［ダイビング］ゴマモンガラお食事中

きょうも台風2号（03W Rammasun）の影響で雲が多く、ときおり雨もぱらついた。風は南あるいは南南西、風力は弱まったものの、まだアウト・リーフに出られる状態ではない。きのうから水温は27度に下がっている。

台風がヤップの西を通過し、まだ北西にいるわけだから、西側はうねりの影響が大きい。ということは、快適に潜れる場所は今のところゴフヌー・チャネルしかない。仕方ないから、きょうもマンタをみましょうねとやってきたら、1ダイブ目は潮が入ってきていて、透明度もまあまあだった。し　か　し、マンタがいない...。そのかわり、水路の中あちこちを、マンタを求めてダイバーが右往左往していた（笑）。そんな中で、ふと目につたのが、なにやら忙しそうなゴマモンガラ（Balistoides viridescens）...


なんと、ホシダカラ（Cypraea tigris）という貝（赤い矢印の先）を、口の先で転がしては、中の肉を食べているではないか。貝さんも、しっかりしたお家があっても、こんなことが起きるんじゃ、おちおち安心しておれませんねー。

わたしたちが近寄ると、ゴマモンガラは不服そうにホシダカラから離れたが、まだ近くをウロウロしていた。ひっくり返っている貝をゲストのひとりが元にもどして、ちょっと離れてみていると、ゴマモンガラは一目散に帰ってきて、また貝をつつき始めた。彼（彼女？）も食べて生きていかなきゃならないんだから、まあ放っておいてあげましょ。

マンタがいないと、いろんなものに目が行くから、かえって楽しいかも。お次に登場したのが、このお方...





オレは、岩だ！岩だぞ～！と頑張って自己主張（笑）しているのは、ワモンダコ（Octopus cyanea）。目を高く上げてあたりの様子を伺っているが、いっこうにその場を逃げ出す気配がない。タコさんも入れてゲストとしっかり「記念撮影」をしたり観察したりさせていただき（オレにとってはいい迷惑じゃ by ワモンダコ）、2ダイブ目にも立ち寄ってみたら、まだ同じ場所で同じ格好で頑張っていた。

ついでにこんなのも...　緑のホヤの仲間のベッドでのびのびしているムカデミノウミウシ（Pteraeolidia ianthina）。あちゃー、写真のピンはどこに合っとるんだぁ？でも色合いがなかなかキレイだと思ったので、恥を忍んで掲載しました。

明日はどんな海になるかなあ...？


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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