ヤップではアン入りの揚げドーナツみたいなのを
アンパンという。もちろんニホン語のアンパンから来ている言葉だ。でもヤップ語は
Nで終われないという特性があるので、ローマ字表記では
Anpangとなる。どこのパン屋でも作っていて、右の写真のように、でっかいのが4個入りで2ドルちょっとくらい。
上のラベルにBeansとかMilkとか書いてあるのは、アンの種類のこと。
そして中身はこんな感じ。Beansは日本と同じ小倉あん、Milkはコンデンス・ミルクがそのまま入っているので、めちゃくちゃ甘い。アンがえらく少ないように見えるけど、パン生地もかなり甘めだし、このくらいでないと甘すぎちゃうかも。よほどお腹が空いてないと、とても2個は食べられない。
ところでBeansの中身の小倉あんはてっきりニホン製だと思っていたのだが、缶を手に取ってよく見ると、なんと
PRODUCT OF THAILANDになっていた。もうずいぶん前のこと、あるパン屋の厨房横で
業務用小倉あんとラベルの貼ってある1斗缶を見たことがあった。今でも業務用はニホンから入ってきているのかもしれないが、商店の棚に並んでいる小さな小倉あん缶詰はタイ製のようだ。
メーカー名を読んでみると、TANO THAI Co. Ltd になっていた。多野さんだか田野さんだかというニホン人がタイに渡り、この地で小豆が安く手に入るのに目をつけて、小倉あん工場を起こし....なんて、わたしの想像はたくましく膨らんでいく(笑)。
とつぜん話がぴょ~んと飛ぶけど、ブログ友だちの
とらちゃんに
この記事をTBしたら、なんと続編の記事中に取り上げてくださった。
黒柳徹子さん「国連児童基金」とアグネス・チャン「日本ユニセフ協会」の似て非なるもの。続編
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51183652.html
わたしが
とっとちゃんのユニセフじゃないほうを胡散くさいと思うようになったのは母が亡くなったとき。定年退職するまでバッチリ働いた母は、年金をたっぷりもらえた口で(動乱の戦中・戦後を生き抜いたご褒美!)、晩年はどこからの伝か知らないけれど、郵便貯金からの自動引き落としにより、毎月何箇所かに寄付をしていた。アグネス・チャンの「日本ユニセフ協会」にも月々3000円も!そして「日本ユニセフ協会」からのDMも残っていた。
わたしはユニセフ親善大使は黒柳徹子のとっとちゃんだと思っていたから、まずアグネス・チャンが代表となっているのを見て
? 次に国連のユニセフがこんなDMを送付するだろうかと思って
? ニホン全国で、母のような年金暮らしの年寄りの口座から、自動引き落としで月々の寄付をせしめれば、こりゃ~、ボロ儲けだわ!
カマヤンさんの記事によると、アグネス・チャンの「日本ユニセフ協会」は統一協会ともつながっているらしい。こんな胡散臭い団体にうっかり寄付なんかしないように、気をつけなきゃね。
とらちゃんによると、こちら↓の口座は、とっとちゃんダイレクトだそうです:
世界の子供へ、募金をお願いします。毎年の訪問国をはじめ、世界の子供達のためにユニセフを通し、その時に一番必要なものを届けます。
みずほ銀行六本木支店
普通1546555
ユニセフ親善大使
黒柳徹子
みずほ銀行からは振込料が無料です。(窓口では、どこの支店でも無料ですが、CDでは支店により有料の所もあるそうです。ゆくゆくは有料に統一するそうです。窓口からなら確実に無料です。2008年3月11日現在)
郵便局からも振り込み出来ます。
郵便口座00130-5-8060
ユニセフ親善大使
黒柳徹子
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