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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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海中の戦争遺物(その2)

ヤップ某所の水底に眠る、この物体はいったい何だろう?
海中の戦争遺物(その2)_a0043520_235954.jpg

長さ2メートル弱、直径約30センチ、魚雷にしては短かすぎるけれど、形はまさに推進機を取り除いた魚雷形だ。武器弾薬のことには全く疎いわたしだが、太平洋戦争中に米軍戦闘機から投下された爆弾が、不発のまま沈んでいるものではないかと思っている。

海中の戦争遺物(その2)_a0043520_003436.jpg気になって、砲弾類の写真をネットで検索してみてもなかなか出てこない。もしこれが不発弾だったとして、水深30mの海底に64年以上も眠り続けた爆弾が、ある日突然、自然に爆発するようなことはあり得るのだろうか?ヤップにも相当量の爆弾が投下されているはずだから、まだ他にも海中不発弾があってもおかしくない。この物体の正体を推測できる方がおられたら、ぜひご一報ください。


海中の戦争遺物(その2)_a0043520_12111114.jpg水路の砂泥底に、カイメン類をたくさんまといながら、訪れるものもなくポツンと横たわる武器。すぐ側に、それをじっと見守っているポーキュパイン・レイ(Thorny ray)Urogymnus africanus)がいた。このまま安全に朽ち果ててくれるものなら、そっとしておきたい。


海中の戦争遺物(その1)



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by suyap | 2008-07-18 23:43 | ヤップと戦争
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