防衛施設庁と海上保安庁は、辺野古に物量作戦をしかけているようです。
辺野古から緊急情報
http://henoko.jp/info/
駆けつけられる人は短時間でも行ってあげてください。
引き続きカンパもよろしくお願いします。
「辺野古阻止行動・ゴムボート購入カンパ」
通信欄に必ず「ゴムボート代」と書いてください
振込先 郵便振替口座 01700-7-66142
加入者名 ヘリ基地反対協議会
(右上のバナーは「雑談日記」SOBAさんからお借りしてます)
以下は沖縄リーフチェック研究会の安部真理子会長、ジュゴン保護基金委員会の東恩名琢磨事務局長、ジュゴンネットワーク沖縄の土田武信事務局長が、6月19日に那覇防衛施設局を訪れたときのやりとりです:
リーフチェッカー’さめ’の日記「あきれる○○の実態」より引用
***********6/19施設局とのやり取り************
(防は那覇防衛施設局、Qは訪問者側です)
Q:設置機材によるサンゴの損傷状況を施設局独自で調査実施すると前回おっしゃってましたが、終わりましたか?
防:いえ、まださまざまな方面から慎重に確認中でして・・・
Q:いつ終わるんですか?
防:それはちょっと申し上げられません。確認中ですのでご理解ください。
Q:サンゴの着床機材だけですとたったの39箇所ですよね?
防:たったの39箇所と申しますか、39箇所もあると申しますかその辺は物事の捉えようという感じでして。とにかく慎重に誠意をもって対処して参りたい所存で現在確認をしている段階です。
Q:1箇所につき機材の足が8本。39×8箇所を調べればいいだけですよね?あれだけの数のダイバーがいれば半日でも1日でも終わるんじゃないですか?
防:その辺はこの場では申し上げられないのですが誠意を持って慎重に対処しておりますのでご理解いただくしかありません。
Q:設置するのに2日間だったら調査するのも2日間ですむんじゃないですか?論理的に言えばそうですよね?
防:いえ、この場では何とも。確認中としか申し上げられませんのでご理解ください。
Q:大体、工事の現場では設置前の写真と設置直後の写真を撮るはずです。これから海に潜らなくても設置時の写真を見返せばよいだけの話ですよね?それとも設置前&直後の写真を撮影されていない?
防:いえ。そのような写真は確かにあったように記憶しておりますが、その辺も含めてただいま確認中でございまして、とにかくご理解を・・・
Q:写真の見直しもしないというのは要はやる気がないということじゃないですか?
防:とんでもございません。現在確認中ですのでこれはもうご理解いただくしか・・・
Q:39箇所だったら(写真確認作業は)半日&1日仕事ですよね?もう1ヶ月も経っています。
防:その辺はとにかく慎重に確認しておりますのでなにとぞご理解を。
Q:5/21に撮影した写真(キクメイシの上に着床機材が設置されている写真)の地点はもう調査したのですか?
防:いえ、Hさんのおっしゃる場所と我々が見ている場所が同じかどうかの確認が取れておりませんので・・・
Q:いつ取るんですか?あれからもう1カ月経っているんですよ?
防:何とも申し上げられません。確認中でございます。
Q:じゃ、一緒に行きましょうよ。あなた潜れるって言っていましたよね。見ているものが同じかどうか一緒に行けば一番話が早い。
防:いえ。制度上そういうわけには参りませんので。
Q:第三者の立会いの下じゃないと公正とは言えないですよね。では、県と一緒に行ってもらえますか?
防: ・・・・・(少し考えている様子)・・・
Q:大体、この辺は海況が荒いので日が経てば経つほど壊されたサンゴのかけらは流されていってしまうし、藻も生えてきて損傷状況がわからなくなります。調べるのなら早く調べないとわからなくなりますよ。
防:それも含めて慎重に対処しておりますのでなにとぞご理解を。確認中でございます。
Q:藻が生えてわからなくなるのを狙っているのでは?
防:そんなことはございません。とにかく確認中としか申し上げられません。
Q:では話を変えましょう。報道に施設局の作業中止(5月中旬から作業再開6/9-10までのこと)の理由は「サンゴの産卵に配慮して作業を一時中止した」とありますが、近年の沖縄島周辺海域のミドリイシ類の産卵状況はご存知なのでしょうか?
防:・・・(心当たりのない様子)・・・(新聞報道って何だっけ?って顔に書いてある)・・・
Q:私たちでわかる限りの沖縄島周辺域のミドリイシの産卵日をこのように表にしてみましたが、今年は多くのミドリイシの産卵は6/3-6/10に行われています。大昔の教科書通りに満月(6/1)の夜に産卵と考えられたのかもしれませんが、昨年もミドリイシの産卵は満月より2週間遅くなりました。今年も 6/1よりは遅くなることは聞き取り調査程度のことをされれば予測できたはず。各種研究機関に聞けば近年の産卵状況くらいわかることですよ。本気で知りたいのならばその程度の努力はできたはず。
防:・・・・・・
Q:サンゴの産卵日だったかもしれない日(6/9-10)にあえて作業を再開するとはいったいどのような配慮を行ったのでしょうか?何をどう配慮しているのでしょうか?
防 :・・・・・・と言いますと?
Q:前回の沿岸案のときは環境への配慮事項に「夜間には作業しない」とありましたが、今回は配慮事項にそのような記述がありませんし、実際夜間に作業されているようなのでそうすると調査結果に影響が出た可能性もあります。
防:・・・・・・・
Q:サンゴの着床状況を調べるといいながらサンゴの産卵日に作業したら正確に産卵の様子を測ることは不可能ですよね。もっともそもそもこの調査が何を狙っているのかその目的がわからないのですが。何の調査をされてどのような結果が出たらどう判断をくだすつもりなのでしょうか?サンゴの上にサンゴ用の機材を設置する等、やっていることが支離滅裂です。
防:・・・その辺も含めて専門家と相談しながら慎重に確認していきたいと思いますのでご理解をいただきたく。
Q:サンゴの上に着床機材を設置したときも夜間に作業したんですか?
防:それは申し上げられませんが、誠意を持って確認しておりますのでご理解をいただきたく・・・
Q:大体が前回の作業方法に問題がある場合は常識的に考えて、全ての作業をいったん中止して振り返るのが普通なのではないですか?
防:その辺もご理解いただくしか。誠意を持って対処しておりますので。
あとは同じところを堂々めぐり。「いつまでに調査するんですか?」「申し上げられません」、「大体の目安を教えてください」「教えられません」と「情報を公開してください」「出来ません」、「専門家って誰ですか?」「教えられません」と一方的な理解を求められたのみでした。
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一行が那覇防衛施設局に以下の要請文書を手渡しました:
サンゴ損傷等調査(防衛省が設置した各種調査機材によるサンゴの損傷状況の調査)、『現況調査(事前調査)』に関する全面的情報公開を求める要請文書
http://reefcheck.net/pdf/070619appeal.pdf
全文をぜひお読みください。
こちらへもぜひ:
リーフチェッカー’さめ’の日記「あきれる○○の実態」
http://shark.ti-da.net/e1628541.html
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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