ブログトップ | ログイン

ミクロネシアの小さな島・ヤップより

suyap.exblog.jp

日本のトイレット・ペーパー

円高がどんどん進んでいる。
これからニホンの製品は高くなるなあ...と思っていると...

日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10475123.jpg日本のトイレット・ペーパー_a0043520_1048279.jpg
なんと!ニホン製のトイレット・ペーパーが商店の棚に並んでいた。ヤップで売られているトイレット・ペーパーはアメリカ製か中国製がほとんどで、ニホン製のトイレット・ペーパーなんて、今までお目にかかったことはなかったけどなあ。

日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10491152.jpgちなみに右はヤップのオリジナル・トイレット・ペーパー、野山のお供にどうぞ(笑)。ハイビスカスの仲間で、ヤップ語の名前はビッドという。同じくハイビスカス・ファミリーのオオハマボウ(ヤップ語ではガル)にとても似ているが、うっかり間違えてガルの葉を使ったりすると、破れやすいうえに使用後にイガイガ感が残ったりするのでご用心を。





ところでこちらのニホン製トイレット・ペーパーは、両方とも100%再生紙利用と書いてある。(再生紙を「再生」するために使われる化学薬品やエネルギーを考えると、再生紙が環境に良いとはいちがいに言えないと聞いたことがあるけどね)。
日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10495358.jpg

日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10502798.jpg


値段も4ロール入って$1.95と$2.25なら、アメリカ製よりずっと安く中国製と大差ない。興味と値段がマッチしたので(笑)、両方とも買ってみた。
日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10505954.jpg

このとおり、メーカーも王子ネピア日清紡で、堂々たるニホン製(かな?)。

日本のトイレット・ペーパー_a0043520_10513285.jpg王子ネピアは王子製紙100%出資のネピアと北海道製紙のホクシーが合併してできた会社だというし、紡績会社だと思っていた日清紡が家庭用紙製品まで手を広げてたなんて初めて知った。

ニホンの製紙業も合併・吸収を繰り返しながら、販路を求めてどんどん海外進出しないとやっていけなくなったのか... 労働力は安く押さえられているのだろうなあ(外資がここにも入ってる?)。それにしても、ヤップでニホン製のトイレット・ペーパーに出会うとは...(感慨)。


 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
よろしかったらブログランキングへクリックもお願いします。


◆◇◆ヤップの情報はこちらでもどうぞ◆◇◆
http://www.naturesway.fm/index2.html
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
by suyap | 2008-03-17 10:40 | ヤップで頑張る日本製品
<< [ダイビング]なんとなく春の海 大型クルーズ船入港 >>