意味不明なタイトルで定評のあるこのブログですが...(爆)
ここに勢ぞろいするのは、ヤップのあちこちの店で見かけるツナ缶、しかし、これで全部そろったわけではなく、まだ他のブランドが3つくらいあったような...それに、キムチ入りとかトウガラシ入りとかの邪道(笑)を入れると、もっとすごい勢ぞろいになる。
今回は試しに2つの大きな商店に並んでたのを1品ずつ買ってみたのだけど、First Choice (NBK), YAMATO (NBK), Ichiban (Kyowa Shoji), Sun Flower (Kyowa Shoji), COCO (Shiyo Koeki), Master A1 (Uni Trade)と、ほとんど日本の商社のお取り扱い、ただひとつ、Sapporo (J.S. Exports)が香港だった。加工地を明記していたのは、Kyowa Shoji、Uni Trade、J.S. Exportsのもので、すべてタイ製。ラベルが違うだけで缶詰の形状が全く同じものも多く、Packed for NBKとあるものもあったので、同じ工場でラベルだけ商社の発注に応じて加工しているということもあるかもしれない。値段は85セントから95セントといったところ。
さて、これらのツナ缶の中身のマグロはどこから来たのだろうか?
1990年代半ば、まだマグロが北西太平洋にいたころ、JICA/OFCFの援助でヤップにできたのが右の写真の施設だ。マグロ延縄漁船がヤップで水揚げして、燃料、水と氷をこの施設で供給しようというのが目的だった。いったい、どのくらい稼動していただろうか?マグロの群れがいなくなったせいもあるだろうけど、もう10年くらいヤップで延縄漁船が水揚げしているのを見ていないかも。今ではこの施設は荒れ放題の貸(?)倉庫となっている。
マグロが水揚げされていた頃、ときどき様子を見にいったものだ。水揚げ場は隣の漁業公社の桟橋で、海水に氷を混ぜて氷点を下げた海水氷に漬かったマグロが船倉から揚げられ、コンクリートのたたきに並べられる。それを係員が尻尾に何か棒のようなものを刺して肉質を見て、3種の等級に分ける。わたしは密かにそれを
松・
竹・
梅と呼んでいた。
松と
竹のマグロは飛行機代が払えるようで、すぐにエラの中にアイスノンのような保冷剤を入れられてダンボール箱に詰められる。ところが
梅は松竹の作業がすべて終了するまで放っておかれ、最後にまとめて冷凍コンテナに入れられる。そして1ヶ月とか2ヶ月後に冷凍コンテナが一杯になったころ、やっと船に積まれてどこかに売られていくのだった。台湾やアジアで缶詰や練り製品になるのだと聞いていた。それ以来、ツナ缶を開けるたびに
梅のマグロのことを思い出す。
だけどツナ缶を買うときや食べるとき、今まであまりブランドや製造年を意識したことがなかったが、缶によって肉質や味にけっこうバラツキがあることには気づいていた。それで今回、すべての缶をじっくり読んでみると、驚いたことに賞味期限が入っていたのは、たった2種だった。
こちらは...あと2ヶ月(汗)。早く食べよっと。
えっ???
あのう、これは製造年月日でしょうか、それとも、賞味期限...?
缶詰だけでなく、インスタント・ラーメンもお菓子類も、どうも入荷した時点で賞味期限ギリギリのものが多いみたい。どうやら賞味期限が近づいたものを安く売りつけている商売もあるようだ。とくにヤップでカップ麺などを買うときには、どうかお気をつけあれ。中には粉末スープが湿気で固まってしまっているのもあるからね。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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