きょうも相変わらず貿易風な日。なぜだか朝がた雨がきて、8時過ぎると晴れるというパターンが続いている。少しでもお湿りのあるほうが、島の暮らしには歓迎だけど。
さて、今回も浅場のサカナの紹介-右の写真はデバスズメダイ。
どこのサンゴ礁でも浅いところで大きな群れをつくっているサカナで、ふつうは鮮やかなエメラルド色をしている。それが、きょうは黄と黒を強めた「婚姻色」になっているのがいた。これは♂なのだそうだ。
それにしても、デバスズメダイって、すごい名前でしょ。
なんでも、下あごの犬歯状の歯が前向きに突き出しているから、こんな名前をもらっちゃったらしい。といっても、見ただけでは出っ歯は確認できないけどね。
ところで、いま
日本魚類学界標準和名検討委員会では、
日本産魚類の差別的標準和名の改名案が検討されているらしい。でも、リストに上がってるサカナの中に、デバスズメダイは見あたらないなー。歯科矯正の発達で、あんまりこういう歯の人がいなくなったせいだろうか?
これらの改名は近々決定される模様で、そうなったらダイバーになじみ深いサカナの名前もけっこう変わる。イザリウオ君は、カエルアンコウ君になるんだって。
わたしがヤップに来たあとで標準和名が変わったサカナも、ずいぶんいる。うっかり昔の名前で「フウライウオ」って言うと、新しいダイバーには通じなかったり(笑)。彼の名はいま「カミソリウオ」だ。
今度改名されるサカナの新しい名前に、いまから慣れておかなきゃ...
それで、この色の変わっちゃった♂のデバスズメダイは何をしているのかというと、砂地の転石と住処のユビエダハマサンゴの間を行ったりきたりしながら、ときどき砂地に身体をこするつける動作を繰り返していた。これは、デバスズメダイのオスは、メスのために産卵する場所をつくって卵を産ませるのだけど、その卵を孵化するまで守っているからだ。外敵(わたし)が来たので、あわてて巣(ユビエダハマサンゴ)に逃げ戻ったけど、それでも、残してきた卵が気になるわけね。
それにメスの産卵は何度も行われるらしいから、オスはまだまだガール・ハントにも忙しく、そのコーフン状態が、この婚姻色になっているということらしい。メスは、その色合いを見比べながら、「あら、このヒトなら良いかもね!」と思って、彼の産卵床についていったりするんだろうか?
デバスズメダイの♂やってくのも、なかなか大変なものがあるようだ(笑)
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