オイ、大丈夫か？

今回は大好きな海の友達のことを書こうと思ってたのに、そうもいかなくなった。写真のヨゾライボウミウシ（Phyllidia carlsonhoffi）も激しく怒りに震えているぜ。

週末はとっても静かなマリーナ界隈なのだけど、きょうは近くのコミュニティ・センターのほうが、少しばかりざわついていた。ときどきイベントがあると、マリーナにあるうちの桟橋のまわりまでゴミが投げ捨てられたり、子供の遊び場になったりするので気になる。それで、午後からちょこっと様子を見に行った。

するとまあなんと、この暑い島で白いストッキングをはいたニホンジンのオネーチャンが出てきて、ひとりで、ノリノリに歌い踊りはじめたではないか！わたしはポップスとかには疎いのでよーわからんが、歌詞は英語でも、明らかに日本の歌だってことくらいはわかる。それにThe Japanese First Queen - Himiko...Virgin Queen♪なんてシャウトしてるし（オイオイ、卑弥呼が日本の最初のクイーンでバージンだったなんて誤解を招くようなこと言わんといてくれ）、このテンションの高さは、さては壺売り、あるいは3色旗教団か？と、しばらく様子を見ていた。

近くにいたヤップ人の知り合いの話をまとめると、まずこの集まりの目的は、来月シドニーで開催されるカソリックのワールド・ユース・デイ２００８に、島の南にあるカソリック教会（ヤップ全体のカソリック教団からではない）から青少年グループを送ろうとしていて、そのための資金集め（日本的に言うとチャリティ）なんだそうだ。だから、ブースが何軒か出ていて食べ物を売ったりもしていた。このワールド・ユース・デイに子供を送る件では、うちにも寄付の依頼文書が来てたけど、その文章が高飛車で失礼に思えたのと、3万ドルもの金をムリして集めて、大勢の子供を（12人くらいだったか？）シドニー送ることの意義を見出せなかったのと、一口の金額が高すぎたので、わたしはカソリックでもないし、カンパは見合わせたのだった。ワールド・ユース・デイについては、雁屋哲さんが面白い記事を書いている。


それで、このニホンジンのオネーチャンが誰かというと、MOMO NAGASEというヒトらしい。英語の自己紹介では大学生だと言っていたらしいけど、この歌いっぷりはトーシローではないだろ。コミュニティ・センターのフロアには、30人くらいのヤップ人が座りこんで見てたけど、まあ横浜は伊勢崎町商店街のほうが、もっと人は集まるだろうなあ。

なんでこのネーチャンがここで歌っとるん？
とまわりに聞くと、なんか知らんがたまたまツーリストでヤップに来てて、歌わせてくれといってきたらしい。そんなアホな！まあ心配せんでも、そろそろ歌い止むだろうよと、まわりは鷹揚にかまえてて、好きなら歌えばって感じで聞いていた。

気になったのでコミュニティ・センターの裏にまわってみると、この歌手のオトーサンという人がいて、青年海外協力隊員のひとりと語らっていた。MOMO NAGASEはこの隊員と同郷の友人だという。へえ～、それで？

それにしても、この集まりはカソリック教会の若者たちのシドニー向け渡航費用集めなんだから、MOMO NAGASEが歌うことによって、より金が集まることを期待してるんだよね？それにしちゃー、どうも集まり具合が...（笑）。マイクのミキサーの前に陣取ってたサングラスのオジサンも、関係者っぽくて気になったんだけど、誰だろね。

いろいろ気になることばかりだったんで、家に帰ってMOMO NAGASE、永瀬もも、永瀬モモ（これはすぐ、金八先生に出てた女優さんで別人と判明）で検索してみたわけ。それでびっくら驚いたわけ。芸能の世界が嫉妬や誹謗・中傷の坩堝だとしても、これほどまでネガティブな記事ばかり出てきて、またそれを放置しておくなんて、いったい彼女のプロダクションは何を考えているんだろう？もしこういう記事が論拠のない中傷だったなら、正々堂々と対処しなきゃ...それとも、かなりの部分が当たりなの？

