一昨日と昨日のカヌー曳航のお手伝いを感謝されて、
遠洋航海からカヌーが帰還したときに行われるカヌー上げのセレモニーに招かれた。とはいっても、きょうはダイバーのグループさんでちょっと忙しかったので、初めは丁重にお断りしていたのだけど、ゲストも一緒に参加OKということだったので、午前中のダイビングを終えて昼食後、大急ぎで駆けつけてみると…12時ころから開始予定が、始まったのは3時(笑)。
このセレモニーは、航海に参加したクルーを慰労し、航海中に起きた問題などの解決法を年長者から教わり、みんなで会食する…みたいなことが目的ではないかと理解した(この点はもう少し調べてみます)。供された料理を見ると、どうやら今回の航海を率いたアリさんの側から出ているみたい。このあたりの理由も、これから聞いてみたいと思う。
ほんとうは女やツーリストが立ち会うものじゃないのでは?という気もしたけど、ヤップ島とヤップ州離島の伝統航海術を伝授・維持する目的で始まったトラディッショナル・ナビゲーション・ソサエティの活動だからOKなのだろう。それぞれのクルーの身内の女たちも来ていた。
マストが折れたときの対処法や、航海するうえでの心得、それぞれの島を起点とした行き先ごとのマーカーとなる星の説明など、離島の言葉の説明などはよくわからなかったけど、すごく興味深く拝聴した。
小一時間ほどのスピーチが終わると料理が配られ、お開きとなった。わたしたちはすぐにお暇したけど、クルーや関係者はヤシ酒やビールの尽きるまで、宴が続いたこどだろう。
(上の写真は、航海の心得を語るアリさんと、カヌーの上に置かれて取り分けられるのを待っているご馳走料理)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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