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ミクロネシアの小さな島・ヤップより

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季節はずれの花たち

季節はずれの花たち_a0043520_22544950.jpgヤップでは1月2日はもう平日だ。商店も他のビジネスも、フツーの火曜日になってて、それなりにバタバタ過ごしたわけだけど、2回も01/02/07と書くべきところを、06とやっちゃった今日この頃...

うちの桟橋の前にあるテリハボクが、いま花をつけているのに気がついた。テリハボクの花は、とっても上品で控えめな香りを放つ。そのほのかな匂いで、「えっ、こんな時期に?」って開花に気づいて驚いた。いつもより2ヶ月ほど遅い開花なのだ。

季節はずれの花たち_a0043520_22555847.jpg理由をいろいろ考えたら、去年の7月1日に駆け足で通過した熱帯低気圧を思い出した。写真はその1週間後のものだけど、右側の黒っぽく見える木が、いま花を咲かしているテリハボクだ。左の葉っぱをすべて落としてるのはゴムの木。テリハボクもあれから半分くらい葉っぱを落とした。

嵐で体力弱ってたので、今年は(というか去年はだけど)花をつけるのが2ヶ月遅くなったんじゃないだろうか?でも、見回したら、去年の熱低の潮風を受けた木だけじゃなく、どうやら島中のテリハボクがいま開花してるっぽい。みんなで相談して今回は開花時期を遅らせたのかな?

季節はずれの花たち_a0043520_22571934.jpgこれがつぼみと花。花の命は短くて、開花後、雨に打たれるとすぐに落ちる。ひとつひとつの花の香りは弱いのに、こうして集団で匂うとかすかな香りは海面をただよい、遠く離れた海の上からでも花の香りを嗅ぐこともよくある。

季節はずれの花たち_a0043520_2258596.jpg花に鼻先をくっつけて、クンクンやってると、目の端で動くものがあった。「えっ、君は誰?」

季節はずれの花たち_a0043520_22584736.jpgトカゲ君だか、ヤモリ君だか知らないが、どうもこの花房にご執心らしい。ちなみにヤモリはトカゲの一属だそうだ。それにしても、枝ごと支えて写真を撮っているのに、このスローモーさはなんだ?

こうしてトカゲ(だかヤモリだか)を間近にじっくり観察して、写真まで撮って、「やっぱ、この人たちは、哺乳類とは違うなぁ」と思った。だいたい、彼らの目の焦点はどこにあるんだ?目は口ほどに物を言いっていうけど、これじゃ、何考えてるんだか、わかんないよ。

でも世の中には、こういうトカゲやヤモリの類を愛して、家で飼って繁殖までさせている人たちも、いるんだよね...

みんな違っていいんだ、違っているのが、当たり前なんだ。
だから、こんな目をしたトカゲ君だって、「美しい」と見る人もいる。
アベシンゾーのいう「美しい国」なんて、所詮はこんなものなのさ。100人いたら100通りの「美しい国」があるっていうのが、ほんとうの民主主義が育った国の状態だ、なんてことも、このトカゲ君のお蔭で考えちゃった正月2日目だった。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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by suyap | 2007-01-02 22:52 | ヤップの自然・陸
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