2001年9月11日にアメリカで起きた事件について、
米政府公式報告書は眉唾だと思い始めている人が世界中で増えている中、昨今のニホンではそういう見方をする人を
陰謀論者と決めつけて叩くことが流行っているらしい。他のことではリベラルな意見を持っている人でも、こと9.11に関しては
陰謀論はポピュリズムにつながるなんて書いているのを見ると
お気の毒になあと思う。
9.11事件の真相をマジメに検証している文献でニホン語になっているものがまだ少ないせいか、陰謀「論」(conspiracy theory)という意図的なレッテル貼りに乗せられてか、あるいは単純にゆっくり考える時間がないためか、米政府公式報告以外の可能性を考えること自体を、陰謀「論」と切り捨て、自分で深く考えることを放棄している人が多いのは嘆かわしい。
陰謀(conspiracy)とはそもそも
陰れた謀りごと/計画を意味しており、男の気を引くための女の嘘も含めて(笑)、人の世の出来事の多くは
陰謀によるものともいえる。その嘘を見抜くことは2度と騙されないためには大事なことだが、なんせ陰謀=陰れた謀りごとだから、真相の追求は容易なことではないし、その証拠を握り潰せる側が握っていると、100%の解明は不可能に近い(浮気の証拠を消す亭主みたいに-笑)。
だから、
9.11やったのはアルカイダのテロリストだ!と事件発生から数時間もしないうちに発表した米国政府ってのは、
なんだかな~と今では思うのが、当時はあまりのことに世界中が
催眠術にかかったようになってて-
映像と
音声という形で(
まるで映画を見ているように)、右脳に直接インプットされた印象のサブリミナル効果は絶大だった-事件から半年たってヨーロッパ人から911検証サイトがいっぱい出ていることを教えられるまで、わたしも米政府の発表やレポートを垂れ流す大手メディアの言うことを、
そんなもんかな~と信じていたものだ。
しかし、いったん
催眠術から抜け出してみると、事件当時に大手メディアで流された写真や記事からでも、
米政府公式レポートの眉唾性が、ざくざく透けて見えるようになる。この際、ど素人が専門家のまねをして「科学的に論じたつもり」になるのは不毛である。へたな知識や空疎な論理をこねくりまわすより、
王様は裸だ!と叫んだ子供のような素直な感性(直感)で、
誰かのためではなく自分のために、いろいろな物事の本質を探究しつづけることが大切なのだ。この世の中をより良く深く理解するためにはね。
前置きはこれくらいにして、今回の記事では、そういう不思議な映像をちょろっと挙げて、
王様は裸だ!と叫んでみようと思う。
まずは広く知られた左の写真。WTC北棟に1機目が突っこんだ後、煙がもくもく出ているところに2機目が飛来して...、まるでハリウッド映画を見ているようなシーンだ。当時は28kbpsしか出なかった電話回線接続のインターネットで、わたしはかじりつくようにCNNのニュース配信をあさっていたものだ。あの頃のヤップ島にはアナログのテレビ放送が1局あるにはあったが、サンフランシスコの放送局から送られてくる放映後の番組を録画したカセット・テープを2週間遅れで流すだけだった。しかも事件後にズタズタになったフライト・スケジュールのため航空貨物も大幅に遅れたので、ヤップ島で9.11の様々なTV映像が流れたのは10月も半ばになっていたと思う。
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/
static/terrorism/photogallery/tradecenter4.html
ところで、この北棟に機体が突っ込んだ跡はどうなっているのだろう?突っこんだのが本当に「テロリスト」に操縦されたボーイング767型機だったのなら、エンジンや翼が全く欠損しないで、こんなにうまくはまるものかという疑問は残るが、右の拡大写真では、きれいに両翼ともにビルに入り込んだ跡が見える。多くのビデオや写真で残っているこのシーンの中では特に、
Waving From The Plane Shape Hole
http://www.thewebfairy.com/911/humanwaving/
は衝撃的だ。飛行物体が突っこんだ穴から助けを求めている女性が見える。この件は
米国標準技術研究所(NIST)の見解でも否定していない(できない)。
(その他の参考サイト)
If It's Not a Whatzit, It's a Flying Pig
http://thewebfairy.com/911/flyingpig/index.htm
