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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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マンタのいない海もまた良し^^

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なんとなく、マンタさんの登場率が鈍ってる。きょうは大潮の3日後と最高の潮まわりだったのに、ミル・チャネルでは、どこのサービスのボートもマンタに会えなかった。かわりに、最近やけにアクティブなオニカマスと、いつもながら見事なギンガメアジの群れを堪能!水温がちょっと下がったかなって感じたけど、わたしのコンピューターの水温表示は、28度と29度の間をいったりきたり。

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満潮を過ぎて濁りが強まったミル・チャネルを後にして、2ダイブめはバーティーゴへ。きょうのサメさんは、9匹のオグロメジロザメ(グレイ・リーフシャーク)と、あちこちの浅瀬からスーッと出てくるので個体数まで数え切れないツマグロ(ブラックチップ・リーフシャーク)がいっぱい。しかし、それよりもなによりも、ここは昔からウミウシ類の宝庫でもありまして...。1センチにも満たないシロウネイボウミウシPhyllidiopsis striata)のベイビー(↑左↑)を見つけたのは、嬉しかったなあ。

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きょうはイボウミウシが豊富のようで...。ハッキリと触覚を立てたコイボウミウシPhyllidiella pustulosa)(↑左↑)と、ハイイロイボウミウシPhyllidiella granulatus)(↑右↑)。

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波もうねりも小さかったので、5mで安全停止を終えたあと、サンゴ場を抜けたサーフ・ゾーンまで移動して、この辺の住人である小さな方々にもご挨拶。↑右↑はミヤコキセンスズメダイChrysiptera brownriggii Bennett, 1828 あるいはChrysiptera leucopoma Cuvier, 1830)。あはは、学名っておもしろいね、違いは命名が2年の違いだけに見えるけど、いまだに両方の名前が通用してるみたいだ。日本の図鑑は(Chrysiptera leucopoma)を採用しているのが多いみたい。どっちかに決めないのは、なにか理由があるのかなあ...

同じく↑左↑のモンツキカエルウオBlenniella chrysospilos syn. Istiblennius coronatus)も複雑な事情をお持ちのようで(笑)。こっちは属名が2つ、われはモンツキカエルウオ属(Blenniella)なりやカエルウオ属(Istiblennius)なりや?まあ本家から分家が独立するようなもんだと思うけど、日本にあまりモンツキカエルウオ属(Blenniella)がいないので、日本のセンセー方はいまだにモンツキカエルウオちゃんをカエルウオ属(Istiblennius)にしたままなのだろうか?←オレにはどっちだっていいことだよぉ by モンツキカエルウオ



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by suyap | 2008-10-31 23:12 | ヤップの自然・海
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