また貿易風が強まってきて、今朝の
ミル・チャネルでは、最満潮の3時間も前なのに、もう濁った水が流れ出していた。
幸い
マンタはあきちゃったというゲストだったので、ちらりと通り過ぎるマンタには目もくれず、小さなものたちを追っていたのだけど、
キイロサンゴハゼ(
Gobiodon okinawae)もそのひとつ。一時期減ったキイロサンゴハゼの姿を、最近よく見かけるなあ。(ピンボケは毎度のご愛嬌で...)
2ダイブ目は場所を
ナマコヘブンに移し、のんびりまったりモードで。
写真は大好物のカイメンにとりつく
アンナウミウシ(
Chromodoris annae)だけど、こちらは最近数が減ったような...
マンタには飽きたけどカメはみたい!というゲストの願いがかなって、小さな
タイマイ(
Eretmochelys imbricata)が登場してくれた。もともとのん気なカメなので、だから絶滅危惧種にもなっちゃうわけで、このときも、ゲストに興味を示したか、まるでキスでもするかのように超接近してきた。
それを見て、歯をむき出して笑っている
ミズイリショウジョウガイ(Spondylus varius )-なんてこと書くと本気にされるかもしれないけれど、実はこの貝はとっても臆病なのでなかなかお近づきになれない。ちょっとでもカメラの気配を感じるとパタッと口を閉じてしまう。
最満潮から3時間も過ぎてたので、水路の中はリーフを越えてくる外洋のきれいな水と、内湾から出てくる濁った水がまざりあってて、幻想的なグラデーション。きれいな水のパートでは、小さな
ヒレフリサンカクハゼ(Fusigobius signipinnis)が砂色に同化して、よく目を凝らさないと見つけられないのだった。目玉のまわりと背びれの赤い星が目印-わかるかな?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら
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