夕方の5時過ぎ、そろそろ帰り支度をしなきゃな~と思いながら、ひとり仕事場の床でゴロンと転がっていたら
(これが冷んやりとして気持ち良いのです...)、外でなにやら頻繁な車の音がする。
日曜なのにいったい何事?(店のある界隈は東京でいうと千代田区大手町状態-日祭日はひとっこひとりいなくなります)と気になって、車の行く港湾のほうに行ってみると、ミクロネシア連邦政府所属の連絡船、
カロライン・ボヤジャー(Caroline Voyager)が出航するところだった。
ヤップ州にも2年前に中国政府からもらった
ハピルモホルという連絡船があるが、
これがしょっちゅう故障してて、昨年12月からずーっと稼動していない。それがやっとなおって、今は近くのユリシー環礁まで試運転に行っている。それでも、あくまでも試運転だから、まだ遠くの離島航海には不安がある。というわけで、今回また、連邦政府の連絡船が呼ばれたのだろう。
カロライン・ボヤジャーの緑の幌の下には、デッキ・パッセンジャー(乗客のほとんど)と、島に帰る遺体が乗っている。
いっぽう
2年前まで現役だった日本製のマイクロスピリットも、まだ元気だ。
ハピルモホルが来るまでは、この船が30年近くヤップ州の離島航路で活躍していた。しかしヤップ州に2つの連絡船を維持する金はない-というわけで、去年から保険にも入れてもらえず、正式には連絡船として人を乗せて走ることはできない。でも、ハピルモホルは動かない、連邦政府の船も来ない、という状況で、どうしても離島航路を走らせなければならないときには、ときどき、こっそり就航しているのだけど(笑)。
カロライン・ボヤジャーは今朝ヤップに着いて、夕方出航、2ヶ月近く船のなかったウォレアイ環礁から先のヤップの離島を経て、ポンペイに帰っていく。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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