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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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拿捕された「大幸丸」はまだヤップにいます

拿捕された「大幸丸」はまだヤップにいます_a0043520_2292738.jpg
ミクロネシア連邦ヤップ州の領海内に侵入して操業した疑いで拿捕されている「大幸丸」は、まだヤップに抑留中。↑写真↑は本日(11月15日)午後1時に撮影。
(参照)
拿捕船「大幸丸」
http://suyap.exblog.jp/7647028/

どうやらシンキロウがうごめいているようだ
http://suyap.exblog.jp/7652185/

↓こうして↓
拿捕された「大幸丸」はまだヤップにいます_a0043520_22103989.jpg

後ろからは巡視船インディペンダンスに監視され、前からはJICA/OFCFから貢がれたYFAの漁船に挟まれて、これじゃ逃げようにも逃げられないでしょね(笑)。

ところで遅ればせながら、こんなニュースを拾ったので、メモしておく。

ニホンどっかの国の裁判所と違って、大統領の権限で検察や裁判所を動かせるような独裁国家ではないし、大統領の「協力したい-というのは、社交辞令というか、外交言辞だたんじゃないの?きっと動かせない証拠がドンとあるんだろうねえ... 記事でも何らかの制裁金が科される可能性はあるなんて予防線も張ってるし(笑)。

ミクロネシア側もそうとう調査して拿捕していると思うから、ここで引いては、日本漁船の不法操業が後を立たない状況があるんだろう。
沖縄タイムス
2008年11月11日【朝刊】 政治

「できる限り協力」外相申し入れ受けミクロネシア大統領が言明/「大幸丸」拿捕

 【東京】中曽根弘文外相は十日午後、都内でミクロネシア連邦のエマニュエル・モリ大統領との昼食会を開き、伊良部鮪船主組合所属の遠洋漁船「大幸丸」が同連邦当局によって拿捕された問題などについて意見交換した。モリ大統領は「本国に戻り現状を確認の上、できる限り協力したい」と述べた。中曽根外相は「邦人保護の観点から関心を有しており、事態の迅速な解決に向け、ミクロネシア連邦側の協力を得たい」と申し入れた。

 日系四世のモリ大統領は日本と同連邦との国交樹立二十周年を祝う記念式典に出席するため来日。外相と大統領は二国間関係の重要性を再認識し、より一層、友好関係強化に努めていくことで一致した。

 一方、外務省によると友井幸洋船長は「GPSが故障し、場所がずれていたようだ」と連絡してきており、現地の漁業規制に違反した可能性があるという。友井船長と外国人船員ら八人は同国ヤップ島に入港した船内で拘束状態にあり、保険組合を通して依頼されたグアム島の弁護士が釈放を求めて交渉に当たっている。

 同省大洋州課は「領海侵犯といった重大事案ではないと聞いている。何らかの制裁金が科される可能性はあるが、特殊な事情がなければ釈放まで時間はかからないはず」と話している。



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by suyap | 2008-11-15 20:52 | ヤップと恥ずかしいニホン
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