3ヶ月前の記事、
ウミウシと沈船とに載せたウミウシの正体について、
Australian Museum Sea Slug Forumを運営するBill Rudman先生に問い合わせてが、ついに
ミゾレウミウシ(
Chromodoris willani)の色彩変異個体に違いないだろうとのお答をいただくことができた。
わたしの問い合わせ文と写真が、先生の親切なコメントと一緒に、こちらに掲載されている。
Chromodoris willani from Yap, Micronesia
この変り種が
ミゾレウミウシじゃないかってことは、
沖縄のウミウシという素敵なウミウシ図鑑の著者でもある座間味の
小野にぃにぃが、すでに
こちらのコメントで、指摘してくださっている。さすがだね!
右の写真は、通常の色彩と模様をした
ミゾレウミウシ。質問には格好つけてダイアナウミウシ(
Chromodoris dianae)ではないでしょうか?と書いたのだけど、両種の違いを丁寧に写真つきで説明してくださった。
それによると、通常のもの
ミゾレウミウシより黒線の数がずいぶん多いものの、触覚とエラの上に散らばる小さな白点が、
ミゾレウミウシの特徴なのだそうだ。
さらに先生は、もしこのウミウシが灰黒色のカイメンの仲間を食べているところが写っている写真があったら見てみたいとも書いておられるけれど、残念ながら、そういう場面がハッキリしたのがない。とりあえず、同じ日に撮った写真を、何の修整もせずに数点送ってみた。
こんな経験をすると、ますますウミウシ探しが面白くなるけど、だんだん衰えている視力を、まずなんとかしなきゃ...。目玉の運動、効くかしら?(笑)
小野にぃにぃのミゾレウミウシ記事、すっごく面白くてタメになるなあ... ぜひ読んでみて、そして図鑑も買ってあげてね!:
う~ん、しゅぽん!
ミゾレのエサ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしかったら
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