ニンゲン社会の一部では
共生社会っていう言葉(だけ)が流行みたいだけど、自然界ではそんなことは当たり前、実はニンゲンの身体の中でもたくさんの細菌やウイルスが共生してるんだよね。彼らは「愛」だの「関係」だのメンドークサイことは考えちゃいない。そこには必然があるだけさ~(笑)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7424958.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7424958.jpg)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_74327100.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_74327100.jpg)
海の中でもたくさんの共生関係が見られる。たとえばハゼとテッポウエビの共生。上下写真の左側は
ロッティリアテッポウエビ(
Alpheus rubromaculatus)と共生する
オドリハゼ(
Lotilia graciliosa)、右側は
コシジロテッポウエビ(
Alpheus ochrostriatus)または
モンツキテッポウエビ(
Alpheus djeddensis)と共生する
ギンガハゼ(
Cryptocentrus cinctus)。
えっ?エビの姿が見えないではないかって?
そっそれは、わたくしめの写真技術とカメラのせいでして...(汗)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7441334.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7441334.jpg)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7445051.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7445051.jpg)
姿は見えねどエビは縁の下の力持ち... 下段の
オドリハゼの下に砂の塊が見えるでしょ?それを持ち上げているのは
ロッティリアテッポウエビ。ハゼと共生しているエビはこうして黙々と穴を掘り続け、ハゼは穴の入り口で番をする-という役割分担があるみたい。いつから一緒に住んでるのか気になるところだけど、おそらく同じ穴で生まれ育ったんじゃないかと思えるほど、すごく小さなうちから一緒に住んでいるのが見られる。
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7221075.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7221075.jpg)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7225170.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7225170.jpg)
ひゃ~、すごいボケボケ写真!
左は
コシジロテッポウエビ(
Alpheus ochrostriatus)と共生する
ハタタテシノビハゼ(
Ctenogobiops tangaroai)で、右は同じく
コシジロテッポウエビ(
Alpheus ochrostriatus)と共生する
ヤマブキハゼ(
Amblyeleotris guttata)。
実はわたしは
ハタタテシノビハゼが大好きで、
ミル・チャネルで潜るときには必ずおなじみさんたちの巣穴を訪問していたのだけど、3年くらい前に突然、あちこちの
ハタタテシノビハゼが消え、同じ巣穴に
ヤマブキハゼが住むようになった。それからしばらくは
ミル・チャネルで
ハタタテシノビハゼを見かけなくなったが、なんと彼らは住処をより深い場所に移していて、また少し数が増えてきたようだ。でっかい
ヤマブキハゼに
オマエ、出て行けって言われたら、きゃしゃな
ハタタテシノビハゼには勝ち目はないだろうなあ...
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_7232961.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_7232961.jpg)
![[ダイビング]共生ハゼたち_a0043520_724595.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/200801/25/20/a0043520_724595.jpg)
そういう耐え忍ぶ
人生魚生が名前の由来かどうかは知らないが(さらに断っておくけど、
ヤマブキハゼが力ずくで追い出したのかどうかも不明です)、上の写真のサカナたちも
ハタタテシノビハゼの親戚筋で、こっちはボディは小さいながらも至るところでたくましく生きていて、
ハタタテシノビハゼほどレアじゃない。左が
ホホスジシノビハゼ(
Catenogobiops crocineus)で右が
ヒメシノビハゼ(
Ctenogobiops feroculus)。双方とも
ニシキテッポウエビ(
Alpheus bellulus)や
モンツキテッポウエビなど、共生エビの選択の幅を広げたのが繁栄のコツだったかもね(あっ、これもわたしの勝手な想像です)。

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