくとも信頼が揺らいでいる新聞とテレビを見ようとする国民がいなくなる。メディアにも麻生政権と同様の危機が訪れる。
大事なことは、日本に住む多くの人々が、マスメディアの流す嘘の情報に
気づく、ということです。たとえ言葉を発しなくても、
気づいた人が増えれば、必ず状況が変わります。それを信じて、わたしはきょうも、
がんばれ、イチロウ!とささやかに旗を振ることにしました。イチロウくんが代表で政権交代できた暁には、こんどは彼が独走しないように、反対派にまわることも十分あるということを宣言しておきながら!
こちらの記事もご参照あれ:
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カナダde日本語:小沢一郎民主党代表は続投し、国家権力と闘い抜くべき
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反戦な家づくり:与謝野馨の場合
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晴天とら日和:小沢代表記者会見:謝罪と「西松献金」の経緯を説明して政権交代への決意を示す。(映像+全文掲載)
(追記)
ひゃ~、すごいことになってる!
雑談日記:国策捜査たくらんだ奴と、共謀罪推進した奴と、裁判員制度推進している奴が重なり合うと言うスゴイ話しになり、&伊藤律尋問。
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-40.html
経由で、
世に倦む日日:戦前型警察国家の謀略官僚人脈 - 漆間巌、大林宏、田母神俊雄
http://critic6.blog63.fc2.com/blog-entry-40.html
今度の西松事件の捜査と小沢秘書逮捕の一件は、官邸の漆間巌と検察の大林宏の二人の連携作業なのではないか。
70年前にいつか通った道筋...ゾーッ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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