2週間以上も西~南西の風が続き、ヤップ島の西側のリーフは大きなうねりと風波が入ってて潜れるコンディションではなかった。それがやっと!回復したので、今日はルンルンと南西のメジャー・ポイント、ヤップカバーンズとマジックキングダムへ。
これは、かつてマジックキングダムの名物だったリュウキュウキッカサンゴ、別名キャベツ・コーラルの今の状態だ。90年代初めには、このサンゴの見事な群生がこのポイントの売りだったけど、93年の台風以来衰えて、数年前の台風でほとんど壊滅状態となったが、いままた盛んに生育を始めている。このまま大きな嵐がなければ、数年すればまたあの見事な群生に戻るだろう。
2年前の台風直後に見られたオニヒトデも今日は見かけず、ミドリイシ類とくにテーブル状のサンゴの回復は目覚しく、これもあと数年何事もなければ、見事なコーラル・ガーデンに回復するだろう。今でも十分素晴らしいけど。
こんなの生き生きしたサンゴの原を見ながら、わたしは数日前に「殺した」オニヒトデたちのことを考えた。う~ん、自然のことは自然にまかせて、わたしたち人間は人為的な自然の改変を自粛するほうへ努力を向けるべきなのだなあ、と。
リュウキュウキッカサンゴは21m以深から回復してきているので、ちょっと深場から振り向くと、向こうからアオウミガメがのんびり餌をあさりながら泳いできて、わたしたちの近くに座りこんだ。体長1mはありそうなメスで、身体は甲羅もすべすべしてて綺麗だ。健康そうなヤングギャルって感じ。
そして彼女の左下腹には、なんとコバンザメがくっついていた。コバンザメがサメやマンタについているのはよく見るが、カメにくっついてるのを見たのはわたしは始めてだ。藻類を食べているカメのおこぼれをもらって生きていけるんだろうか。それともウ〇チを食べてるか?あるいは次の大家を探すために一時的な宿を提供してもらっているのかもしれない。
このあとマジックキングダム名物ギンカメアジの大群を堪能してると、なんと2匹のマダラトビエイも登場。そしてバラクーダがクリーニングされてるのも見て、元気なチビ・コーラルガーデンをのんびり流していたら、小ぶりなツムブリの群れに囲まれた。おっ美味しそう!(笑)。ツムブリは油がのってて、サシミにしても揚げ物にしても最高の味だ。
という感じで、最後はツムブリの味を口の中に思い出しながら、満足なダイビングを終えたのだった。
◆世界のニュース・ウォッチ
次期日本首相候補者のひとりは、まだ立候補も表明していないのにもう首相気取り。9月20日に国会召集してすぐに新首相承認、同日に閣僚決定?どうやったら数時間で組閣ができるんだ?そして、日本がどんどん戦争をしやすい国になっていく情勢はなぜ起きているのか?
戦争/紛争は宗教や民族や文化の違いでは起きない、必ず金がらみ、どこかで戦争させれば金の儲かる奴らによって「戦争は起こされる」。
20世紀の直前以降に起きた大きな戦争をひとつひとつ検証してみるのは、今を判断するのに大事なことだと思うので、これから
日本人が知らない恐るべき真実「戦争とアメリカの嘘」の記述を引用させていただく。今日は米西戦争。この結果によってミクロネシアはスペインからドイツに「売却」された。戦争は大西洋でやっていても、ミクロネシアを含む太平洋の覇権とかかわりの深い戦争だった。この戦争を境にして、国際金融ユ〇ヤ資本はアメリカに拠点を移し始めた。
米西戦争
・1898 年、キューバに派遣された米戦艦メイン号は、ハバナ湾で突然爆発して沈没。250人の米国人乗組員が死亡しました。米国政府は、それをスペイン軍からの砲撃のせいだと非難し、スペインとの戦争に突入。その結果、米国はキューバ、プエルトリコ、フィリピンを手中に収めました。
ところが最近の海底調査で、メイン号はボイラー事故か火薬庫の暴発で内側から爆発したことが判明。スペイン軍の攻撃ではなかったことが、科学的に証明されています。
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