けっこう強く吹いていた貿易風がやや緩んできたが、これから吹いたり緩んだりを繰り返しながら本格的な貿易風のシーズンに突入だ。
さて上の写真はヤップの海底でひっそり生きる
ムカデミノウミウシだが、
天木直人さんのブログで「
私は貝になりたい」という映画を紹介されていたので、遠い昔の記憶を呼び覚まされた。
フランキー境が主演するテレビドラマ「私は貝になりたい」が初放映されたのは1958年らしいから、いくらなんでも小学生だったわたしが見たのは年代的にみてもそれではないが、おそらく再放送か、その後映画化されたもののテレビ放映だったのだろう。ストーリーもタイトルも覚えていなかったけれど、有名なコメディアンのフランキー境が、散髪屋(当時はそう言っていた)からヘルメットをかぶった兵隊(MP?)に連行されていくシーンが、強烈に脳裏に焼きついている。
その「私は貝になりたい」のストーリーはこちらで読める(写真入り):
http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/kai.htm
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/8207/kai.htm
天木さんによると、その「私は貝になりたい」が最近リメイクされ、劇場公開されたという。テロ
まがいの事件が続き、社会格差も今後ますます広がりそうな、まるで昭和初期とそっくりな状況が出ているなかで、このような映画がリメイクされるのは、まだ日本の将来にも希望が持てるということか。
ところで「元厚労省次官夫妻連続殺傷事件」の「犯人」自首で、いまだに日本のメディアは沸きかえっているようだ。この不可解な事件に関して、
山崎行太郎さんのブログで、なるほどな、と思った箇所がある:
自首したテロリストは単独犯か?
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20081123/1227419363僕の友人でもある「一水会」の代表が、テレビで、「女性に手をかけている点で、右翼のにおいがしない。」と分析していたが、鋭い指摘であり、やはりその通りだったわけで、この凶悪事件を分析する上で、注目すべき大きな要因は、「女性に手をかけている……」という点にあり、おそらくその観点から見れば、左翼過激派でも右翼行動派でもない、と言わなければならないだろう。ある情報によると、犯人の自首・出頭の数時間前に、NHKに、福岡方面から電話があり、「これから出頭する」という予告があったというが、その情報が正確だとすれば、自首・出頭が、組織的な話し合いの上で、行なわれた可能性が高い。
「自首」した人物が実行犯かどうかわからないが、この事件は、ある目的で「口封じ」を狙った組織的な犯行であることは確かであろう。コイズミ某に集中したメディアの大騒ぎに騙されてはならない。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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