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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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2007年ヤップデイ・1日目

a0043520_7304157.jpgウォレアイから帰って息つく暇もなくヤップデイを迎えた。今年の開催地はガギル地区マキ村。ニホン統治時代の公学校(ニホン統治政府がやっていた島民のための学校)があった場所を整地して、新たに突貫作業で(笑)集会場を建てて行われている。右の写真は、今回ホストとなったマキ村の女たちによる、ティヨールという口開けの踊りだ。

a0043520_730655.jpg左の写真はオープニングの一場面。ひな壇に並んでいるのは右から、ヤップ州議会議長、ヤップ州知事、ミクロネシア連邦大統領、ヤップ州離島リーダー会議議長。新州知事就任式のあった1月に、近隣の島々からVIPがたくさん集まったせいか、今年は来賓の数がずいぶん少ない。

写真が小さくてわかりにくいけど、ヤップ州議会議長、ヤップ州知事はヤップ人だから、ヤップ式の正装、現ミクロネシア連邦大統領はウォレアイ出身なので、ユリシー出身のヤップ州離島リーダー会議議長とともに白のフンドシ一枚。こちらでは服装はファッションではなく、その人の出自や立場を表すもので、昔のニホンの着物にも、色々なしきたりや着方があったようなものだ。きのうの記事に書いた新連絡船の就航式のためにヤップに来ているミクロネシア連邦駐在中国大使が、ズボンの上から腰蓑をつけていたのが注意を引いた。もちろん、わたしも会場では腰蓑を着ている^^

a0043520_7312631.jpg以前のヤップデイは、ツーリストを意識してか、動きが派手な棒踊りが多かったが、年々ヤップ本来の踊り、座り踊りを復活する傾向になっている。だから、ことしも女の座り踊りがメインのようだ。左(上)の写真はガギール地区ガチャパル・ワニヤン・リケン村の女たちによる座り踊り。

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まだ学齢前の小さな子供でも、本人が興味を示す限り、踊りに参加させる。これはルール地区バラバット村の女の座り踊り。この村では、踊りの師匠であるオバアチャンがバリバリに元気なので、頻繁に踊りの練習をする機会もあって、いつも素晴らしい踊りを見せてくれる。

a0043520_733597.jpgこちらはマキ村の女の座り踊り。今回のホスト村ということで、踊りが4つも提供されることになっているが、人口の少なくなったこの村の住民にとっては、それは大変なことだった。うちのG嬢はこの村の出身で、最初の口開けのティヨール以外の3つの踊りに出ることになっているのだけど、この踊りは、わたしの座った位置から遠すぎて、あまり良い写真が撮れなかったよ>ゴメン、G嬢。
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初日に披露された踊りは5つで、この日の最後のしめはガギール地区ガチャパル&ワニヤン&リケン村の男たちの立ち踊りだった。1月の州知事就任式でも踊ったものと同じだけど、あれから1ヶ月半、小さい男の子たちもしっかり練習を積んだと見えて、立派な踊りとなっていた。

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ヤップデイというと、伝統踊りのほうにばかり目がいくが、会場には色々な展示が同時進行で行われている。とくに今年の展示は、かなり充実しているように見受けられた。写真は、ヤシの葉でマットを編むヤップの女性(上左)と、ヤシの繊維からロープをなっているヤップ州離島の男性(上右)。

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ヤップ州農業課のブースでは、たくさんのローカル産物が展示即売されていた。上左はバスケット一杯の島産オレンジ・グルグル、上右はヤップ語でマルという、畑に植えるタロイモ。

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こっち(上左)のは、右上のとは違う種類のライという畑のタロイモ(サトイモに近い)と、上右はカボチャ。

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大きなサワーサップ(和名トゲバンレイシ)・シャウシャウ(上左)と、上右はダールというヤムイモの一種(ニホンの自然薯に近い?)。

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そして、これ(上左)が元祖ヤップの田んぼのタロイモ、ラック、わたしの膝下くらいありマス(笑)。上右はでっかいトウガンの仲間。

a0043520_921254.jpg最後はこれ、ドォグというヤムイモの種類。上のダールと違ってトロロ芋にはできないけれど、煮るとホコホコした癖のない味で、主食のひとつだ。

農業課では持ち寄られた農産品の品評会をやっていて、いちばんでっかいヤムイモ生産者とか、タロイモ生産者は会場で発表される。

まだまだ書ききれない展示もたくさんあって、ヤップデイは明日も続きま~す。

2006年ヤップデイの記事を読む<<2007年ヤップデイ>>つづきを読む


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2007年ヤップデイ続き-女の仕事①
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2007年ヤップデイ続き-女の仕事②
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2006年ヤップデイ・初日
http://suyap.exblog.jp/3275793/
2006年ヤップデイ・2日目
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by suyap | 2007-03-01 23:28 | ヤップの伝統文化
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