せっかくヤップのことを書こうとおもってたのに、またまたメディアに操作された「アンケート調査」なるものが出回って
イチロウくんを下ろそう旋風が吹き荒れている。またそれに得々と乗っかってる「反自公政権」ブロガー諸氏もおられるようなんで、わたしがでしゃばってもしょうがないのはわかってるんだけど、
きっこちゃんのところで紹介されていた
田中良紹さんのこの記事を、ぜひたくさんの人に読んでもらいたいから、大事なとこを貼り付けておきます
(一部太字はsuyap):
予言が現実になった
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_004
与党と官僚とが微妙な隙間を作りながら複雑に絡まり合い、どこに権力のポイントがあるのかを分からなくする日本の統治構造は、国会議員であっても誰も内実を知らない。ましてそれを縦横に操る事の出来る人間など滅多にいない。しかしかつて権力の内側に身を置き、権力を操った事のある「経験者」が小沢一郎氏である。霞ヶ関の権力機構からすれば最も「目障り」で「恐ろしい」存在だった。
小沢氏がいなくなれば、民主党を権力の手のひらに載せ、今の自民党と同じように溶かしてしまう事が出来る。しかし小沢氏の手で政権交代になると本当に霞ヶ関は解体されかねない。だから07年から小沢氏は権力にとってスキャンダル暴露の最大ターゲットであった。
また、一昨年秋の大連立構想についても、びっくらするような洞察も述べてある:
その事は当然小沢氏も分かっていた。だから07年11月に福田政権に対して「大連立」を仕掛けたと私は見ていた。「大連立」は参議院選挙で権力の半分を失った自民党が権力にしがみつくための唯一の方法である。次の衆議院選挙で勝ったとしても三分の二以上の議席は維持できない。参議院選挙で過半数を獲得するまで自民党は権力が半分の状態を続けなければならない。10年以上もその状態が続く事になる。しかし「大連立」が実現すれば権力の座に居続けられる。それを見透かして小沢氏は「大連立」を仕掛けた。
民主党には3つのメリットがあった。一つは権力の内実を知らない若手議員に統治行為の訓練をさせる機会が得られる。二つ目はあわよくば自民党から有為の人材を引き抜くチャンスになる。そして三つ目は大連立に前向きな小沢氏を自民党はスキャンダルで潰せなくなる。「大連立」には「一石四鳥」の効果があると私は見ていた。
また田中良紹さんのこちらの記事も、すごく参考になると思います:
日本の外交感覚
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_001.html
田中良紹の「国会探訪」:プーチンの真似も出来ない
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/03/post_170.html
いみじくも自分のことを少しでもニホンの政治をマトモにしたい-と願っているブロガーと思うなら、たとえ読者数が極小であっても、自分の文言が現政権を利するようなものかどうか、記事をアップする前に熟考するべきです。そういうプロセスを経ない低次元(好き嫌いレベル)の文言は、自己満足(あるいは自慰行為)だけに留まらず、利敵行為となります。
週明け、オザワ辞任を求める声が民主内外で煽られることが予想されます。しかし、政権交代+霞ヶ関解体を成し遂げなければ、日本の政治は変われないし、今それを推し進められるのは、清濁併せ呑みつつアメリカの強権に対抗すべく「進化」したイチロウくんしかいないでしょう。小沢辞任を煽ってはならない!細川~村山政権のようなドジを踏ませてはなりません(管サンや岡田サンでは十分にその恐れアリ。マエハラ?<<論外!)
※次期衆院選では、ともかく小沢一郎率いる民主党+(各自の好みに応じて)社民・共産・国民新・新党日本の議席をできるだけ増やすよう、投票作戦いたしまっしょ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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