この記事の前半はヤップ関連、後半は時事雑感です。
「マンタはいらないから透明度の良いサンゴのきれいな海を」というお客様のリクエストに答えてリーフ・ダイビングばかりやってきたけど、潮もそろそろ良くなってきたので1回くらいはマンタをと説き伏せて(?)、早朝の1ダイブをゴフヌー・チャネルで潜った。案の定、マンタお待ちかね(笑)。満潮の上げどまりくらいにエントリーしたが、まだ透明度は20mくらいあって良かった。
今日出てきてくれたのは、メスのF-60。ヤップでは各サービスがてんでバラバラにマンタを名づけているのだけど、うちではハナコとかジャックとか擬人化した名前よりIDとして記録したいと思って、メスはF、オスはMで始まる番号にしている。お客様で擬人化したい方は、どうぞ勝手に名前をつけてくださいということで...
マンタの雌雄を見分けるのは簡単だ。オス・マンタには尻尾のつけ根の両側に可愛らしいおチ〇チ〇がついている。それも2つも!写真のマンタはメスだから、それがない。
ある男性はマンタのオスには2つもあると知って、「僕はひとつでも往生しているのに、マンタのオスって大変なんだなあ」と感想をもらしたが、世の男性諸君、あれって、そーゆーもんなんですか?(笑)。
さて、雌雄がわかったら今度は腹の模様だ。これが人間の指紋のように個体ごとに違っていて、一生変わらないらしい。だけど、いろいろなマンタが一度にたくさん出てくると、どれがどれだかわからなくなることが多い。わたしはあまり細かく観察したり記憶に留められる性格じゃないので、最近はバカチョン・デジカメを持って入って、こうして機会があるときだけ腹の図を写真で記録するようにしているわけだ。
ヤップのマンタの人口(マンタ口)にもけっこう増減があって、同じマンタが長い間見られたり、短期間いて姿を消してしまうマンタがいたり。マンタは何百キロも海洋を泳ぎ回る生物だし、何百メートルも潜ってプランクトンを捕食しているわけだから、こうして、ある日、ある時、ヤップの水路で出会えたら、「良かったね」で一期一会を楽しめば良いのでは...というのが、わたしの個人的なマンタへのアプローチである。
◆8月23日21時56分現在のヤップ気象データ
天候: 曇
風向: 変わりやすい風
風力: 5ノット
気圧: 1012hPa
湿度: 88%
気温: 25℃
過去24時間の最高気温: 31.7℃
過去24時間の最低気温: 22.8℃
(注)「天候」「気温」に関しては、観測時間によってデータに大きく差がでます。一般的に夜は雲が多く気温も低いです。
◆世界のニュース・ウォッチ
日本のメディアにはあまり流れないのでわかりづらいレバノン戦争停戦の流れと状況が、
田中宇の国際ニュース解説「ヒズボラの勝利」
にきっちりまとめられている。
これらのことから考えて、レバノンでの停戦は、長続きするとは考えにくい。
近いうちにイスラエルはレバノンでの戦争を再開する可能性が大きい。8月
20日にイスラエル軍がレバノン中部のバールベックを再び攻撃したが、これ
が停戦崩壊の始まりになるという予測も出ている。8月20日、イスラエルの
ペレツ国防相は「次の戦いに備えよ」と発言した。
レバノン国内には、1980年代にイスラエルがレバノン南部を占領してい
た時期にイスラエルの傀儡軍として活動していた勢力がいる。彼らがイスラエ
ル軍と結託し、ヒズボラのふりをしてイスラエルに短距離ミサイルを発射し、
それを呼び水としてイスラエル軍がレバノンに再侵攻するのではないかという
懸念を、レバノン側が表明している。
中東に大戦争を起こして儲けるのは誰か?戦争は宗教や民族の違いでは起きない。金絡み経済絡みで世界の仕組みをしっかり見張っていこう。「中東が片付いたら極東だ」というプランがあるのだから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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