今回の
ヤップで頑張る日本製品シリーズは、あの
ごきぶりホイホイで有名な
アース製薬の巻。海外版
ごきぶりホイホイの
Hoy Hoy Trap-A-Roachというがヤップで売られていたこともあったのに、このところぱったりと見なくなった。うちの店にも、
わたしのウエットスーツのすてきな臭いにつられてか、たくさんのゴキブリが徘徊しているので、
ごきぶりホイホイは大活躍だったのに残念だ。何か良い手はないかな、と思っていると、同じ
アース製薬製の、
Trap-A-Rat(
ネズミホイホイ)という製品を見つけた。


ゴキブリとネズミでは大違いではないかとも思うが、大は小を兼ねるかもしれないし(笑)、ともかく買ってみることにした。1箱$2.55ナリ。

これを書くために、
アース製薬のウエブサイトに行ってみたら、なんと創業は1892年(明治25年)、「アース」という殺虫剤を作っていたのだそうだ。(
アース製薬株式会社沿革)

ところで、英語では上の写真のようにEarth Chemical Co. Ltd.になっているのに、タイや中国のグループ会社では
ARSというロゴを使っているのは、なぜ?(
アースグループ)

買ってきた
Trap-A-Ratを、早速、わたしのウエットスーツの足元に置いてみた。ゴキブリの餌が無いのが気になったが、わたしのウエットスーツの魅惑的な臭いで、こっとゴキちゃんは寄ってくるだろう(笑)。糊のような粘着性の厚いコーティングはかなり分厚い。さすがのゴキちゃんも逃げ出せないだろうね。

そして、一夜が明けると...
な ん で こ う な る の ? ? ? ふだんは店のなかに入ってくることなんか絶対にない茶色のトカゲ君が、寄りによって最初の犠牲者になるなんて、この世はアンフェアな事柄に満ちている(ゴキブリがかかればフェアというのもおかしいが。それにトラップを置いたのはそもそも誰だ?)
トカゲはかなり暴れたらしく、トラップも動いててフロアのあちこちが粘着糊でネチネチしている。彼の前足はピタッと胴体にくっついて動かせないらしい。

そのまま見捨てるに忍びなく、店の前の芝生の上に逃がしてやったけど、しっぽから頭まで糊だらけで、とくに両前足が使い物にならないので、どうにも動きが取れないらしい。かといって、彼を身体ごと洗ってあげるほどの親切心やゲテモノ趣味は持ち合わせないし... このままでは、干乾びるか、ネコやイヌにやられるかだな、と思っていると、

大家のSさんが通りかかって、
そのトカゲをこの花の上に乗せて写真を撮ってやれよと、ハイビスカスの花を持ってきた。動けなくなったトカゲをモデルに写真を撮っているわたしを見て、演出を考えてくれたらしい。
仕方ないので、瀕死のトカゲを花に絡ませて、こんな写真ができました。彼は、赤い花に抱かれて、あの世に還っていくのでしょう。あと味が悪いけど、このトカゲ君のことは、もうこれ以上考えないことにした。
ネズミホイホイは、すくなくとも、トカゲにまで威力を発したことが、これで証明されました!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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