2010年3月18日追記：
このあとに貼ってた誹謗中傷のリンクは、いまはほとんど切れてるんで、バッサリ切っておきました～♪　関係者の内輪もめだかなんだかしらんが、わたしやヤップにゃ関係ないから勝手にやってくれ！

〇ＶＳ 黙っていられない：永瀬ももVS清水隆
http://shimizut48.exblog.jp/13132147/

それでもMOMO NAGASEというブログを読むと素直そうな子みたいなんだけど、音楽を「伝える＝与える」というスタンスでいたんじゃ、いつまでたっても魂からほとばしるシャウトにはならん気がするよ。

2010年3月18日追記：
以下に貼ってあったリンクも、いつのまにか内容が変わってたのでバッサリ（笑）

で、結局、MOMO NAGASEは、なんでヤップに来たのだろう？
変なプロモDVDなんて、ヤップで作らないでね。

2010年3月18日追記：
この記事を書いて2年近くなって、「永瀬もも」からコメントが来た。それも3つの記事に同じコメントを7つずつ（笑）。そのコメントを全部公開するか、さもなくば削除せよという脅し（のつもり）なんだけど、いちおう歌手だかタレントだかで売り出している「公人」たる「永瀬もも」が「コンサート」の場で撮られた写真をブログに載せられようと、私見を書かれようと、文句は言えまい。ただ「私人」である誰だか知らないオッサンと元JOCVの影絵は、はずしておいたよん（笑）

で、その「永瀬もも」が2年近く経って書いた釈明文がこれ：

ミクロネシア連邦　ヤップ島フェスティバル出演

まず、タイトルからして何のことやら訳わからんところが傑作だけど、内容もぶっ飛んでますなあ（大笑）。もし本人がこれを本気で信じ込んでるんだったら、こりゃもう、救いようがないな。とりあえず、こっちで内容を斬って分析しておきますんで、興味ある方はどうぞ。

で、結局、MOMO NAGASEは、なんでヤップに来たのだろう？

そこで彼女の「友達」だという青年海外協力隊のブログを探ってみると...

ヤップに帰る同じ便に、いつものダイビングショップオーナー（本人曰く“師匠”らしいけど）がいて、一緒にグアムでトランジット。
早速ＭＯＭＯとダディのこと、ライブのこと、テレビ・ラジオ使いたいことなどなど相談。
志が似てるせいか、すごく親身に聞いてくれて、協力してくれることになり。
なんと次の日にライブもテレビもラジオも全部ＯＫ！との返事が♪
ヤップ人Ｐさんの協力も得られることになったから、きっとパァっとライブできるでしょう♪
（5月21日の記事リセットより、下線はsuyap）

断っておきますが、相談を受けたダイビングショップオーナーはわたしではありません。ヤップで変なことする日本政府お雇え短期在住日本人には、専門家であろうが、調整員であろうが、隊員であろうが、面と向かってズバッと物を言うから嫌われてマス（笑）。それはさておき、この記事の「次の日」とは5月16日のこと、なんだ、1ヶ月も前からヤップでの受け入れ準備をしてたんじゃないか！これは立派なプロモーション活動でしょ、仕事でしょ？（観光できているツーリストがそのような活動はできないはず）。ヤップでプロモしても世界的なアーチストにはなれないだろうけど、外国でライブしました、スタジオ出演しましたって日本で言えば、ハクがつくと思っているのか？石貨の前でもライブしたんかいな（笑）。

ところでこの隊員さん、2月にも2週間近くポンペイ行ってたし、4月にもポンペイ、そして4月末から日本に精密な健康診断で一時帰国、それが5月1日にクリアになっても

ということで、すぐヤップに帰れそうです！
でももうすでに友達と会う約束してるしなー。
まーせっかくだし、日本のGW楽しんで、ラッキーホリデーを満喫しておきます
（5月1日の記事CTの診断結果）

ちなみにヤップとミクロネシア連邦首都のポンペイ往復は$1000.00以上、日本往復は格安でも$800.00以上かかります。飛行機代・グアムやポンペイの宿代、年2回の健康診断ももちろんJICA＝国費負担、その間の給料（現地手当てと日本でも積み立て）も出ているはず。いいご身分だよなー。

