旅の間にたまった郵便物を取りに、郵便局に行ってきた。最近ではほとんどの通信はEメイルなので、郵便局には週1回いくかどうかってとこ。ヤップには郵便配達なんてないから、郵便物は自分で私書箱に取りにいくわけで、しかも週3回の飛行機か、月に1~2回の船でしか郵便の出入りはないから、日本や、この国の首都ポンペイからの郵便物がヤップに届くのは、航空便でも最短で6日、ふつうで10日前後、長いときは2~3週間かかる。
で、きょう受け取ったクリスマス・カードやDMに混じって、
差出人の書いてない封筒があったので開けてみると...
またですか>>駐ミクロネシア連邦日本大使館!
To celebrate the Birthday of His Majesty The Emperor of Japan
The Ambassador of Japan and Mrs. 大使夫人の名前
request the pleasure of the company of
〇〇〇(招待される人の名前)
at a Reception on Tuesday, December 16, 2008 from 6:00 to 8:00 pm at △△.
日本の天皇陛下のお誕生日をお祝いするために
日本国大使夫妻は〇〇〇さんを
2008年12月16日午後6時から8時に△△レストランで催されるレセプションにご招待申し上げます。
しかも、この招待状が大使館のある首都ポンペイで投函されたのは、消印から12月16日とわかる。わたしが受け取ったのは当日の2日も後(笑)。
しかも招待状が英文であることから、おそらく同様のものがミクロネシア連邦各州政府関係者にも送られていることだろう。以下にその非常識さをあげておく:
1) 差出人の入っていない郵便物は全くもって失礼である。
2) 首都ポンペイで行われるレセプションへの招待状を出すのに、ほんとうに出席を願っているのなら、郵便物が届く日程と、それを受け取って旅の計画を立てるに十分な余裕を持って発送すべきである。
3) しかもポンペイ在住者以外は、わざわざレセプションのために高い飛行機代とホテル代(ヤップからだと最低3日はかかる)を払う人間などいないということを念頭におき、もっと情と礼儀のこもった文面にすべきである。
4) それにしても、なんで日本の在外公館が天皇誕生日を外国で祝ってレセプションするんだ?日本は建前だけでも、主権在民ではなかったの?きっとミクロネシア側の出席者も、義理だけで来るだろうね(笑)。なんたって、年末はクリスマスで忙しいんだから、天皇?それがどうした?だよん。
ポンペイ在住者によると、こんなレセプションがあると、ポンペイ在住日本人は強制的に出席を迫られるらしい。わたしみたいなヘソ曲がりは絶対に行かないか、行ってもお高くお気取りあそばしたハイソな日本人の面々を前にしてローカル・スタイルを押し通し、わざと(ハイソ日本人の)ヒンシュクを買うことを
狙うかのどっちかだけど、やれやれ、ポンペイに住んでなくて良かったなあ(笑)。
それにしても、なんで日本の在外公館が、外国で天皇誕生日のレセプションをするんだろう???他の国の事情を教えてくださ~い!
それもこれも、わが宿敵、「神の国」シンキロー(森喜朗)の差し金だったりして...(怒)
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