
ちょっと長めの島内観光を終え、ほっとしながらマリーナの店に帰る途中、ふと空を見上げると、虹が出始めていた。
かつては
MOBILとあった看板が、最近
FSMPC(ミ
クロネシア連邦石油公社)へと塗り変えられたヤップの石油備蓄基地の上を、またぐような形で虹がかかっていた。

現在ヤップで一番安いガソリン価格は、1ガロン=$5.65(1リットルで約$1.57)。これからもジリ貧のアメリカ系石油を買い続けなきゃならない独占契約をモービルと結ばされたこの国の石油公社が、今後どうなっていくのか、誰にも先行きがわからない。せめてこの虹で祝福してもらおう。

工事中のガニール橋を渡って
YCAの前まで来ると、見事な虹がくっきりと建物の後ろから上がっていた。
おっ、これは...虹の根元が見つかるかもしれない!
モチロン、そんなことはありえないのだけど、仕事を終えた安堵感とともに、ちょっと虹の根元探しに出かけることにした(笑)。

とはいっても、そんなに遠くに行ったわけではなく、店の前に車を停めて、WAABの岸壁の向こう側がよく見渡せる場所にテクテク歩いていっただけ。WAABのワッチマンのおっちゃんが、
何してんだ~?て顔で見てたけどね。
それで、フェンスの間にカメラのレンズを差し込んで、トミールの台地の向こうから立ち上がる虹の写真をゲットしたころには、だんだん色が薄まってきていて、夕暮れも迫ってあたりも薄暗くなってきた。

反対側を振り向くと、4年前の台風で座礁した運搬船シシリア号の残骸の向こうで、お日様が木の陰に沈下するところだった。
あしたも、良い天気になるといいね...
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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