北西のアウトリーフ、
ミル・チャネルからも近いところに、
ヴァーティーゴ(めまい)というダイブ・サイト(日本式にはダイビング・ポイント)がある。その名の由来は、たいてい抜群の透明度を期待できるからだが、潮時や風向きによっては濁ることもある。この日もちょっと低めの透明度だったけど、ここの名物
ツマグロ(ブラックティップ・リーフシャーク)が、もの欲しそうにやってきた。
サービスによっては、ここでときどきサメの餌付けをやっているので、サメに限らず、たくさんのサカナがダイバーのまわりにまとわりつくようになっている。おかげで、餌を持っていかなくても(わたしは餌付けには反対だ)、ボートのエンジン音を聞いただけでサカナが吹っ飛んでくるようになった。
君たち、サカナとしての自立したプライドっちゅうもんは、ないんかい? by suyap(笑)
この場所に設置してあるダイビング・ボートの係留ブイのまわりが、だらだらと
オニヒトデの食害にあっている。新しいサンゴが育ってきたなと思っていると、また
オニヒトデも復活して食べられてしまう…というパターンの悪循環。左上の写真にも3匹の
オニヒトデが写っている。
そんなことを心配しているわたしたちの気持ちにおかまいなく、次々と登場するもの欲しそうなサメくんたち。今度はでっかい
オグロメジロザメ(グレイ・リーフシャーク)がぞろぞろとやってきた。今回は総勢7
名匹様!とはいっても、このフレームに入ってるのは1匹だけだけど…
ダイバーたちがサメに見とれているその下では、小ぶりな
ニジハタが物思いに沈んでいた。
このままオニヒトデが大勢で居座ると、オレたちの住処や掃除人の居場所がなくなるではないか… by ニジハタ
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