見逃されていた9.11の驚くべき証拠
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/leonard_spencer.html
9.11翌日NYポストWTC南館突入前噴火写真掲載~
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku674.html
こちらは事件の8ヶ月前に撮影されたペンタゴンの衛星写真。ペンタゴンにはアメリカン航空77便が突っこんだとなっているが、突入場所は写真右上の正方形(ヘリパッド)の左側という。
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/static/
terrorism/photogallery/pentagon01.html
ボーイング757型機とペンタゴンを実寸どおりに縮小し、建物の前に推定どおりの進入角度で機体を置いてみると、右のような感じになるらしい。
写真ソース:
http://0911.site.voila.fr/index.htm
こちらは突入直後の消火作業の様子。ペンタゴンの建物は、突入があってしばらく後に大きく崩壊したことは、既に報道されている通り。それでは、突入直後にはどのくらいの穴が開いていたのかと見れば... 唖然でしょ(笑)。ちなみにこの写真の撮影者は、U.S. Marine Corps photo by Cpl. Jason Ingersoll(ジェイソン・インガソル伍長 米海兵隊)とのこと。
写真ソース:
http://0911.site.voila.fr/index1.htm
(赤いマークは上記サイト管理者が挿入したものと思われるが、上方の矢印はwindow(窓)を指している。つまり、でっかい飛行機が突っこんで火が出ているのに、しっかり窓が見えてるっていう不思議を指している)
そのあとで建物の上階部分が崩壊してこうなった。ちなみに、この写真も上掲の突入直後の写真も、そのひとつ前のペンタゴンとボーイング757を並べた写真でいうと、757機のノーズが向いている部分にあたる。
それでは、もう1度、1番上と2番目にあげたWTC北棟の写真を見てみよう。こちらも機体は完全に建物の中に消えているが、突っこんだ穴からは、それなりに胴体、エンジン、両翼が入ったと思われる跡が見える。それがペンタゴンでは... それぞれの写真を見比べながら、ほんとうに757機がペンタゴンに突っこむ様子をイメージできるだろうか?
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/
static/terrorism/photogallery/pentagon00.html
左は、上のペンタゴン崩壊後の写真の左側部分を切り取って、わたしの下手な技術でコントラストを上げてみたものだ。スッポリ切断されたように右側が崩落しているが、残った側の内部には事務機器らしきものも見える?
米西海岸へ飛ぶはずのAA77便には、まだ燃料がたっぷりあったはず。そして公式レポートのいうように機体もろとも建物に突っこんで、その燃料が燃焼する熱で、機体も遺体もほぼ灰になったのなら、事務機器がこんな形で残れるだろうか?それに機体のサイズや位置からすると、この残った部分はもろノーズと左翼の付け根が突っこんでいなければおかしい。
しかも高温で灰になってしまった遺体のDNAから、テロリストと乗客1人を除いて全員の身元が1ヶ月半という異常なスピードで確認されたという。これが専門家にとっては
異常らしいころは、横田めぐみさんの遺骨鑑定のどさくさを思い出しても想像がつく。
(参考サイト)
ペンタゴン突入機の謎
http://www.911myreport.com/sub3.html
こちらはペンタゴン崩壊後の遠景で、消火後まだそんなに時間が経っていない頃だろう。それで機体の残骸は?遺体は?貨物は?建物のでにはまったく散らばっている痕跡がない!そして更に驚くべきことに、芝生も美しいままに無傷!(注:ペンタゴンには特別な芝生が植えてあるとか?笑):
Intoroducing the amazing new Penta-Lawn)。
それにしても、飛行機はこんなに急には止まれないでしょ。B757型機の垂直尾翼の高さから考えても、最初に開いた穴は小さくて低すぎるし、もし本当にあの穴にノーズが入るように突っこんだのなら、エンジンは確実に地面に当たっていたはず...
