左の写真は、10人くらいが両手を広げてやっと囲めるくらいの
ガジュマルだ。ヤップでも最近はこういう巨木・老木は、なかなか生きるのがたいへんそうだ。ちょっと前までは、こういう木には神さん(木の精霊)が住んでて、それがちゃんと見える人々もたくさんいたのに...
旅館の女将業とライターをかけもちでとっても忙しいはずなのに、いつもスパッとした切り口と画像でいろいろな情報を提供してくださる
人類猫化計画のロキさんだが、今回の
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略シリーズは、現在のグルジア+アメリカ VS ロシア関係だけでなく、19世紀から連綿と続く不毛な大量殺戮=戦争の歴史を、改めて考え直させてくれた。
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略 その1
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略 その2
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略 その3
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略 その4
ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略 その5
かくして、「革命」は「作られる」
これを、
アメリカは民主主義を広めようとしているだけだ、それも民主的に公開された方法でなんてノーテンキな解釈をしてしまうヒトは、20世紀初めのロシアでは、
人民のためにボルシェビキ革命に熱中していただろうし、文革時の中国では、勇んで紅衛兵になっていただろう。また明治維新前後の日本では、勝てば官軍、ちょんまげ落としてヘンテコな洋装軍服に身を包み、朝から洋食を食べてた口かもしれない。かく言うわたしも、うら若きティーンエージャーのころは、ボルシェビキだの、紅衛兵だの、シオニズムだの、訳もわからずにかなりカブレてましたけどね(笑)。
ところでマルクスやエンゲルスの生活を支えたのは誰だっけ?レーニンが封印列車で革命寸前のロシアに潜り込んだ経緯は?坂本竜馬の海援隊の資金源は?竜馬の死後その金はどこに行った?う~ん、考えなきゃならないこと、もっと調べなきゃならないことが、山のようにあるなあ...
2001年9月11日から半年後に、突然、目からウロコが落ちて、
王様は裸だ!と言い続け考え続けることを使命と感じるようになって以来、人類と地球の将来に絶望を抑えきれなくなりつつも、それでも真実を知りたい願望は、ますます強くなっている。
最近のブログ言論を見てて、ふと気がついたことなのだけど、アンチ自公政権を主張する人々の中でも、
●民主党は小沢対立候補を擁立して、何が何でも代表選挙をするべきだ派
と、
●「911陰謀論」をいう奴はポピュリズムに犯された奴だ派
と、
●植草さんを正面からまともに評価したくない派
が重なってることに気がついた。どうでも良いことだけど、書き留めておきたい。(もうひとつ個人的には、この「派」の方々は、欧米の特に白人に出会ったら、ドキドキしながら一生懸命英作文を頭の中で考えて愛想を振りまき、自己満足の範疇の「会話」をして悦に入るタイプのような気がする。これは、あくまでもわたしの勝手な妄想ですので、悪しからず)。
権謀術数の渦巻く国際政治の中で、戦略を持たない空理空論や展望ほど無意味、もしくは有害なものはない。今の民主党で代表選に対立候補を立てることは、現政権維持派にとっては思う壺、そんな見通しすらできず「理想」を掲げ(た振りをして)、いったい何が得られるというのだろう?
それより心配しなきゃならないことは、切羽詰ってるアメリカと、それを動かす勢力どもが、日本のインド洋ガソリン・スタンドの存続と政権シフトのリスクをどう切り抜けようとするか、しっかり見極めて、それに対して上手い舵を切れる政治家たちを政権に据えることだろう。今の民主党が不安なら、より対米従属+新自由主義+親自公派の民主党代表選候補(そんなのしか出てこない)を熱望する(というか、それを煽る)より、民主党が政権を取ったときに暴走させない手を講じるほうが、よほど大事じゃないか!下手すると70年前の悪夢、テロから戦争へ驀進する危機が、日本のすぐ側に迫っているんだからねっ、今の状況は!!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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