教師という職種上、ふつう学年末（5月末）は大忙しのはずなのに、彼女がヤップに帰ってきたのは5月15日。

今学期はポンペイ出張とか療養一時帰国とかあってあまり新しい単元を導入してなかったので、日本語クラスファイナルなし！（というかできない。）
生徒にとっては「Wow!!What a big gift!!」だし、私も今までのクラスワークとか出席とかで成績つけるからバタバタしなくていいし楽ちん♪
（5月21日の記事リセットより）

まっ、半月も日本で遊んでたことについては、何の後ろめたさもないようですね。そのうえ

週末にはもちろんダイビング。
今回日本でＥＦＡ取ったからダイビングマスタートレーニングもやっとスタート。
まずはゲストと潜りながら私の苦手なところを少しずつ修正することから。
あとはいつものお手伝いと学科のお勉強☆楽し～♪
（5月21日の記事リセットより）

EFAとはPADIというダイビング指導団体のファーストエイド・コースで（そんなもんヤップでも取れる）、「いつものお手伝い」とは、上に登場した日本人経営のダイビングサービスの手伝いのこと。最近はこういうリゾート隊員が増えていること、JICAさん、知ってますか？

青年海外協力隊、シニア・ボランティア、調整員、JICA専門家の給料や、アパート代や、頻繁な交通費は、国民の税金から払われています！
↑　↑
上のこと、ぜ～ったいに忘れないでね（と書きながら、現状を思えば脱力しますが）。で、くだんの隊員のブログは続きます：

（Youth Live）にＭＯＭＯ　ＮＡＧＡＳＥが参加します。

June 14 (SAT) @Community Center (Colonia, Yap)
10:00~18:00(予定)
ＭＯＭＯは午後公演予定です。

今回はそんなに大規模じゃないけど、ヤップで日本人公演☆
これを機にこれからもこんな感じでイベントを企画・実行していけたら、もっとヤップと日本がつながっていくかも♪
（6月10日の記事Youth Liveより）

君はいったい何しにヤップに来ているの？イベント屋か？売れない歌手のプロモーション・マネージャーか？

ヤップと日本がつながっていくというコトバを安易に吐く前に、その意味を深い部分で（ヤップの将来も見据えて）よ～く考えなさい！＜超大級・怒＞

この記事について、JICA関係者、隊員らの正面からの反論、激励（ま、こりゃ無いだろうが）、待ってます。身内同士で、「またあのsuyapの馬鹿がやりおった」と薄ら笑いしながら傷を舐めあい、陰でゴチョゴチョと誹謗中傷するのは、あんたらの身のためにならんと、ここにはっきり記しておきます。


（08年6月21日追記）
もう火山が爆発しそうです。怒髪天を突くとはこのこと?

oceano：ライブ終了

土曜日ライブ無事終了。
見に来てくれたヤップのみなさん、楽しめましたか？

あんなノリもあるんだよ！ってことを見せられたら良かったです。
（2008-06-15 16:15 ）

なに、この上から目線...
あんたが余計なおせっかいしなくても、ヤップ人にはヤップ人の音楽とノリがあるんだからっ（怒）

それに...また島から逃亡、お遊び旅行ですか？
oceano：ASL＆携帯復活＆上ポン

今からポンペイへ。
今回は乗り継ぎが良くってグアム滞在しなくて済むんだ♪♪
ＦＳＭのＪＯＣＶで唯一同じ日本語教師隊員のまみちゃんと引継ぎとかしながらワイワイ遊んで潜ってパーティーして、そのあとまみちゃん帰国を見送りながらチューク行ってダイビング♪
（2008-06-19 23:33）

2007年10月着任
2008年02月ポンペイ
2008月04月ポンペイ
2008年05月日本
2008年06月ポンペイ＞チューク
青年海外協力隊って良いですね。マイレージもいっぱい貯まるだろうなあ。


＜関連記事＞
〇コメント21
http://suyap.exblog.jp/10219560
〇今度はコメント20（笑）
http://suyap.exblog.jp/10268408/
〇なんじゃ、こりゃ（爆笑）
http://suyap.exblog.jp/10440433/



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