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/
static/terrorism/photogallery/pentagon02.html
ヤップ島には週3往復しか飛行機が来ないが、ボーイング737-800型機の離発着を金網ごしに目の前で見ることができるし、風向きによっては自宅の真上を通過する。
左は1980年にヤップ空港で着陸に失敗したコンチネンタル航空のボーイング727型機のテール部分で、いまだにジャングルの中に転がっている。また2000年4月にも、やはりB727機が着陸時、左のランディング・ギアがフニャリと曲がったため、そのまま滑走路を端まで突っ走って、運良く芝生にノーズを突っ込んで止まったという事故もあった。
そういうクラッシュ・ランディングを間近で見る機会に恵まれた(?)お陰で、飛行機が墜落しないでビルの低い階をぶち抜くにはどれくらいの滑走距離が必要で、どれくらい高度が下がっていなけじゃならないか、感覚でわかるつもりだ。
さて、こちらはペンシルベニア州の上空で乗客の英雄的な活躍の果てに
墜落したことになっているユナイテッド航空73便の墜落現場(だそうだ)。それにしても、これが飛行機の墜落現場に見えるだろうか?
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/
static/terrorism/photogallery/flight9301.html
さらに穴のまわりのクローズ・アップを見ると、なんだか、まわりに立っている人たちも、これをどう解釈すれば良いのか途方にくれているみたい?このUA93便の謎については、既にたくさんの推測が出ているので、まずこの穴を念頭において読んでみるのも良いかもしれない。英語だけど、こっちのサイトではたくさんのUA93便「墜落」現場写真を載せて、それらを他の航空機の墜落事故現場の写真と対照させながら、不思議さを際立たせている:
Did Flight 93 Crash in Shanksville?
http://www.thewebfairy.com/killtown/flight93/crater.html
写真ソース:
http://www.pittsburghlive.com/images/
static/terrorism/photogallery/flight9300.html
最後に
こちらでも書いたWTC7崩壊の謎について。写真はビルが崩壊する26分前のBBCワールド・ニュースのシーン(
BBCはWTC7が崩壊する26分も前に「崩壊した!」と報道していた)。翻訳は勘弁してもらいますが、9.11の6週間前にWTCを99年間リース契約していたシルバースタイン氏のインタビューをどうぞ:
Was the WTC7 pulled?
http://www.thewebfairy.com/killtown/wtc7.htmlSilverstein: "and I said...'maybe the smartest thing to do is, is pull it'...and they made that decision to pull and then we watched the building collapse."
彼のpull itが論議を呼んでいるが、pullというのは「何かを引く」動作を意味し、この場合は爆破装置などのレバーを引くことから派生したビル倒壊作業用語であると考えるのが妥当だろう。どっかで「退却しろ」と解釈している記事を見たが、
pull itでは絶対にそんな意味にはならない。
では
FEMAのレポートはどう書いているか?
http://www.thewebfairy.com/killtown/wtc7/collapse.html
The collapse of WTC 7 was different from that of WTC 1 and WTC 2, which showered debris in a wide radius as their frames essentially "peeled" outward. The collapse of WTC 7 had a small debris field as the facade was pulled downward, suggesting an internal failure and implosion." -FEMA: WTC Study, Chp 5 (05/02)
implosion=
内部破裂、なんだ、FEMAも認めてるんじゃない...
(参考サイト)
911 Truth org.
http://www.911truth.org/
Questioning the 9/11 attacks...
http://www.thewebfairy.com/killtown/index.html
September 11 Memorial:World Trade Center Videos
http://thewebfairy.com/911/home.htm
ヒロさん日記:WTC崩落に関する米国標準技術研究所(NIST)の見解
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1503716
(コメントまでよくお読みください)
削除と追記:
ある方のブログ記事に残された布引洋さんのコメントを、ご本人(かどうかは確かめようがないけど...)の希望により削除しました。そのコメント自体はとってもわかりやすくて良かったんだけど。削除とその後の顛末は下のコメント欄のう~んと下の方をご参照ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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