これは
イバラカンザシと同じ環形動物門多毛綱、ゴカイの一種で、
ケヤリムシの仲間(
Sabellastarte sp.)。体から分泌物を出して泥を固めてつくった棲管(せいかん、管のおうちね)の中に住んでいて、体の先端にある口のまわりに、漏斗(ろうと)状の「鰓冠」(さいかん、カンムリのようなエラってことか)を開いて、これでプランクトンを濾(こ)し取ったり呼吸したりして生きている。あと多毛綱っていわれる理由は、体がたくさんの節にわかれてて、それに剛毛(ごうもう、ってことは毛が硬いんだろうな)が生えてるからだそうだ。
それで
ケヤリムシのお体のうち、ふだんダイバーの目に触れるカンムリ状のエラ=鰓冠の直径はけっこう大きく、10センチ以上もあるのはざらで、色や模様もいろいろだ。ヤップで見かける
ケヤリムシの仲間は、ほとんどがサンゴの隙間に住んでいるみたいだから、管のおうちの中を見てみたいけれど試したことはない。どこでも同じ思いをいだく人はいるようで、
こちらのサイトで
ケヤリムシの全姿を拝むことができる。体長は鰓冠の3倍以上もありそうで、けっこう大きな生き物なんだね。
ケヤリムシの仲間は光に敏感で、ちょっとでも影を感じると引っこんでしまうのが多い。それなのに、この個体はずいぶん鈍感で、どんどんカメラを近づけても全く動ずる気配もなく...
あらら、こんなに近づいちゃったよ(写真左)、カメラ・ハウジングがほとんど
ケヤリムシに接してる状態。お陰でお口の中がよくのぞけます。と、さすがの鈍感君もやっと気づいて、あっという間に引っこんでしまった。
泥を固めたものとはいえ棲管は意外にしっかりしていて、ちょっとやそっと引っぱったくらいでは壊れない。外敵が近づくとすぐに引っ込んで難が過ぎるのをひたすら待ち、やがてまたポカリと鰓冠を出して捕食に励む-手作り(?)のマイホームはなかなか住み心地が良いにちがいない。
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