ヤップでいちばん大きな交差点(笑)に、こんな看板が出現した。

SAVE A HEART
心臓を守ろう
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世界一の人殺しである
タバコに手を出さないよう
青少年を助けよう
これはヤップ州立病院のキャンペーンだが、1945年以後のアメリカの統治により、芋とサカナの伝統食から白米と缶詰へと急激に変化した食生活によって、戦後産まれの世代がバタバタ成人病で倒れている。現在も3つの葬式が進行中で、糖尿病、心臓疾患、脳梗塞、ガンetc.で、重病の知り合いが何人も入院中...
問題は食生活だけにとどまらず、飲酒、喫煙、噛みタバコ(メンソール入りの紙巻タバコをちぎってウォッカ漬けにして、
ビンロウの実と一緒に噛む)習慣が蔓延、周囲の大人が日常的にタバコを噛んでいれば、真似る子供も多い。看板が、SMOKINGではなくTABACCO USEとなっているのは、そういうことがあるからだ。
と、ここまで書いてきて、わたしはこのブログで、ヤップのビンロウ噛みのことを一度もちゃんと紹介してないことに気がついた。ビンロウ噛みはあまりにも日常的過ぎて、敢えて話題にすることすら思いつかなかったのか、いや、もうとっくに書いたと思い込んでた...。これについては、近々ちゃんと書きますんで、この習慣を知らない読者の方、もう少しお待ちを!
ビンロウ噛みは「伝統」という意識があるから、青少年がタバコを入れて噛むことに目くじらを立てる大人が少ない。しかし、昔のヤップでは、何もせずぶらぶらしながら、ビンロウをひっきりなしに噛み続けるとか、ましてタバコを入れて噛むなんてことはなかった。ビンロウ噛みは、労働の合間の「くつろぎ」として、あるいはオトナのつきあいを円滑にするツールとして、時と所と立場をわきまえて、ひっそりと礼儀正しく噛まれていたはず。
だが、そんな昔の「伝統」を思い出してタバコ噛みを止めるのではなく、やはり「病気になるから」止めようというアプローチのほうが、現代では説得力があるのだろう。痛い目を見ないと改まらないのは、どこの人間も一緒だね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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