1日に1食は麺でないと気がすまないほど麺食い(?)なわたしだが、なかでも日本蕎麦が大好きだ。ところが困ったことに、日本蕎麦のストックを切らせてしまった。仕方なくヤップで手に入るスパゲッティや素麺で我慢していたが、うどんも最近よく食べるようになった。
いぜんは「うどんは手打ちでしこしこの麺じゃなきゃ嫌っ」と思ってたのに、いまヤップに入ってきている乾麺は、なかなか捨てたもんじゃないのがわかった。写真は現在ヤップで買える主なうどんブランド、左の2種は日本製だが右の2種は中国製。なかでも右から2つ目のは「山東省産純小麦」なんて書いてあって、太い平麺だけど、しっかり小麦の風味を出している。
それで、レストランでランチを食べるときも、「ラーメン」(もちろんインスタントしかない)や「焼きビーフン」じゃなくて、「うどん」に切り替えた。あるのです。ヤップのどのレストランにも
Udong(うどん)メニュー(笑)。相場は$4.00から$4.50前後で、ラーメンより50セント増しくらい。お出しは、シマヤやヤマキの「だしの素」もあるし、キッコーマンやヤマサの「麺つゆの素」もあるから、お味も日本のうどんとたいして変わらない。
ヤップのうどんやラーメンのスタイルは、まず客が好みの肉/魚を選び、それにたっぷりの野菜と卵が乗って出てくる。ラーメン!とかウドン!とか(日本語の発音で大丈夫)と注文すると、「ホワット・カインド(何うどん/ラーメン)?」と聞かれるから、フィッシュ、チキン、ポーク、ビーフ(米狂牛肉だから避けたほうが良いかも)のチョイスを言う。さらに「レギューラーかスペシャルか?」と聞かれることもある。レギュラーは卵なしで50セント引き、スペシャルは卵入り。
以下は、にわかうどんフリークとなったわたしの
レストランうどんの食べ比べ。ただし、肉はもちろん、何ヶ月も腐らない米国産クスリ漬け卵も気持ち悪くて避けているので、ここで紹介するうどんは、すべてsuyap仕様の「フィッシュうどん卵抜き」だ(笑)。
まずトップ・バッターはガニール・レストラン。
豪快なサカナの切り身が乗っかってて、なぜか
きっこちゃんも大好きな東京たくわんが彩りを添えている(笑)。麺つゆは塩味主体の関西系、野菜はキャベツ、キュウリ、ニンジンが、ほとんど生でザックザク。麺の茹で加減が少し固めでした。
お次はオアシス・レストラン。
どんなレシピにも野菜がたっぷり入っているこのレストランのうどんにも、さっと火を通したニンジン、タマネギ、ブロッコリー、サヤインゲンがたっぷり入っていた。質の良い油で炒めた魚は3センチのサイコロ状、おつゆは醤油味の関東風。ヤップでも一押しのうどんだ。
これはパスウエイズ・レストランのフィッシュうどん。
基本的には上のオアシスと同じ味つけで、野菜によく火が通っているのがわたし好み。醤油味のおつゆも、そんなに味が濃くなくて、薄味の好きな人でも大丈夫。乗っかってる野菜は、この日はキャベツ、キュウリ、ニンジンだけだったが、その日の野菜の入荷次第で、もっとたっぷりつくこともあり。
最後にヤップでしかお目にかかれないのが、ESAレストランのスープ・スパゲティ風うどん。
麺は正真正銘のスパゲティです。いぜん、どうして「うどん」と称して「スパゲティ」なのか聞いてみたら、「ローカルは、日本のうどんの(回虫みたいに)にゅるにゅるしたのを好まないから」という答が帰ってきた。その頃は、まだ「うどん」を出しているレストランがここだけだったから良かったけど、他所がホンモノのうどんを出すようになっても、まだここは頑固にスパゲティうどん(笑)。今では、「ローカル」のせいじゃなくて、これは、ここのシェフの好みなんだろうとわたしは思っている。ともあれ、スープ・スパゲティのつもりで食べれば、それなりに受け入れられるお味です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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