ヤップ島から遠く西の方で熱低が発生したため、きのうよりも高いうねりが寄せていて、ミル・チャネルでは、大潮の満潮前にもかかわらず濁った水が流れ出していた。透明度は水面近くで6m、水底でも10mくらい。でも、なんとか2匹のマンタがゲストに接近してくれて、ほっ。ありがとう>マンタ。
ところで、透明度が低い海中の楽しみは、なんといっても小さな生物をじっくり観察することだ。視界が良いと、どうしても気持ちも視線も遠くに行ってしまい、足元の小さなモノたちに目がいかない。それで、視界がきかない今日のようなときこそ、
そこに行けば必ず会えるこれらの小さな生物たちとお近づきになるチャンスというわけだ。
このハナビラクマノミが住んでいるセンジュイソギンチャクとは、わたしがヤップに来て以来の顔見知りだから(笑)、もう四捨五入すると20年ちかいつきあいになる。彼(彼女?)は、長いこと水深15mの同じ場所にいたが、2年前の大きな嵐のとき数メートル
お引越しして、今は水深10mの場所に落ち着いている。
イソギンチャクの仲間がいったいどれくらい生きるのか、わたしは知らない。ヤップの海のあちこちに、こういう長~いつきあいのイソギンチャクがいるから、もしかしたら彼らはすごく長生きする生物で、中にはわたしより年上の奴もいるかもしれないなと思ったりしている。
こちらは、レッド・ストライプト・ゴビー(学名からレインフォーズ・ゴビーとしている図鑑もある)、体長数センチのミクロネシア固有種のハゼで、ニホンにはいないから標準和名がない。サラサハゼやキンセンハゼと同じ属なので、水中をホバリングしながら餌をついばむ動作は似ているが、急前進・急後進を繰り返す特徴的な動きは他種にはなく、際立っている。
まだ他にもたくさんの小さな生物にご挨拶をした後、5mの安全停止を終えてもなお水中を去りがたく、こんどは水深1mのエリアに移動した。そこでゲストと一緒に30分以上もタンクをつけてゴロゴロしていたら、近くにいたコクテンフグから、「いい加減にしろよなー」と、あきれ顔をされたのだった(笑)。
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