7月21日は「海の記念日」だそうで、ヤップにはそんなのはないけれど、いちおう心の中で海に感謝の意を表してみたら、海もそれにでっかく応えてくれたみたい。
ぜひぜひ南のポイントにというゲストのリクエストで、午前7時過ぎに出航して目指したのは、まず
ヤップ・カバーンズ。南を楽しむにはまだちょっと満潮時間が早すぎたけれど、まあ、まずまずの感じで楽しめた。カバーンズ(Caverns)だから、やはり穴には入らなきゃ...(写真左上)。
2ダイブ目は
マジック・キングダム。ここは今、↑写真のように、成長の速いサンゴが生き生きしてて、ヤップ一のお花畑だ。しかし、ちらほら
オニヒトデが食い荒らしている場所もあるので、今後、
サンゴと
オニヒトデとどっちが優勢になるか要観察だ。
マジック・キングダムでは毎度おなじみの
ホソカマス(
Sphyraena novaehollandiae)、きょうはかなり沖のほうにいた。ゲストと協力して中層をうまく囲い込むと、ややトルネード状態に^^ このあと、
ギンガメを見たり、
サンゴを堪能したりの90分間ダイブを楽しんだ。
午後は潮が下げきるのを待って、
テレグラフ・リーフに入った。まだ浅いところの透明度は低かったけど、まずは
ホワイトテイル・ウィップレイ(
Himantura granulata)と
マダラエイ(
Taeniura meyeni)からお出迎えしてくれた。ところで写真の
マダラエイはずいぶん寄せてくれるなあと思ってたら、なんとシッポがなかった!われわれに超接近で囲まれたあと、バランスとりにくそうに泳ぎ去っていった。そして...
広いリーフ・フラットを沖へ沖へと出て行くと、ついにやってきてくれました!!このダイビング本命だった
ブラックフィン・バラクーダ(
Sphyraena qenie)の群れ。
2回くらい全員がトルネードの中に巻かれ、ワ~イ、逆水族館だ!(サカナが見るほうで、わたしたちが見られるほう)の状態。どのサカナの目も、
なんだ、こいつら?なんだ、こいつら?なんだ、こいつら?と、中にいるわtしたちを観察してる。そのうち、
こいつら食い物じゃねーよーだ、
こいつら食い物じゃねーよーだ、
こいつら食い物じゃねーよーだと言いながら(たぶん)、泳ぎ去っていく(笑)。
こちらのボケボケ写真は、カメラがオート・フォーカスしないうちに一瞬で撮った、泳ぎの速いアジ系2種。それでもまぐれはあるもんだから、ポケデジ持って海に入るのは楽しい。まず左のは
ホシカイワリ(
Carangoides fulvoguttatus)、おいしそうだねえ、君(オイオイ)。
次は、 あっはっは、これじゃ何かわかりませんね... 海が静かだったので、水深2-3mの浅瀬まで上がって
モンツキカエルウオを探していたときに見たこのサカナは、リーフの波がブレークする寸前の場所を悠々と行く
ロウニンアジ(
Caranx ignobilis)だ。スポーツ・フィッシングでGT狙う人は、ここら辺にルアーが入れば良いんだね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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