
きょうもまた海モノですみません。「きょう」書いたけれど、実はこの原稿を書き始めてもう2日も経ってしまったのだけど...
小潮まわりと雨続きで透明度の落ちた
ミル・チャネルも何とか
マンタを見ることができたので、この日の2ダイブ目はブルーに抜けた
ミル・コーナーで潜った。外洋は少しうねりが残っていたが、抜群の透明度にワクワクしながらエントリーして潜降していくと、そこではもう
ホソカマスの群れがわれわれを待ち受けていた。ラッキー!
しばらく
ホソカマスと遊ばしてもらってから、流れのかかったコーナーで少し大物を待ち(これははずれ)、浅い方に移動を開始すると、あれあれあれ... ゲストのそばをチラチラ泳ぎ回ってついてくるサカナがいるではないか...!

ハーイ、おなじみの(?)
コバンザメ(コバンザメ属、
Echeneis naucratesで~す。
コバン
ザメとはいっても実は
サメではなく、要するに
サメや
マンタなどの大型のサカナにくっついて、餌のおこぼれを頂戴したり身を守ったりする習性からきた名前のようだ。頭にでっかい吸盤がついていて、これで宿主にぴたっと吸いつく。ときどき自分から宿主を離れたり、なんらかで振り落とされたりすると、こうして新たな宿主を探して泳ぎ回ってダイバーにもつきまとうことがある。
このように吸盤で大型魚にくっついて生活するサカナの仲間-コバンザメ亜目には、4属8種が知られているが、ヤップ近海では、このほかにナガコバン属の
ナガコバン(別称レモラ、
Remora remora)が見られる。この
ナガコバンは体色がグレー(もしくは宿主に近い色)1色なので、黒のストライプを持つ
コバンザメとは容易に見分けがつく。


ところでこの
コバンザメ君、赤いレンタル・フィンを履いたゲストの足回りに執拗なストーカー行為を開始、ゲストも足をバタバタしたり身体をくるくるまわしてストーカーから逃れようとしているうちに、予備のセカンド・ステージははずれ落ち...


それでも必死でしがみつく
コバンザメ(笑)。わたしも思わず接写、激写して、じっくり観察させてもらったが、なんと、
コバンザメ君は自分の身体が仰向けになろうと下向きになろうと、しがみつければ関係ないのね。右写真は、仰向けにくっついて上になったエラ(赤矢印)をパクパクやってるところ。

吸盤が頭の上にあるから、こっちがサカナとしては正常位。下あごが突き出してて、胸鰭がピンと上向きに反ってて、エラはあごの真下、身体はくっついたときの抵抗を少なくするために限りなく扁平。まさにこのサカナの「生き様」を物語る体型でありますなあ...(笑)。
マンタや
サメにくっついている
コバンザメを目にすることはよくあるが、こんなに間近で長いあいだ観察する機会はそうそう無いので、ストーカーされたゲストには申し訳ないけれど、写真を撮りまくってしまった。
この
コバンザメ君は、その後もずっとつきまとい、このゲストがボートに上がったあとも、しばらくラダー(はしご)のまわりをうろついていたのだった。早くまともな宿主が見つかりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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